浅川 貴介 副院長
TAKASUKE ASAKAWA
「患者さまのお話をよく聞く」のが『浅川クリニック』の診療スタイル
私立東邦大学医学部卒業。公益財団法人日産厚生会玉川病院にて初期臨床研修医修了。東邦大学医療センター大橋病院に腎臓内科に在籍。医療社団法人七福会ホリィマームクリニック勤務を経て、2022年より『浅川クリニック』にて現職(東急世田谷線「世田谷駅」から徒歩5分)。
浅川 貴介 副院長
浅川クリニック
世田谷区/世田谷/世田谷駅
- ●内科
- ●腎臓内科
- ●リハビリテーション科
祖父の代より60年以上。地域に根ざしたクリニック
『浅川クリニック』は私の祖父である浅川未来によって開設され、父(浅川 一洋 院長)が継承したクリニックです。息子として生まれた私は、特に言われるでもなく、自然にこの道を進むことを受け入れられたのです。
大学卒業後は腎臓内科を専門として診療に臨んできました。現在は臓器別に見ることが一般的ですが、腎臓内科の場合、様々な付随する合併症があるため、全身を幅広く見ていくことが求められます。それは内科医として働きがいがあると感じられたのです。のちに在宅診療にも携わりましたが、いずれこのクリニックを引き継ぐものとして、ご高齢の方を含め、幅広く対応できる医師になりたいという目的があったのは確かですね。
2022年の春より当クリニックの副院長として診療に従事しています。祖父の代より60年以上、地域のかかりつけ医として歩んできたこのクリニックを、父とともにさらに充実させていきたいと思っています。
外来診療はもちろん、オンライン診療も
胃腸炎や風邪、今であればコロナもそうですが、若い世代は急性疾患で来院されることが多いですね。中高年以上となりますと、血圧やコレステロール、糖尿病など、生活習慣病で来院される方が目立ちます。世代で共通するのは、花粉症やアレルギー疾患をお持ちの方です。腰痛や肩こりなどのお悩みのある方については、理学療法も提供しています。今後はご高齢の方がさらに増えてくると予想されますので、近い将来、これまでの経験を生かして在宅医療も提供していきたいと考えています。
私は産業医として、就労世代の方々を多く拝見してきました。その方々の多くに共通する課題が、病院に来る時間を取りずらいということです。その問題の解決の一助となれるよう当院ではオンライン診療をおこなっています。対面診療ほど診断のための十分な情報が得られるわけではありませんが、差し迫った状況として、就労世代を中心に健康診断で異常が見つかっても、治療をされてない方が多数いらっしゃるという事実があります。オンライン診療という比較的手軽な方法でこうした方々が受診してくだされば、それは大いにプラスではないかと考えています。
患者さんのお話をよく聞き、重大な問題の早期発見にも努める
患者さんのお話をよく聞く、ということが大切です。日常の些細に思える話の中から、診断につながるようなヒントを得られることも多々あるからです。また、継続して診ている患者さんになりますと、その日常的な話の中から感じたちょっとした違和感から重大な問題に気づくこともあります。当院では毎回、体重を計測しています。体重に変動があり、かつ、お食事が十分に摂れてないということであれば、悪性疾患の可能性も除外はできません。患者さんのお話をよく聞き、重大な問題が隠れていないかを探っていくのは、私たち開業医に課せられた大きな使命と認識しています。
腎臓内科の専門家としての治療を提供
健康診断で腎機能に異常が認められた方、もしくは他医療機関からご紹介を受け、クリニックを受診される方もおられます。腎臓内科医自体、日本にはそれほどいないというのが現状です。尿検査や追加の血液検査をおこなうなどして専門的見地から診察をおこない、より重篤な場合には大学病院等にご紹介させていただきます。腎臓の患者さんは塩分やタンパク質などの摂取量に注意が必要です。身体に良いとされるフルーツや野菜も疾患によっては悪影響を与えるケースもあり、そうした部分も含めて生活の指導もおこなっています。
当クリニックでは、漢方薬も処方しています。検査で明らかな異常が見られないにもかかわらず、元気の消失、食欲不振等々、いわゆる不定愁訴と言われるお悩みに漢方が功を奏すことがあります。漢方薬は症状ではなく、体質に合わせて使うものですので、ぴたりと合うと、劇的に症状が改善する方もいらっしゃいます。
これから受診される患者さんへ
昔からある病院ですので、ご存知の方も多くいらっしゃると思います。ただ、この辺りも若い世代の方を中心に新しく来られた方も少なくないと思われます。何か不調を感じているけども、どこに行けばいいかわからない時はお気軽にご連絡ください。総合内科専門医として幅広く対応させていただきますし、それ以上の治療および検査が必要という場合には、責任を持ってしかるべき道筋をつけさせていただきます。
※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
浅川 貴介 副院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:ランニング、サウナ
- 好きな作家:中村うさぎ、リリー・フランキー、立花隆
- 好きな映画:スタンリー・キューブリック監督作品
- 好きな音楽やアーティスト:インディーロック/エアロスミス
- 好きな場所・観光地:江ノ島・コストコ
浅川 貴介 副院長から聞いた
『腎硬化症』
症状の出る前から、予防のための血圧の管理が大切
治療としては高血圧の治療がメインとなります。塩分の摂取量を含めた食事は非常に大事になってきますし、運動もだんだんと難しくなってしまいますが、軽症のうちは適切な運動をおこなうことも重要です。もちろん、厳格な血圧の管理も必要です。特にクリニック以外で、ご自宅で血圧の管理を患者さんご自身が心がけることが大事なポイントになってきます。
グラフで見る『浅川 貴介 副院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION