義歯の原因・症状とは?
義歯(ギシ)の概要
義歯=入れ歯のこと。失った歯の機能を補う着脱可能な補綴装置。総入れ歯(全部床義歯)と部分入れ歯(局部床義歯=パーシャルデンチャー)とに区別される。歯肉(口腔粘膜)をおおう部分を「床」と呼び、この部分を保険適応のレジン(プラスチック樹脂)とするか、金属とするかで装着感も費用も大きく変わってくる。このほか、義歯を固定するクラスプのないノンクラスプデンチャーや、義歯の裏面がシリコンでおおわれているコンフォートデンチャーなどがある。
【受診科目】
- 歯科
- 歯科口腔外科
※20人の医師がこの病気について述べています
歯科医師に聞いた
義歯の原因・症状・治療方法
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使い心地を確かめる仮入れ歯をお使い頂くことで、自分に合った入れ歯が手に入る
自分に合った良い入れ歯を作りたいと思っても、自分に合っている入れ歯はどのようなものがいいのか本人にも分からない場合がほとんどです。入れ歯の専門医院がありますが、何十種類もある入れ歯から、見ただけで選ぶことは難しいでしょう。そこで、入れ歯に強い歯医者さんで診察してもらうことが大切です。仮の入れ歯を使いながら、手直ししたり希望を聞いて本入れ歯を設計していきます。最初から本入れ歯を作り、全く合わなかった、喋れなかったという状態にはなりません。
仮の入れ歯を作り、使い心地が分かった上で本入れ歯を作るというステップが必要です。特に入れ歯がなかなか合わないという人には重要なステップだと言えます。ほとんどの場合、1発でピッタリの入れ歯は作れないものです。どのような入れ歯がいいのか、試してみないと分かりません。口の中というのはとても敏感です。仮入れ歯から本入れ歯への2段階で進めるように、医院で作るようにご近所の歯医者さんでもしっかりと作ってもらうことで問題が解決できる場合が多いでしょう。
医療法人社団アーユス くろさき歯科
黒崎 俊一 院長
- さいたま市南区/南浦和/南浦和駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
失われた歯を補うだけではない。その背景を把握した上で治療を。
義歯は、虫歯や歯周病でボロボロになったり、ぶつけたりと何らかの原因で失われた部分を補うものです。その選択肢として、取り外し式の義歯や固定性のブリッジがあります。どのような形であれ、歯がないところを補う手段として義歯と呼ばれます。
失われた部分を補うものが義歯ですが、補い方によっては快適かどうか、残りの歯に負担がかからないか丁寧に診査する必要があります。いろいろな目線で診ていき、1本だけ補えばいいというわけではありません。虫歯や歯周病で失われた場合は、他の歯にも問題がないか、咬み合わせが悪いのか失われた原因を想定していきます。歯を入れて、残りの歯を守るためには、治療方針が変わることもあるでしょう。固定式や取り外し式か、その前後関係や今までの背景もしっかり診た上で治療をしていきます。
おおしろ歯科医院
大城 同 院長
- さいたま市南区/南浦和/南浦和駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
入れ歯は一口腔単位で診ることが重要
『義歯でお困りの人』の問題点というのは「入れ歯がうまくできていない」ことなんですが、その原因というのは「入れ歯の適切な設計ができていないこと」にあります。2つ目は、残っている歯と歯がない所(歯肉)との「バランスが上手くとれていないこと」にあります。
診察していると、バネをかける歯や他に残っている歯の噛み合わせや歯周病の治療がされていないケースもあります。つまり、入れ歯の設計の問題だけではなく、むし歯、歯周病、噛み合わせのバランスなど、一口腔単位で診る必要があるんです。
義歯は義足と同じで100%噛める、100%痛くない、100%何の不安もないということは無いと思うんですね。ただし、快適に自分の歯の様に食事ができる義歯を目指して治療をします。そして、1回でも義歯を作ったら「残っている歯は義歯にしない」「歯を失くさない」というつもりで、きちんと付き合っていく。義歯は現状維持ができるようにきちんとメインテナンスや修理、必要なら治療(むし歯や歯周病)を行っていきます。
ちなみにインプラントは入れ歯ほどは気を遣いません。自分の歯の様に、それ以上にしっかり噛めるという利点もあります。ただし自分の歯と同じようにきちんと磨いてメインテナンスを必要としますし、外科手術を行う必要があったり、自費治療で費用が高額などのデメリットもございます。その様な内容を十分理解した上で、より質の良い食事、咀嚼をお望みの方は、是非インプラント治療をお選びください。
RYO DENTAL CLINIC
安達 亮 院長
- さいたま市大宮区/大門町/大宮駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
作成後に噛み合わせが改善されることがゴール
義歯とは、歯が欠損しているところを補う人口の歯です。義歯を必要とするケースは様々で、主観的に見るとその人の噛み癖もありますが、歯の欠損があったり、虫歯の治療が多い方に見られます。口の中のバランスが悪くなると、噛み合わせがずれてきて、そのストレスが肩凝りや腰痛などになって体や精神にも支障をきたすことがあります。義歯は、歯がほぼない状態であれば上顎の咬合平面から作成します。上顎の平面を揃え、それに合わせて下顎を作っていくのですが、その際にご自身の歯を少々削らなければならない場合も出てきます。さらに作成してすぐ義歯の効果があるかというとそうではなく、何度も義歯を使っていくうちにきちんとした位置で噛めるようになっていくんです。義歯は作成して終わりではなく、患者さんご自身の噛み合わせが改善されることに意義があります。天然歯の方は義歯よりも矯正治療になる方が多いでしょうが、矯正も見た目だけをきれいにするのではなく、その後の噛み合わせまできちんと診てくれる先生が信頼できますよ。
ドゥ・トゥール津田デンタルクリニック
清水 正明 院長
- 中央区/晴海/勝どき駅
- 歯科 ●小児歯科
よりご希望に合う義歯を選択するためにも、歯科医師とよく相談して欲しい。
よく患者さんから、抜歯後はどうしたらいいのか質問をいただきます。各治療方法には、それぞれメリットやデメリットが必ずあります。より患者さんに合う治療方法を選択するためにも、担当の歯科医師とよく相談しましょう。
抜歯後の治療については、3つの選択肢があります。
1つは『インプラント』です。メリットとしては、1回入れてしまえば自分の歯と同じように使える点と審美性に優れている点が挙げられます。他の歯にも影響が出にくく、天然の歯とほぼ同じように咀嚼できます。デメリットとしては、手術が必要になる、治療期間が長くなる、そして保険適用ではないので費用が高くなってしまうことが挙げられます。骨の量が少ない方が入れてしまうと、将来的にグラつく可能性もあります。
2つ目は『入れ歯(義歯)』です。メリットとしては、両脇の歯を削らなくて良い、作るのが簡単、合わなくなっても作り替えられる、保険適用であることです。ただ、お手入れが大変で、見た目も入れ歯だとわかってしまいます。両脇を削りたくない、手術はちょっと怖いという方にはおすすめです。
3つ目は『ブリッジ』です。インプラントと同じように、1回入れてしまえば自分の歯と同じように使え、保険適用である点はメリットとして挙げられます。しかし、両脇の歯を削らなければならないことと他の歯にも負担がかかってしまいます。抜歯した歯の両脇の歯が既に銀歯ならいいのですが、削ったことのない健康な歯を削ってしまうのは、勿体ないですよね。
どの治療法においても、一生使えると保証できるものはありません。手入れをしていかないと持ちませんので、定期的に歯医者に通ってメンテナンスをするようにしていただきたいです。
アール歯科セントラルクリニック南与野
酒井 亮 院長
- さいたま市中央区/新中里/南与野駅
- 歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●小児歯科
きちんと噛める『入れ歯』をつくるコツとは?
義歯とは「歯の欠損を補う治療」です。部分的な欠損ならば「インプラント」の方がメリットはあると思いますが、からだに病気があるといった場合を覗いて、全部を補うならば「義歯」の方がいいでしょう。
義歯のメリットは「外科処置をしなくていいこと」です。インプラントは取り外しが必要なく、セラミックなので欠けたり減ったりもない良さがありますが、外科処置が必要になるため、年齢的に処置が難しい人や、やりたくないとお考えの方もいるかと思います。
更に、総義歯を入れるとなると、インプラントの場合は高額になります。総入れ歯は費用の面も含めて、選択肢の1つになるのではないでしょうか。外科処置をすることや費用の面を考慮した上で、インプラントが難しい方は「入れ歯」を作ることがおすすめです。
きちんと噛める入れ歯をつくるためにはコツがあります。お金はかかってしまいますが、まずは「治療用義歯」や「リハビリ用義歯」を入れてきちんと噛める状況にして、その後「最終的な入れ歯」に置き換える、というのがベストです。
入れ歯はセラミックではないため、必ずすり減ります。完成して噛めるようになったからと治療をおしまいにすると、また噛めなくなっていきます。もし保険の範囲内で入れ歯をつくるなら、1年~2年毎にメンテナンスが必要です。入れ歯がきちんと使える状態であるのか、こまめにチェックしてもらいましょう。
義歯を長く続けていく上で大事なことは「我慢しない」「嘘をつかない」。患者さんはちょっとしたことも歯科医に伝えるべきです。痛みや違和感があったら放置してはいけません。
やまもとデンタルオフィスふじみ野
山本 賢 院長
- ふじみ野市/長宮/ふじみ野駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
多様性と手入れの容易さが義歯のメリット
義歯(入れ歯)とは、歯を失った箇所に人工の歯を入れる処置であり、ブリッジやインプラントと異なり、取り外しが可能なものになります。メリットとしては、ブリッジと比較すると歯の切削量が少なくて済むことが1つ。それから、1本欠けている場合も、すべて欠けている場合も、どのようにも対処できる適応範囲の広さも特徴となります。使用感としては、インプラントやブリッジに比較すると違和感を感じやすい面もありますが、調整を繰り返すことでそれも軽減可能です。構造としては残っている歯に針金を引っ掛けて固定するものが一般的ですが、針金のないタイプの義歯もあるなど(ノンクラスプデンチャー)、材料を含め、様々な種類があります。
また昨今は、ご高齢になった時のお手入れの容易さもクローズアップされています。インプラントの場合、歯周病に似た症状を呈すインプラント周囲炎という疾患があり、その場合はインプラント本体を抜かなければならないことがありますが、入れ歯であればそもそもその心配がありません。ケースバイケースですが、先々まで見据えた時に、最初から入れ歯を選択しておいたほうがベターという考え方もできます。
くがやま井の頭通り歯科
国枝 武靖 院長
- 杉並区/宮前/久我山駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
修理・メンテナンスがしやすい、ご高齢者でも扱いやすいのが利点
義歯とは歯の失われた部分を補う人工物の総称で、入れ歯も義歯のひとつです。歯を補う方法は自費診療も含めたくさんありますが、義歯のメリットとしては修理などのメンテナンスがしやすいという点が挙げられます。例えば、部分入れ歯をしていて引っかけている歯を失ったときなど、部分入れ歯を後から足すことができます。大がかりな治療なく修理がしやすいですし、後々の修正もできます。噛み心地の違和感は人によって多少ありますが、患者様ご自身で洗うなどのセルフメンテナンスがしやすいのも利点です。義歯以外の審美治療になると全て自費になるのでコストも高く、治療後も定期的なメンテナンスに通う必要があり、さらにコストがかかる面もあります。それに対して義歯は保険が適用されるので患者様の金銭的負担も軽減されます。特にご高齢の方は、ご自身で着脱ができて扱いやすい義歯を選ばれる方も多いですよ。
グレースデンタルメディカルクリニック 大宮分院
櫻井 祐治 院長
- さいたま市大宮区/宮町/大宮駅
- 歯科 ●小児歯科
入れ歯を作った後も年に一度のメンテナンスを心がけて
義歯(入れ歯)は、失った歯を補ってくれる補綴物(ほてつぶつ)です。保険診療ではどうしても素材が限られますが、自由診療であれば素材の選択肢が広がります。最近ではクッション性のあるやわらかい素材も出ていますから、「硬い素材の入れ歯が合わない」とお困りの場合は歯科医師に相談してみるとよいでしょう。なお、義歯治療はお口に合うものを作って終わりではありません。最低でも年に1回は歯科医院を訪れてメンテナンスを行い、しっかり噛める状態を維持するようにしましょう。
パームス歯科クリニック
後藤 雅文 院長
- 春日部市/緑町/一ノ割駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
見た目と噛み合わせを整える入れ歯治療
入れ歯治療は、歯がガタガタで噛み合わせが揃っていない状態でスタートする人、合っていない古い入れ歯を使い続けて、あごの粘膜が壊されている状態の人もいます。あごの粘膜が壊れた状態でいることで、歯自体も壊れていくことになるため治療の流れが重要です。まずは、治療のゴールを決めてから開始します。最初に壊れたあごの粘膜から治療をしていき、噛み合わせを整えます。その流れをたどって、ようやく最適な入れ歯を作るという順番にすすみます。最終的には、見た目と噛み合わせをどちらも整えながら、長く使える快適な入れ歯を作っていきます。治療には個人差はありますが、微調整を繰り返し、粘膜の治り具合を診察しながら、次のステップに進んでいくことになるでしょう。
しろくま歯科医院
白根 裕司 院長
- 入間市/豊岡/入間市駅
- 小児歯科 ●歯科
一人ひとりに最適な入れ歯を。患者さんの理想を取り入れた治療を
入れ歯はインプラントと比べてマイナス面が目立つイメージがありますが、修理や調整で対応できる幅が比較的広い事、作り直しもしやすい事が特徴だと思います。お口の中の変化に応じた緊急性のある対応も可能な場合も多いので、今の入れ歯が使いにくいと感じておられる方は一度ご相談ください。今より少しでも「使いやすく」「噛みやすい」環境になるような御提案をされていただければと思います。
恵愛歯科渋谷幡ヶ谷診療所
森谷 朱美 院長
- 渋谷区/本町/幡ヶ谷駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
食事や発声、姿勢維持を手助けする入れ歯は、根気よく調整していくことが大切
入れ歯になる原因は、歯周病や噛み合わせの悪さによって、歯に負担がかかってしまうことが挙げられます。歯が1本欠けて、そのまま放置しておくことで徐々に欠けてしまう歯が増えていきます。また、入れ歯を装着している場合でも、噛み合わせが合わない入れ歯を使っていることでも、歯の健康状態は悪化します。そして、さらに歯を失うという悪循環になるでしょう。
入れ歯は、食事をとるため・正しい発声をするため・姿勢を維持するための道具です。入れ歯の作製は全て手作りで、口の中に粘土のようなもので型取りを行います。できるだけ正確な型を取れることで、患者さんの今後の歯の健康が良い方向にいくでしょう。ただし、出来上がった入れ歯は正確に作られても、実際に装着すると多少の誤差はあります。そこで、患者さんには生活を送ってもらい、少しずつ調整していく必要があるのです。定期的なメンテナンスで調整することで、正しい噛み合わせを得ることが可能になります。信頼できる歯科医院で、自分に適した入れ歯を作製してもらうことが重要といえます。
たなか歯科医院
田中 茂之 院長
- 吉川市/保/吉川駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
歯を削らずに噛むことができる道具として、義歯を選択肢の一つに
義歯を選択する最大のメリットは、歯を削らなくても済むことです。また、患者さんのお口に合わせて、一つ一つ丁寧に作ることができれば、しっかりと噛めるようになります。さらに、義歯を使い続けて合わなくなってきたら、修理したり調整したりと融通が利くことも特徴的です。
入れ歯を作って装着した後も、定期的にメンテナンスやチェックと、丁寧なホームケアを行うことで長持ちできるでしょう。
それ以外の場合、お口にぴったりと合う義歯は、天然の歯のように好きなものを何でも食べられるため、おすすめできる治療方法といえます。
こいけ歯科医院
小池 宏秋 院長
- 世田谷区/北沢/下北沢駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
保険・自費にかかわらず、義歯(入れ歯)治療には調整期間が必要
義歯治療において歯科医師は計画・提案の部分を担い、義歯そのものの製作は歯科技工士が行います。一口に義歯と言ってもいろいろなタイプがあり、その中でも保険が適用となるもの/保険が適用とならないもの(自費診療)に分けられます。たとえ自費診療で高額な義歯を作ってもお口にフィットしない場合があるため、まずは保険適用の義歯からスタートするのがおすすめです。最近は保険の義歯でもしっかり噛んで食事ができるレベルになっていますから、まずは保険のものを使ってみて、違和感があったり「もっとこうしたい」などの希望があったりしたら、自費の義歯を作るのがよいでしょう。
保険診療・自費診療にかかわらず、義歯は口に入れたその日から自分の歯のように使えるわけではありません。義歯ができ上がった後、2~3回の調整を経て、ようやくご自分の歯のように噛めると考えていただくとよいでしょう。また、お口に合わないものを使っていて義歯が舌を傷つけてしまうと、「舌がん」などを引き起こすケースがあるため注意が必要です。義歯の製作・調整などに関しては、歯科医院にご相談ください。
柳澤歯科医院
柳澤 秀通 院長
- 春日部市/中央/春日部駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
口腔内悪化を防ぐため、義歯は放置せずにしっかり入れる
義歯、いわゆる入れ歯になる理由は歯を欠損するというだけではなく、咬み合わせの狂い、噛み癖などが挙げられます。咬み合わせで無理な力がかかることで歯周病が悪化し、歯を失うというケースもあります。そうした状況でも、入れ歯を入れたがらないという方も少なくありません。せっかく入れ歯を作ってもつけるのが煩わしい、インプラントは費用もかかると言って、歯の欠損したところを放置してしまうことがあります。しかし歯を失ったままの状態でそのままにしていると、歯のないところをかばうために口腔内の病気が増えたり、悪化したりする要因にもなり得ます。そういった事態を防ぐためにも、まず入れ歯はきちんと入れてください。入れ歯で食べるというより現状を維持するために、歯のないところを放置せずに入れ歯で歯を補ってあげてください。歯の欠損したところをそれ以上悪くしないため、ご自身でできる予防です。
こうづ歯科クリニック
神津 敦史 院長
- さいたま市北区/日進町/日進駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
壊れやすいので要注意!こまめなメンテナンスが必要な義⻭
義⻭は⼤変壊れやすいのが特徴です。そのため、義⻭にヒビが入っているなどベストな状態でないまま使⽤しているという患者さんも多く⾒られます。このような状況を防ぐため、義⻭を使っている⽅は定期的なメンテナンスが⼤切になります。また、義⻭はバネをかけて固定しますが、バネをかけている⻭は汚れが溜まりやすいですし、1本だけ孤⽴している⻭は意外と磨きにくいのです。義⻭を利⽤している⽅の多くは⾼齢者ですが、中には⼿が不⾃由な⽅もいて、うまく磨けていないということもあります。メンテナンスはもちろん、残っている⻭を守るためにも定期的な受診を⼼がけてください。
はたぶ歯科クリニック
⼤津 裕司院長
- 板橋区/高島平/高島平駅
- 歯科 ●小児歯科
『入れ歯』をつくる時に歯科医院を選ぶコツは?
入れ歯についての考えや、作る過程は歯科医師によって全く異なります。私の場合は自分で全て設計し計画を立て、技工士さんに必ず指示通りに作成してもらっています。型をとったらそのまま技工士さんへ任せるというケースもありますが、その場合は技工士さんの力量で完成度は変わってくるでしょう。
どこで入れ歯をつくっても同じだろうと思っている方も多いのではと感じますが、実際には大きく異なります。入れ歯を作ってもらう時に参考にしていただきたい判断基準は「先生自身が入れ歯を設計しているかどうか?」です。歯科医師自らが設計している場合は、力のかかり具合など、細部に渡って考慮したうえで、詳細な指示を技工士さんに出してくれるはずです。
ちなみに完成後にも「入れ歯が痛い=当たり前」だと思ってはいけません。痛みを取れるように微細な調整が必要ですし、ちょっと気になることがあれば、すぐに歯科医師に相談して、自分に合った入れ歯を作ることが大切です。
和田歯科医院
和田 泰興 院長
- 行田市/旭町/行田市駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
アフターインプラントとしての義歯の価値
義歯の治療は、保険診療と自費診療とに分かれます。もちろん保険診療でも良いものは作れるわけですが、手順や材料が定められていますので、上限があると申してもいいかもしれません。自費診療はその枠がないことになりますから、出来上がったものに当然違いが出てきます。
歯を失った場合、インプラントと義歯がよく比較されますが、固定のものを望まれるのであれば、インプラントになるでしょう。義歯は洗浄のために外す必要がありますが、費用を抑えた上で見た目も噛む力もインプラントと遜色のないものがご用意できます。
また、インプラントも未来永劫使い続けられるわけではありません。そして、その際の選択肢は、義歯しかないのです。私が師匠と仰ぐ先生がよく仰っていたのが「入れ歯ができないのにインプラントに手を出してはいけない」ということ。アフターインプラントは義歯しかないわけで、その重要性が見直されるのもそんなに先のことではないでしょう。
錦糸町 市川歯科・矯正歯科
渡部 真澄 院長
- 墨田区/錦糸/錦糸町駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
自費診療なら自分好みの義歯を製作できるメリットが
義歯(入れ歯)とは、失ってしまった歯を補う人工歯のことを指します。義歯には保険が適用になるものと自費診療のものがあり、保険適用の義歯であれば比較的安価に製作できます。
保険適用の義歯は使用できる材料が決まっているため、金属の留め金(クラスプ)が口元で目立ったり、装着時に違和感を覚えたりするケースが少なくありません。一方で自費診療の義歯は審美性に優れているタイプ、食べ物の味を楽しめるタイプなどさまざまな種類があり、患者さんのご希望に合ったものを選べるメリットがあります。
しかし自費診療で高価な義歯を製作したとしても、生まれながらの天然歯に勝るものはありません。むし歯や歯周病にならず、ご自分の歯を長く使い続けるためにも、定期的な歯科健診を心がけていただくとよいでしょう。
たなか歯科医院
田中 智久 院長
- 茂原市/新小轡/新茂原駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
希望を明確にして最適なものを選び、きちんとメンテナンスを
義歯(入れ歯)とは歯が抜けてしまった、抜歯せざるを得なくなったところを補うものです。入れ歯、インプラント、ブリッジなどいくつか方法がありますが、何を入れて補うかにより処置の前準備が異なるケースもありますので、可能であれば抜歯をする前に抜歯後の処置の相談ができるのが望ましいです。インプラントは外科手術で埋め込むものですが、入れ歯は患者さんご自身で取り外しができます。歯を失った状態ひとつに対しても、保険診療の入れ歯もあれば、強度が強く長持ちする入れ歯、審美性に優れた入れ歯などがあります。食事でしっかり噛むため丈夫なものがいい、人と話す機会が多いから見た目を優先したいなど、患者さんの義歯の目的や希望を明確にして最適なものを選んでいただきたいです。噛み合わせなどにより、義歯も少しずつ擦り減ったり、状態が変化していきますので、3か月~6か月に一度は定期的なメンテナンスを受けるようにしてください。特に部分入れ歯の場合は、入れ歯だけではなく残っている歯のメンテナンスも肝要ですよ。患者さんご自身での歯磨きや、歯ブラシ選び、入れ歯のお手入れも大切ですので、医師や歯科衛生士に相談し指導を受けてくださいね。
ひらの歯科医院
平野 哲也 院長
- 藤沢市/菖蒲沢/長後駅
- 歯科