小児の誤飲の原因・症状とは?
小児の誤飲(ショウニノゴイン)の原因
生後7、8ヶ月くらいから多くなり、3、4歳くらいまでは頻繁に見られる。成人では、食べ物が食道を通る時は気管の蓋が閉じるものが、未発達の乳幼児の場合、誤って気管に入ることがある。
小児の誤飲(ショウニノゴイン)の症状
字義どおり、子供が異物をのどに詰まらせたり、飲み込んだりすること。吐き気や嘔吐、咳き込みなどが見られる。
小児の誤飲(ショウニノゴイン)の治療
飲んだものによって、対処の方法が異なる。緊急性を要するものや、吐かせてはいけないものもあるため、専門機関に問い合わせることが推奨される。
【受診科目】
- 小児科
- 救急科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
小児の誤飲の原因・症状・治療方法
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どんな症状があり、いつ、何を飲み込んでしまった可能性があるかのご確認を
生後7〜8か月頃から誤飲は増えてきます。誤飲の緊急度は状況で大きく変わるのが怖いところです。一瞬の間に起こることも多いため、「たぶん大丈夫」と油断せず状況を整理して判断することが大切です。
誤飲が疑われた場合は「①今どんな症状があるか」、「②何を飲み込んだ(可能性がある)か」、「③いつ」の3点を確認の上、原則必ず受診あるいは相談してください。
①については、咳き込み・呼吸が苦しそう、顔色が悪い、吐く・よだれが増える、強い痛みを訴えるなどあれば、救急車の利用も念頭に速やかに医療機関へ連絡・受診してください。小児では異物がのど(気道)に入ることもあるため、呼吸の症状は特に重要なサインです。 今無症状でも何かの拍子に異物の位置が変わり、症状が後から出てくることもあります。
②については、緊急性に大きく関わるため重要です。
代表的にはボタン電池や複数の磁石、紙やテープ/シール類、たばこ(電子たばこのカートリッジの誤飲が増えています)・薬・洗剤等が危険です。
少しでも可能性がある場合は無症状でも速やかに受診する方が安全です。
③については、病院で処置をするかどうかの判断につながります。
大人の目の前で誤飲したのか、目を離したら何かが無くなっていたのか、気付いたら子どもの口の中に破片があったのか。誤飲した可能性がある日時を相談時に伝えましょう。
ご家庭で注意していただきたいのは、自己判断で無理に吐かせようとしたり食べ物や水分を急いで飲ませて流し込もうとしたりしないことです。吐物が誤って気道に入ったり、飲み込んだ物の種類によっては状態を悪化させたりすることがあります。
最後に、何より重要なのは予防です。「トイレットペーパーの芯を通り抜けるものは全て誤飲の原因になりうる」と考えてください。
上の子のおもちゃ(小部品や電池)、薬やサプリ、洗剤類は、子どもの手が届かない場所にまとめて管理しましょう。
田中小児科医院
桝井 志保 院長
- 川崎市幸区/塚越/矢向駅
- 小児科