インプラントの原因・症状とは?
インプラント(インプラント)の概要
欠損した歯の顎骨に金属製(主にチタン)のインプラント体を埋め込み、その土台の上に人工の歯、もしくは義歯を取り付ける歯科治療。インプラントは残っている周囲の歯に負担をかけることがない上、一般的に義歯などに比べ咀嚼力が優れるというメリットがある。インプラントを埋入するための手術に耐えられない状態(顎の骨の状態、全身疾患等)では治療が出来ないこともある。
【受診科目】
- 歯科
- 歯科口腔外科
※20人の医師がこの病気について述べています
歯科医師に聞いた
インプラントの原因・症状・治療方法
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インプラント治療の医師選びのポイントは?
インプラントとは、やむを得ず歯を失ってしまった部分において人工的な歯根をあごの中に埋め込み、元にあった歯の位置に歯を再現する。かぶせものとして、ネジとかぶせものをつなげて元にあった歯の状態へ戻す治療です。
これまで失ってしまった歯を再現する治療というのは入れ歯かブリッジしかありませんでした。この治療はいずれも周りの歯の寿命を短くする行為になります。インプラントのメリットは「周りの歯を削らず穴も開けずに単独で治せること」「周りの歯に負担をかけないこと」です。逆にデメリットは、麻酔をかけて外科的な治療が必要であること、保険の適応がないことです。
先生を選ぶ際にはインプラント学会の「認定医」や「会員」というのは、必ずしも当てになりません。気になるならば、先生が行った治療(症例)を一度見せてもらうという手段もあります。肩書きだけではなく、先生とお話しした上で決めたらいいのではないかと思います。また、インプラント治療を一般的な処置として行っている歯科医院の方がいいと思います。
治療期間は決して半年や1年かかる治療が悪いというわけではないのですが、早く治療を終わることを重視しているのであれば、2ヶ月~3ヶ月で終える方法もあることを認知してもらい、その上で選択していただけたらいいなと思います。
さいたま市北区 クオーレ歯科・矯正歯科クリニック
小池 慶 院長
- さいたま市北区/宮原町/加茂宮駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
定期的なプロフェッショナルケアにより歯の健康を守る
インプラント治療は、天然の歯と遜色なく、食べ物を噛める歯を取り戻せる治療方法です。インプラント治療が必要になる原因としては、歯周病や歯の神経を取ってしまうことで、歯がもろくなり折れて抜歯に至り、人工歯を埋め込むという方が多くいらっしゃいます。特に、ご高齢の方が対象となる場合が多いですが、若い方でも口腔内の状態によってはインプラント治療を行う場合もあります。インプラント治療後は、ご自分の歯と変わらず、ごく自然に使えて、自然な見た目となります。
インプラント治療に至らないようにするためには、定期的に歯医者に通っていただき、自分で管理できない部分はプロフェッショナルケアを受けてもらうことが一番大切です。定期的な管理を続けることで、歯や歯茎の健康維持が可能になります。
らいおん歯科
岸野 伸彦 院長
- 川越市/新宿町/川越駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
インプラントは治療後のメンテナンスこそが大切。喫煙を避け、定期的な受診を心がけてほしい
インプラントは失った歯を補うときに選択肢の1つとなる治療法です。顎の骨の中に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで「新しい歯」をつくります。いわゆる「入れ歯(義歯)」に違和感や抵抗感がある方にとっては第一選択肢となる反面、顎の骨の量が十分でない場合には適応とならないことがあります。
インプラントの大きなメリットは、周囲の歯を削るなどの負担をかけずに済むことです。また、単に歯を1本つくるだけでなく、インプラントを基礎にして部分入れ歯を取り付けるなど、治療のバリエーションが広がることも患者さんの利益につながるでしょう。一方で、インプラントは保険が適用されない自由診療となるため治療費が高額になる傾向があります。
インプラントはご自分の歯と同じようにお使いいただけますが、あくまでも人工物です。治療の際はまずお口の中のコンディションを整える必要があり、治療後も定期的なメンテナンスによって歯周病(インプラント周囲炎)を予防する必要があります。せっかく高額な治療したのに、再び歯を失うようなことは避けなければなりません。口腔環境に悪影響を及ぼすとされる「たばこ」を控えると同時に、日々のケアや定期的な受診を心がけていただくとよいでしょう。
まつお歯科
松生 哲也 院長 & 松生 悦子 副院長
- 三郷市/早稲田/三郷駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
奥歯で噛めることを最優先に。インプラント治療の意義
インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、人工の歯や特殊な入れ歯を装着する治療方法です。仮に前歯と奥歯がない状態だとしたら、インプラントを優先すべきなのは奥歯のほうです。前歯は見える部分でもあるのでこちらを優先したくなる方も多いでしょうが、咬合面で重要なのは左右の奥歯できちんと噛めるようにすることです。順番を誤り、前歯だけインプラントを優先し奥歯を放置してしまうと、前歯や他の歯にも負担がかかってしまうんです。口腔内治療で大切なことは、まず奥歯で左右均等にバランスよく噛める状態を作ること。それこそがインプラントの目的なんですよ。そこがしっかり整っていれば、他の場所の治療もうまくいきます。インプラント治療で骨があるところだけ探して埋め込むのは誤りです。ここにインプラントを入れなかったら口腔内のバランスが悪くなる、見た目も悪く噛めない状態になるというところにこそ埋め込まないといけない。インプラント治療をする歯科医院はたくさんありますが、大学病院での診療に相当する治療経験がある医師を選ばれると安心ですよ。失敗症例をフォローできるくらいの技術がある医師が望ましいです。
れおファミリー歯科
齊藤 淳一 院長
- 川口市/東川口/東川口駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
自分の歯と変わらず使える『インプラント』とは
虫歯や歯周病が進んで歯を残せなくなった場合には抜歯をすることになります。
歯の根っこが健康で残すことができるならば、その上からかぶせもの(差し歯)をすることで歯を作ることができるのですが、根っこが残せないほど重症だと差し歯が作れません。それどころか、そのまま根っこを残しておくと周辺に膿がたまり顎の骨がどんどん溶けていってしまいます。
そのため、根っこを仕方なく抜歯をするのですが、これはつまりの支えとなる根っこを取っちゃう行為なので、再び歯を作りたいならば人工的な根っこを埋めてその上にかぶせものを作る必要が出てきます。
そう、この人工的な根っこをいわゆる”インプラント"と呼んでいるわけです。
ただインプラントは虫歯や歯周病などの病気で行う治療とは限りません。
もともと大人の歯が生まれつきなく乳歯が残っている方にも行うことがあります。
乳歯は一生は持ちませんので、いつか抜けてしまうのですが、 もともとその乳歯の下に大人の歯がないと "歯抜け”の状態のままになります。
そういった若い患者様もインプラントを選ぶ方が非常に多いですね。
インプラント治療の進め方ですが、まず骨の中にチタン製のネジを入れます。ただ入れた直後は骨と完全にはくっつかないので、そのまま2-3ヶ月ほど待ちます。 そうすると、骨としっかりくっつくので、かぶせものを作るために型取り、最近は口腔内スキャナーでスキャンを行います。 2週間ほどすると、技工士さんが丁寧に制作したかぶせものが納品されますのでそちらを装着して終了です。 工程としては3、4回程度で終わってしまうので、名古屋から通院される私の友人もおりました。
入れ歯は天然歯に比べ、25%程度しか噛めず、お隣の歯をたくさん削ってつなげるBr(ブリッジ) は、 30-50%程度しか噛めないことを考えると、インプラントはご自身の歯と同じ感覚に近く、噛む力もほとんど落ちません。ご自身の健康の歯に勝るものはありませんが、 もし病気に冒されて残せない場合はインプラントが最善の治療法となります。
ただインプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病など骨がなくなってしまう状況下では抜け落ちてしまうこともありますので、歯周病のケアはお勧めいたします。 当院はインプラント専用のクリーニングもございますのでその後もお任せいただければ幸いです。
和光市歯医者・矯正歯科|和光市デンタルオフィス インプラント・矯正ステーション
古川 智基 院長
- 和光市/本町/和光市駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
なぜ『インプラント』が必要になるのか。その原因とは?
歯の欠損を解決する治療法の1つが「インプラント」です。歯を失う原因は「むし歯」で歯を失うリスクよりも、「歯周病」で失うリスクの方が増えています。歯周病にならないためには、「力」の問題と「ばい菌」の問題があります。力の問題であれば噛み合わせの調整や、噛む力の調整をします。ばい菌の問題は当たり前なことですが、丁寧に歯を磨くことや、歯科衛生士さんに定期的に清掃をしてもらうことです。そのようなことを怠ると欠損の原因になります。
欠損したところには「チタン」という金属でつくられたスクリューを埋め込むのですが、昔よりもだいぶ材料は進歩しているので安心して治療できるようになりました。さらにインプラントにかかる手術時間もケースによっては、1本なら10分程度でできます。他には歯茎を切らずに小さな穴だけあけて埋め込みをする「フラップレス」という治療もあって、埋め込みの手術は簡単になっています。
インプラントが必要にならないためにも、早めにケアをしていくことが必須です。やはりインプラントとはいえ、自分の歯だけで噛むことにはかなわないものですから、歯科医院へ行ってメンテナンスを含めて定期的に検診することが大切です。
みらくる歯科クリニック
高橋 洋平 院長
- 川越市/新宿町/川越駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
歯みがきとメンテナンスで長持ちできるインプラント
インプラントは、欠損した歯の部分に人工歯を入れて補う治療法のことを言います。骨と結合することで予後が良く、長持ちすることや審美的なメリットがあります。インプラント治療をする際には、義歯とブリッジとの比較も行った方が良いでしょう。インプラント治療は、ほとんどの人に適応することが特徴的です。デメリットとしては、素材がチタンでありまれにアレルギーを引き起こす人がいるという点です。アレルギーを引き起こす場合は、義歯やブリッジを選択する方法も考えていきます。
また、インプラント治療を受けることでインプラント周囲炎になる場合もあります。そこで、インプラント周囲炎にならない形態の人工歯根を使うこと、審美的に埋入する方法など治療を成功させる基準があるため知っておくと良いでしょう。
インプラント治療後は、丁寧なブラッシングを行い、1年に1回の定期検診を受けることが大切です。骨が少ない人や長さが足りない人でも埋入する方法があります。全身状態が悪い方を除き、ご相談をしていただければ対応できることがほとんどです。
萬葉歯科医院
萬葉 陽己 院長
- 所沢市/緑町/新所沢駅
- 歯科 ●矯正歯科
自分の歯が蘇る?本当は「怖くない痛くない」インプラント治療
インプラント治療は傷んだ歯のかわりに新しい歯を埋める治療です。
少しずつ認知されているとはいえ、骨に穴をあけるので「痛い怖い」という、まだまだ患者さんにとっては恐怖心の強い治療かもしれません。ただ実際には、経験のある熟練した医師が行えば1本辺り10分くらいで終わってしまうこともあるんです。きちんと管理できれば自分の歯のように手入れも難しくありません。
医師の技術により患者さんの痛みも少なく短時間で行えますし治療結果も変わるので、医師選びがとても重要です。患者さん側からしたら、分かりづらいんですけどね。なので、設備や経験症例数、衛生管理、保証の有無、定期検診などがしっかりしているところを選ぶことと、セカンドオピニオンでいろいろなクリニックのお話を聞いていただくのがいいと思います。
町田駅前クリスタル歯科(矯正歯科・インプラント)
金田 徳煥 理事長
- 町田市/原町田/町田駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
インプラントの寿命を長くするためにすべきことは?
インプラントは人工の歯根を骨の中に入れる治療です。むし歯にはならないのですが歯周病にはなります。むし歯が原因で歯を失った人には問題が起こりにくいのですが、噛み合わせや歯周病が原因で歯を失った場合については、原因をしっかり理解しないとインプラントの寿命を短くする恐れがあります。むし歯の原因は歯の細かいヒビに菌が入って起こりますが、実はヒビができる原因は噛み合わせが悪いことにあるのです。歯周病を理由にインプラントをする場合はコントロールすることが重要なのですが、歯周病は生活習慣病でもあるので肥満の人が減量することをイメージするとわかりやすいでしょう。食生活の改善や運動、ジムなどでがんばれば痩せることができるのと同じように、歯周病も歯医者さんで治療を続けて、正しいブラッシングをがんばることでコントロールできます。肥満から減量して体型維持するのと同じように、歯周病も継続を怠ると再発してしまうのです。反省し自己管理をする覚悟をして生涯続けなければなりません。インプラントについて一生使えるものだと思っている患者さんは多いのですが、長持ちさせるためには原因の解除、ご自身で行うブラッシング、メンテナンスが大切です。よく誤解されることとして、歯を磨く=歯の表面を磨くことをイメージするかもしれませんが、表面にはほぼ汚れが付かないため、歯と人工歯根の隙間である歯茎を磨くことが重要になります。インプラントを長持ちさせるには正しい磨き方を理解して実践し続けていくことがポイントです。
浅賀歯科医院
浅賀 勝寛 院長
- 越谷市/南越谷/南越谷駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
インプラント治療におけるクリニック選びのコツとは?
インプラント治療の診断自体は簡単なことですが、元の状態に回復するためにどのような外科治療をするのか?どの位まで骨をつくれるのか?先生の力量に差が出ます。欠損でインプラントを入れるだけなら誰でもある程度はできます。残念ながらできないにも関らず、できるかのようにサイトに掲載していることもあり、できないとは言えずにとりあえずやってみて失敗することも多いものです。インプラントは高価なものなので兄弟や親族など近い間での紹介はあっても友達同士などはなく、患者さんも病院選びが大変でしょう。クリニック選びのコツは、執刀医がどこの病院で修行してきたのか?インプラント治療にどのくらい向き合っているのか?経験年数、経歴、実績を見比べることです。やはり、インプラントで有名な先生のところで修行した先生はそれなりに上手いのではないでしょうか。インプラントが全ての人に適していると考える理由は、義歯はどんなに腕のいい医師がつくっても限界があり、デンチャーを入れることで自分の歯を悪くすることもあるためです。一方でインプラントは自分の歯以上に食べられ、且つ残っている歯を守れることがメリットです。さらにメンテナンスはほぼ不要であり、私の母親も30年使用していて2回しか実施していません。ただし、インプラントをする背景は歯の欠損によるものなので、失った原因を追求すべきです。インプラントを1本だけ入れ、残り全てが自分の歯である場合、残存歯の状態を悪化させると環境変化により、入れた1本にだけ強い負担をかけてしまって咬合が変化してしまいます。そのため、残存歯の管理や歯周病予防など口の中全体を守っていくことが非常に大切です。
七里KT歯科・矯正歯科
林 浩一 院長
- さいたま市見沼区/風渡野/七里駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
自然な歯と遜色ないインプラント。適応しない場合もある
インプラントとは、歯を失った部分の骨にインプラントを埋め込み、人工的な歯を被せる治療です。インプラントは、一度埋め込むと外れにくいこと、噛む力が強くなんでも噛無ことが可能になります。自然な歯と変わらない噛み心地を感じられるため、インプラント治療が受けられる患者さんには、優先して提案されるでしょう。また、他の歯と同じようにブラッシングを行えて、定期的なメンテナンスを受けることで長持ちすることがメリットです。
多くのメリットがあるインプラントですが、患者さんによっては治療が受けられないケースがあります。それは、糖尿病など全身に病気がある場合や、神経管までの距離が短い場合です。治療には手術が必要になるため、患者さんの状態はしっかりと観察していくことが大切です。そして、インプラント治療ができない方には、義歯などの方法を検討することになります。
あやの歯科医院
綾野 永一 院長
- 狭山市/水野/入曽駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
全身状態を把握しながら、患者さんにあった安全かつ的確なインプラント治療
歯科におけるインプラント手術は、顎骨にスクリューを埋め込み、歯を失ってしまった部位の咬合再構築にとって機能性・審美性ともに非常に優れた治療法です。欠点は、手術が必要であること、保険対象外であり高額であること (ある条件下では保険適応) 、噛めるようになるまで時間を要することが挙げられます。手術手技は抜歯と同程度で容易な部類に入りますが、患者さんの全身状態および解剖学的構造に注意しなければなりません。また、新たな材料や治療手技が次々と開発されているので、担当歯科医師は、常に自己研鑽する必要があります。費用に関して患者さんの立場からすると、多くの歯を失えば、かなり高額な治療になると考えられるかもしれません。しかし、インプラントは義歯を安定させる目的として埋入するケースもあり、実際のところ、数本打つだけで入れ歯をかなり安定させることが可能です。当院の院長は、日本口腔インプラント学会の専門医であり、インプラント治療に対する引き出しを確実に多く持っております。患者さんの状態やご予算に合わせた最適な治療法を提供できることも当院の大きな特徴です。やむを得ず抜歯をしなければならない場合、または、現在使用している義歯にお困りの場合、インプラント治療は歯を失った領域を補う方法として、患者さんにとって快適な結果が得られる優れた手段です。予算や希望を医師にしっかり伝え、無理のないやり方を選ぶのが望ましいです。当院では、ご興味がある方に無料相談を受け付けております。お気軽にご連絡ください。
小沢歯科クリニック
小澤 重雄 院長 & 小澤 重幸 副院長
- 朝霞市/本町/朝霞駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
インプラントで生活の質を保つ。治療後は自分の歯を長持ちさせるきっかけに
インプラント治療が必要となる原因は様々です。歯磨きなどの自己管理が不十分で虫歯になることが多いのですが、虫歯の原因を更に突き詰めていくと、これまでの歯科治療が要因となっているケースもあるんです。歯科治療に対して何らかの苦痛や不安を経験したために受診できず、虫歯を放置してしまったり適切なメンテナンスが受けられなかったという方もいらっしゃるんですね。
ただ、インプラントを受けたあとは治療後が大切です。
自分の歯に対する意識を変えていただいて「自分の歯をどうやったら長持ちさせるのか」を考えて予防歯科や口腔衛生にも関心を持っていただきたいですね。せっかく新たな歯を手に入れたのですから、しっかりとメンテナンスをしながら1日でも長くQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を維持できるよう、定期的な通院も続けてください。
若島歯科医院
若島 満 院長
- さいたま市南区/太田窪/南浦和駅
- 歯科 ●矯正歯科
⾼齢者だけじゃない!残りの⻭を守りながら”噛む”を助けるインプラント治療
インプラントは、⻭を失った部分に⼈⼯⻭根を埋め込み、その上に⼈⼯⻭をつけて ⾃分の⻭の代わりとする治療で、⾃然な⾒た⽬と快適な噛み⼼地を得られることが 最⼤の特徴です。噛み合わせや将来的な咀嚼機能を考えると”⼊れ⻭・ブリッジ”な どよりも”インプラント”の⽅が有利だと感じています。というのも、インプラント 治療は健康な他の⻭に負担がかからないですし、どんなに良い義⻭を⼊れても、将 来的にはほとんど噛めなくなると⾔われているからです。せっかく⾼い義⻭⼊れて も噛めなかったら勿体無いですよね。インプラントは義⻭というよりも”⼝腔機能 の改善の⼀部”というふうに捉えるべきだと思います。
インプラントの最⼤のメリットは、全体的な噛み合わせのバランスをとれるところ です。⼊れ⻭やブリッジだと、⻭に負担をかけて、次第に弱ってきてしまいます。 そのため、義⻭をどんどん⼤きくしていく必要が出てきます。さらに、義⻭を⽀え ている⻭も弱ってきてしまうのです。ブリッジの場合は負担がかかって歯根が破折してしまうこともあります。⼀⽅、インプラントは今残っている⻭を傷つけることな く保存出来るのです。残っている⻭を守り、噛み合わせを維持するためにもインプラントを選ばれると良いと思います。中にはインプラントは⾼齢者が取り⼊れるも のだと思っている⽅がいらっしゃいますが、そんなことはありません。若い世代の ⽅もインプラントを利⽤されています。特に前⻭の治療に多いですね。インプラントは健康な残っている⻭を守るという前向きな選択の治療法ですので、年齢問わず 取り⼊れていくべきものだと思います。
デンタルオフィス松川
松川 寿幸 院⻑
- 和光市/南/地下鉄成増駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
自分の歯と違和感なく、自然に使えるインプラント
インプラントは、和訳すると移植するという意味を持ちます。骨の中にドリルで穴を開けると、骨は治そうとする力を発揮します。そして、植え付けられたインプラント体を自分の骨と認識し、癒合するといった仕組みです。インプラントは、主にチタンやチタン合金という金属を使用しています。生体から見ても、困らない素材であり、自分の体が自己として認識することが特徴的です。
また、歯を失った人にインプラントを使うことは、第3の歯としても注目が高まっています。やはり、「歯がある」「歯がない」という状態では、患者さんの暮らしが全く異なります。インプラントは1本からでも治療が受けられますが、全ての患者さんに適用するとは限りません。そのほかの治療には義歯もあり、選択肢の一つとしてインプラントの治療を提案をします。
義歯との比較をすると、義歯は個人差が大きく調整が難しいと考えられています。異物感もあるため、嘔吐反射する人もいます。一方で、インプラント治療は自然な歯と違和感なく使用できることがメリットです。よって、義歯が苦手な場合は、インプラントを選択すると良いでしょう。
自然な歯と同様の感覚で使えるインプラントは、長持ちさせるために定期的なメンテナンスを受けることが大切になります。治療のメリットやデメリットを踏まえて、インプラントを検討してみてください。
ヨコハマデンタルクリニック
金子 泰雄 院長
- 横浜市神奈川区/金港町/横浜駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
処置をして終わりではなく、予防とメンテナンスが大切
インプラントは歯を失ったところに人工の歯根を入れる治療法で、白い歯を復活させるようなイメージに近いです。しかし天然歯とは構造が違いますので、予防は必要になってきます。健康な歯は生理的動揺といって少し動くのですが、インプラントは人工のものなので動きません。上の歯が人工なのか天然なのかなどによっても予防法も変わってきますので、メンテナンスは肝要です。インプラントは縦の力に強い特性があるのですが、横の力には弱いので、歯ぎしりをする癖がある方は持ちが悪くなってしまいます。そういった際は就寝時にマウスピースをつけるなどの対策が望ましいです。インプラントと対合する歯が天然歯の場合は、天然歯が伸びてくることもありますので、定期的な咬み合わせの調整も必要になってきます。隣り合った歯が歯石だらけだと、インプラントの周りも歯周病菌が入りやすくなりますので、歯磨きをきちんとして口内を清潔な状態に保つことも大切です。インプラント治療が怖いというイメージを持たれる方も多いですが、昔よりもずっと簡便で数十分でできる処置です。インプラント治療の歯科医院を選ぶ際は、CTスキャンやエールガイドなどで安全・確実な処置ができる医院で相談すれば、患者さんの負担も少なくすみますよ。
せんげん台はせがわ歯科
長谷川 賢 院長
- 越谷市/千間台東/せんげん台駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
削り出した自身の骨を使うやり方で、治療方法の選択肢が増える
インプラント(人工歯根)手術は欠損した歯を補う治療方法のひとつです。欠損した場所に骨が十分にある場合には問題ないのですが、骨が足りない場合はその場所に骨を造成する手術を同時に行わなければなりません。特に、上顎の場合、鼻の穴(副鼻腔)の中に骨を造成してインプラントを埋入しなければなりません。以前は頬の骨を人工的に骨折させて外したり、鼻の穴の骨の底を打ち抜いて、そこに骨の補填材を入れて増骨し、インプラントを埋めるという大掛かりな手術が必要でした。しかし、当院では世界最先端の手術法である、ご自身の骨を圧縮しながら鼻の孔の骨を挙上する方法を用いて、インプラントの埋入を行っています。その結果、大がかりな手術をしなくてよくなりますので、患者様の体に対する負担も最小限で済み、治療の選択肢がさらに広がりました。インプラントを検討されている方、特に他院ではインプラント手術が難しいといわれた方は、当院で医師と相談してみてください。
松浦玄嗣デンタルオフィス
松浦 玄嗣 院長
- 川口市/並木/西川口駅
- 歯科 ●歯科口腔外科
他の歯に負担を掛けない優れた治療方法
インプラント治療とは、失ってしまった歯の部分に人工の歯根を埋め、その上に代用となる歯を入れる治療です。噛んだ時の感触が骨に直接伝わるため、天然歯に近い噛み心地が得られる利点があります。加えて、もっとも大きな利点が、隣り合う歯を削ることがない点です。ブリッジの場合、隣同士の歯を削る必要がありますし、入れ歯も支える金具を取り付けるため、歯を削らなければなりません。両隣りの歯を削ることなく、他の歯に負担を掛けることがないのは、インプラント治療の最大のメリットでしょう。
一方、インプラント治療には「怖さ」を感じていらっしゃる方が多いのも事実です。「骨の中に穴を開け、ネジを入れる」などと言葉を聞くだけでぞっとされる気持ちもわからないではありません。ただ、現在はシステム化されていますし、通常の歯科治療の範囲と考えていただいてよいと思います。実際、治療を受けたほぼ全ての方が「これで終わりですか?」と感想を述べられるくらいです。
他の歯に負担をかけないということは、歯全体の予後にもつながります。今後はよりスタンダードな治療として進んでいくでしょう。
桜新町グリーン歯科・矯正歯科
岡本 浩正 院長
- 世田谷区/桜新町/桜新町駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
インプラント治療の精度を高める事前シミュレーションとは
インプラント治療では、土台となる顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を装着します。このとき、インプラントを埋入する位置が悪かったり、あまりに深くインプラントを入れてしまったりすると、神経や血管を傷つけてしまう恐れがあるため十分に注意しなければなりません。
インプラント治療にまつわるリスク対策と治療精度の向上を目的に使用されるのが「ガイドシステム」と呼ばれるものです。口腔内スキャナーとCTのデータを融合し、顎の骨の状態や噛み合わせなどをしっかりと確認したうえで、インプラントを埋入するのに最も適した位置や角度を事前にシミュレーションします。インプラント手術の当日はシミュレーションどおり手術を行うのはもちろん、ストッパー付きのドリルを使用するなどして、神経や血管を傷つけないための安全対策を徹底します。
フラワー歯科
小室 栄治 院長
- 川崎市宮前区/鷺沼/鷺沼駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
ほかの歯に負担をかけず天然歯と同じように使えることがインプラントのメリット
インプラントは抜歯や外傷などで歯を失ってしまった患者さんに対して、その歯を補うために行われる治療です。この場合、ほかの選択肢として義歯(入れ歯)やブリッジなどもありますが、ご自分の歯(天然歯)と同じ感覚でお使いいただけることがインプラントの優れている点だといえます。
インプラントは、治療に際して健康な歯を削る必要のあるブリッジなどに比べて、ほかの歯への影響が少ないこともメリットです。インプラント治療では顎の骨に人工歯根を埋め込み(埋入)、その上に人工歯を装着しますので、ピンポイントで歯を入れることができるのです。保険が適用されない自由診療のため、患者さんにご負担いただく費用は高額になるものの、それだけの価値のある治療と言えるのではないでしょうか。
武蔵新田歯科医院
原田 悟院長
- 大田区/矢口/武蔵新田駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科