過眠症の原因・症状とは?
過眠症(カミンショウ)の原因
十分な睡眠時間を確保しているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じる状態。中枢神経の障害による中枢性過眠症と、睡眠の質の低下に伴う二次性過眠症に大別される。中枢性過眠症には、覚醒を維持する神経伝達物質オレキシンの機能低下が関与するナルコレプシーや、原因が明らかでない特発性過眠症、周期的に強い眠気を繰り返すクライネ・レビン症候群などがある。一方、二次性過眠症は睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、周期性四肢運動障害、精神疾患、薬剤、生活リズムの乱れなどにより睡眠の質が低下することで生じる。
過眠症(カミンショウ)の症状
主な症状は、日中の耐えがたい眠気や突発的な居眠りである。ナルコレプシーでは短時間の居眠り後にすっきり目覚めることが多く、感情をきっかけに脱力する情動脱力発作を伴うことがある。特発性過眠症では長時間の居眠りや起床困難が目立ち、目覚めても熟睡感が得られない傾向がある。二次性過眠症では、夜間の睡眠障害に加え、集中力低下や倦怠感などがみられる。
過眠症(カミンショウ)の治療
治療の基本は、十分な睡眠時間の確保と生活習慣の見直しとなる。中枢性過眠症では、日中の眠気を抑える覚醒維持薬や、病型に応じた薬物療法が検討される。二次性過眠症では、原因となる睡眠障害や基礎疾患の治療を行うことで、症状の改善が期待できる。
【受診科目】
- 心療内科
- 精神科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
過眠症の原因・症状・治療方法
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眠れないのではなく、眠た過ぎてしまう
過眠症は、日中強い眠気に悩まされる睡眠障害の一つで、思った以上に多くの人が影響を受けています。原因はさまざまで、代表的なものには睡眠時無呼吸症候群や夜間に無意識に足が動くことで睡眠が妨げられる周期性四肢運動障害、ナルコレプシーなどの中枢性過眠症があります。また、ADHDなどの発達障害の一部の人でも、覚醒を維持しにくく過眠が見られることがあります。こうした背景を正しく鑑別することは、適切な治療や生活改善につながります。
過眠症は職場や日常生活に大きな影響を与え、居眠りを指摘されることも少なくありません。しかし、症状の原因を突き止め、適切に対応することで、眠気は改善し、生産性や生活の質も向上します。問題は、「どこに相談してよいかわからない」という方が多いことです。発症時期が幼少期からで気づかない人や、職場での指摘で初めて受診する人もいます。当院では、こうした過眠症の原因を幅広く鑑別し、個々に合った治療を行うことが可能です。
たかおクリニックメンタル総合ケア
幡手 隆雄 院長
- 江東区/門前仲町/門前仲町駅
- 精神科 ●心療内科