歯周病の原因・症状とは?
歯周病(シシュウビョウ)の原因
歯みがきが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取することにより、歯と歯ぐきの溝に粘着性の細菌の塊(歯垢)がたまって起こる炎症性疾患。歯垢は歯みがきで取り除くことができない歯石へと移行し、歯周病が進行し続ける状態となる。歯周病の進行を促進しかねないリスク因子として、喫煙や糖尿病・ホルモン異常などの全身疾患、極度の歯ぎしりや食いしばり、不適合な補綴物(義歯、冠など)などがあげられる。
歯周病(シシュウビョウ)の症状
初期に痛みが生じることはほぼなく、進行していくに従い、歯ぐきの腫れ・出血、口臭、起床時に口がネバネバする、物を噛みづらくなる、などの症状が見られる。歯周病とは、歯を支える骨を溶かす疾患であり、適切なケアが行われなければ歯を失う大きな原因となる。 近年では、歯周病が糖尿病をはじめ、全身の様々な疾患の大きなリスクファクターとなることが確認されている。
歯周病(シシュウビョウ)の治療
治療としては、歯周基本治療と呼ばれるものと外科治療がある。歯周基本治療とは、自宅での歯みがきの徹底に加え、歯科医院での歯石・歯垢の機械的清掃を指す。歯周病が軽度の場合、基本治療のみで進行を食い止められることもあるが、それで改善が見られない場合、あるいは中等度以上に進行してしまった場合には歯周外科治療が行われる。外科治療では外科的により深部に侵入した歯石を取り除く他、失われた骨を再生させる治療が行われる。 適切な歯みがきや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを用い、歯垢をできる限り落とせるようケアすることが大切。歯垢が歯石となると自力での除去は困難なため、歯科医院での専門的な処置が必須となる(メインテナンス)。また、免疫力の低下が歯周病の進行を促すと見られているため、生活習慣に気を配ることも大切である。
【受診科目】
- 歯科
- 歯科口腔外科
※20人の医師がこの病気について述べています
歯科医師に聞いた
歯周病の原因・症状・治療方法
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痛みなく進行する「歯周病」定期的な診察で予防と早期発見を
歯周病は痛みなく進行します。気づいたときには骨が溶けている状態になってる人が多いですね。わかりやすい症状があれば歯科医師を受診するんですが痛くなければ受診しない事が多いので、気づかず進行することがほとんどですね。歯周病を防ぐには3ヶ月に1回くらいの目安でチェックしていただけると良いですね。治療の基本はクリーニングです。お口の中の清潔を保つことで予防や早期発見につながりますので、定期的な診察が大切です。
豊岡歯科診療所
渡辺 龍典 院長
- 入間市/豊岡/入間市駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
歯周病治療は、原因や進行度に合わせたアプローチが大切
歯周病の主な原因は「歯に付着した細菌」または「かみ合わせの悪さ」にあり、進行すると歯茎の腫れ、出血、口臭などが生じます。初期には痛みなどの自覚症状がないため、痛みを感じた時には症状がだいぶ進んで歯が抜け落ちてしまうこともあります。歯周病の原因が細菌であれば、歯茎の状態を確認したうえで歯石除去などの治療を行うことが一般的です。歯周ポケットの奥にも細菌が存在する場合には、SRPや外科的な処置が行われることもあります。一方で、かみ合わせの悪さが歯周病の原因なのであれば、矯正治療や被せ物の作り替えを検討します。
歯周病を予防するためには、日々のメンテナンスが大切です。朝・昼・晩の食後には必ず、歯周病予防効果のある歯磨き粉を使って歯磨きをしましょう。このとき、歯ブラシとフロス・歯間ブラシなどを併用すれば、お口をより清潔に保つことができますよ。
相武台ゆうデンタルクリニック
志賀 勇太 院長
- 座間市/相武台/相武台前駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
食生活、歯磨き、定期的クリーニングが歯周病予防の鍵!
歯周病というのは感染症です。
歯周病の予防には歯磨きや定期的なクリーニングを続けることと、歯周病になりにくい食生活を送ることが大切ですね。
人間の身体というのは、酸性に偏ると細菌感染しやすくなります。酸性に偏る食事というのは肉類や乳製品ですね。反対に身体をアルカリ性に整えるためには野菜中心の食生活が良いので、日々の食事に配慮することが重要なんです。
若葉歯科医院
駒村 博行 院長
- 春日部市/大枝/武里駅
- 歯科 ●小児歯科
『歯周病』は進行状況を把握することが重要
むし歯以外に歯を無くす最大の原因の一つには「歯周病」が挙げられます。歯周病は強い症状が出ることは稀なので、自覚症状がないうちに進行していき、気づいたときには遅い病気です。いきなり歯周病になるのではなく、段階的に進行して歯が抜け落ちていきます。そうならないためにも、20代30代からできるだけ早く歯周病の状態を把握することで、将来に歯を残せる本数や可能性が劇的に変わってきます。歯周病を予防するケアについて普段の歯磨きはもちろん大切ですが、一度ついてしまった歯石を歯ブラシで取ることは不可能なので、定期的に歯医者さんで取ってもらう必要があります。なぜ早めに歯周病を治すべきなのか?それは入れ歯が入りづらくなったり、インプラントが打てなくなったり、対応が遅れると治療の選択肢が狭まるからです。ちなみに歯周病の進行によって神経をとった後は症状が出ないため注意が必要です。歯周病予防でいちばん大切なのは『現状把握をすること』。どのくらい歯周病が進行しているか自分では把握できないため、歯医者さんへ行ってレントゲンでの診断や歯茎の検査をして、進行状況を把握することが重要です。もし歯周病が進んでいるのであればそれ以上進ませないように治療をして、全く進んでいないのであればメンテナンスをしていくことになります。
ひなたデンタルクリニック
北島 潤平 院長 & 米田 春樹 先生
- 足立区/千住/北千住駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科
定期的な口腔ケアが大切。歯周病の重症化は大病のリスクも上がる
歯周病は重度になると歯肉が腫れる、出血するなどの症状があり、進行すると顎の骨が溶けてしまうくらい重症化します。歯周病の原因は細菌で、実は感染性や病原性の低いものは子どものうちに感染しています。成人してから強い病原菌の細菌に感染するケースが多く、口移しなども原因のひとつです。歯周病を予防するにはとにかく日頃のケアが大切で、毎日の歯磨きをしっかりすることと、定期的なメインテナンスで口腔ケアを行うことです。歯周ポケットが深い場合も、アプローチ治療をしていくことで歯周ポケットの深さを減らすこともできます。重症化してしまった場合、最近では溶けてしまった顎の骨を再生させる技術も確立されておりますが、全てのケースで保険適用になるとは言い切れません。歯周病原菌が歯周ポケット内の血管から動脈に入ってしまうと、動脈硬化を起こす要因にもなります。そうなれば脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高まり、糖尿病もある場合は透析になりやすくなります。それらを防ぐために歯周病の管理、歯科の視点から糖尿病の管理も必要と言えるところです。
ふかさわ歯科クリニック篠崎
深沢 一 院長・理事長
- 江戸川区/篠崎町/篠崎駅
- 歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●矯正歯科
慢性的な炎症疾患は互いにリンクして悪化させる傾向がある
インドで実際にあったことですけども、死産を経験された女性を調べたところ、歯周病菌が見つかったのです。DNAをたどっていくと、お口の中の歯周病菌と一致したということですね。かように、歯周病が早産と流産のリスクになることが明らかになっています。歯周病が早産や流産を誘発することは明確ですので、妊婦さんは歯科医院でしっかりチェックを受けられたほうがいいでしょう。
歯周病は慢性炎症疾患の1つです。糖尿病もそうですが、慢性炎症疾患はお互いがリンクして悪化させていくということもわかっています。ですから、お口の疾患と限定することなく、全身の状態に悪影響を及ぼすものとして認識されるべきなのです。
MANAデンタルクリニック
鈴木 盛仁 院長
- ふじみ野市/旭/ふじみ野駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
身体への負担を抑えながら改善が可能な歯周病のレーザー治療
歯周病のレーザー治療は、できるだけ負担を抑えながら炎症や感染を改善する方法として注目されています。レーザーには高い殺菌・消毒作用があり、歯周ポケット内に潜む歯周病菌や感染物質を効率よく除去できる点が特徴です。従来の器具では届きにくい部分にも作用するため、治療の精度を高め、再発リスクの低減にもつながります。
また、歯周病治療において重要な「治りの早さ」という点でも、レーザーは有効です。レーザー照射により組織の修復が促され、腫れや痛みが出にくく、治療後の回復が比較的早いとされています。
近年注目されているスウェーデン式歯周病治療では、歯や歯肉を必要以上に傷つけず、基本治療を重視する考え方が大切にされています。レーザー治療はこの考え方と相性がよく、外科的処置をできるだけ避けながら、歯周病菌の除去と治癒促進を目指します。無駄な処置を行わず、患者さん一人ひとりの状態に合わせたシンプルで効果的な治療が可能です。
このように、レーザーを活用した歯周病治療は、痛みや腫れを抑えつつ、歯を長く守るための選択肢の一つとして、幅広い患者さんに適した治療法といえるでしょう。
たかはし歯科医院
鷹橋 雅幸 院長
- 市川市/八幡/本八幡駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
気づかないうちに進行することも。歯を失う原因にもなる「歯周病」
歯周病は、歯に付着した汚れやプラーク(歯垢)の中にいる細菌によって引き起こされる感染症です。初期の段階では自覚症状がないことが多く、気づかないうちに進行してしまうケースも少なくありません。
症状が進行すると、歯ぐきからの出血や腫れがみられるようになり、さらに悪化すると「歯が揺れる」「浮いたような違和感がある」などの症状が現れます。放置すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯を失う原因にもなります。
歯科医院では、適切な診査・診断を行ったうえで、歯や歯ぐきの周囲に付着した汚れや歯石を取り除くクリーニングを行います。その後、炎症の改善状況を確認し、歯ぐきの内部に汚れが残っている場合には、必要に応じて麻酔を用いた処置を行うこともあります。
毎日丁寧に歯磨きをしていても、磨き残しを完全になくすことは難しいものです。歯周病の予防や早期発見のためにも、歯科医院での定期的なメンテナンスを習慣にし、お口の健康を守っていきましょう。
ココネ上福岡 いばた歯科
井畑 匡人 院長
- ふじみ野市/霞ケ丘/上福岡駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科
歯周病を悪化させないためには「継続的な治療」が必要
歯周病の原因はお口の中の細菌のほか、かみ合わせや糖尿病との関係も指摘されています。これらの要素に口呼吸など細菌が増えやすい環境が重なり、歯周病が進行すると考えられています。
歯周病は初期には痛みを感じることがなく、進行して歯が揺れるようになっても自覚症状が現れないこともあります。口臭や歯ぐきの腫れ・出血などがみられても、歯周病だと気付かないケースもあるため、早期発見のためには歯科医院での検査が欠かせません。
歯周病が判明した場合には、適切な治療を行い、現状維持をすることが一般的です。治療では歯周ポケット内の清掃などが行われます。歯周病は定期的な受診によって進行を抑制することが重要です。
ほづみ歯科クリニック
土屋 穂積 院長
- 横浜市旭区/笹野台/三ツ境駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
マウスウォッシュ、水素吸入……歯周病治療に新たなアプローチ
歯周病とは、細菌感染によって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨が溶けて最終的に歯を失う可能性のある病気です。従来の歯科治療では、プラーク(歯垢)の除去や正しいブラッシング指導が中心でしたが、近年は歯周病の原因菌そのものにアプローチすることで、症状の改善が目指せるようになってきました。
予防に有効とされるのがマウスウォッシュ「プロペリ」で、歯周病の原因となる嫌気性菌(酸素を嫌う菌)の活動を長時間コントロールし、口臭の無臭化も期待できます。歯周病予防には毎日の歯磨きや歯科医院でのメンテナンスが欠かせませんが、マウスウォッシュや水素吸入を併用することで、より高い効果を得られるでしょう。
海野歯科クリニック
海野 幸利 院長
- さいたま市浦和区/本太/浦和駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
全身の疾患の予防のためにも歯周病のコントロールが重要
歯周病とは口腔内の歯周病関連菌によって歯槽骨が溶かされたり歯肉に炎症が起きる病気です。早い人では10代から進行することがあり、一度罹患すると根絶が難しい慢性疾患です。
口腔内の歯周ポケットの面積を足すと掌ぐらいの面積になります。つまり歯周病に罹患している方は常に掌ぐらいの面積が炎症を起こしている状態と同じなのです。
他科の病気との関連性もわかってきており、例えば歯周病に罹患している人は罹患していない人に比べて糖尿病の症状が悪化します。逆に歯周病の治療をしてコントロールされていると血糖値が改善することも解っています。
歯周病菌はポケット内の血管から全身へと回ります。血管内に入り込んだ歯周病菌の刺激によって血管内に沈着物ができ、それにより血管の通り道が細くなり動脈硬化をを引き起こします。
気管や肺に歯周病菌が入ってしまうと誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があり、高齢者など体力が衰えている場合、最悪は死に至ることもあります。
妊娠中の方が歯周病に罹患していると低体重児や早産の危険性が高くなるとも指摘されています。
また近年ではアルツハイマー病と歯周病の関連性も示唆されてきています。
こうした全身にわたる疾患の予防として歯周病のコントロールが非常に重要となっています。
恵比寿デンタルクリニック東京
岡本 香穂里 院長
- 渋谷区/恵比寿/恵比寿駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科
特化した歯肉マッサージにより歯周病の治療と予防を行う
歯周病の原因細菌は、酸素を嫌う菌で、歯肉の中の歯石や何日も除去できていない歯垢の奥底に潜んでいます。そして歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの深いところは、酸素が届かないために歯周病菌が好んで住みつき、繁殖しやすいという特徴があります。この細菌が繁殖すると歯周ポケットはさらに深くなり、歯の周りの骨が破壊されて歯が抜けてしまいます。歯周病の基本的な治療は歯ブラシによる歯磨き、歯石の除去、腫れた歯肉を引き締めるための歯ブラシによる歯肉のマッサージといった3つの方法を継続して行ってもらいます。特に、歯肉を引き締めるためにはマッサージが大切です。当医院ではその人にあった歯磨きの方法を指導します。このようなセルフケアと定期的なメンテナンスによって、歯周病の治療を行います。
宮崎歯科医院
宮崎 利彦 院長
- 吉川市/鍋小路/吉川駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
定期的なメンテナンスで予防を。痛みには内科治療薬の服用もあり
歯周病は 口内の細菌によって引き起こされる炎症性疾患です。特定の細菌によるもので、歯磨きをしていても磨き方次第では歯周病になってしまうこともあり得ます 。無症状に進行していくことが多いですが、歯茎からの出血や歯茎の痛みで歯科医院を受診される方もいます。放置してしまうと、歯がグラグラとして最終的には骨が溶けて歯が抜けてしまうこともあります。歯周病 の治療は、原 因となる歯の汚れである歯垢や歯石の除去をしていくことが基本となります。歯周病が進行して重度の方は歯周内科治療を併用することもあります。薬で口内の細菌を減らしてから歯科衛生士によるクリーニングを行 い、 その後もメンテナンスを継続していくことが大切です。歯周病を予防するためには、やはり定期的な検診の受診と毎日の歯磨きが望ましいです。歯磨きを徹底することはもちろんなのですが 、患者さんが毎 日しっかり歯磨きをしていて も、どうしても磨き残しはあるものです。磨き残しをなくすため、磨く順序なども含め歯科医師及び優秀な歯科衛生士が歯ブラシの当て方なども指算しますよ。
錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック
前川 崇嗣 院長
- 墨田区/太平/錦糸町駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
なぜ歯周病を予防すべきなのか?
歯周病は細菌によって歯を支える骨が溶けてぐらぐらしたり、歯茎に炎症がおこったりします。海外に比べると日本人は歯周病が多いといわれていて、特に40代以上では非常に多くなっています。歯周病の人口が多い=入れ歯の人口が多い、ともいえるのですが、その原因は予防意識が低いためだと思います。そのため30代くらいから歯周病予防をしていく必要があるのです。もし入れ歯をすることになれば、ご飯を食べて美味しいと感じる幸せが失われてしまいます。生涯ずっと美味しく食べていくため、幸せに生きていくためには予防やメンテナンスをしていくことが大切です。それは何も難しいことではなく国民健康保険があるので半年に1回、数千円で実施していくことで十分に予防はできます。何か起こってからでは止められず手遅れになることもあるので、そうなる前に定期的にメンテナンスをして予防に努めるべきです。そうすることで歯周病だけではなく初期の虫歯にも気づくことができ、重症化を防ぐこともできます。
イースト歯科クリニック
小野内 康二 院長
- 草加市/中央/草加駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科
食いしばりによる「噛み癖」が歯周病の原因に
歯周病は奥歯を食いしばることによる「噛み癖」や顎関節症などが原因で発症します。冷たいものを口にしたときに歯がしみたり、痛みを感じたりする知覚過敏も、食いしばりが原因だといわれます。
最近は食いしばりや歯ぎしりが歯周病を助長することが分かってきたため、こわばった筋肉にボツリヌス菌を注射して、筋肉の緊張をやわらげる治療などが行われています。
愛里歯科
今井 元 理事長
- 草加市/草加/獨協大学前<草加松原>駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
歯周病は「予防」と「早期発見」が肝心
歯周病は、歯そのものではなく、歯を支えている土台(歯ぐきや歯槽骨)が細菌感染によって壊されていく病気です。日本人の成人の約8割が罹患していると言われており、誰もが注意すべき国民病といえます。
この病気の恐ろしさは、初期段階では痛みがほとんどなく、静かに進行する点にあります。歯ぐきの腫れや出血、口臭といったサインを放置すると、土台となる骨が溶け、最終的には健康な歯であっても抜け落ちてしまいます。さらに近年の研究では、お口の中の細菌が全身に回ることで、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎といった重大な全身疾患を悪化させるリスクも明らかになっています。
治療の基本は、原因となる歯垢(プラーク)や歯石を徹底的に取り除くことです。歯科医院での専門的なクリーニングに加え、自宅での正しいブラッシングが欠かせません。一度溶けてしまった骨を元に戻すのは非常に困難なため、何よりも「予防」と「早期発見」が肝心です。自覚症状がなくても定期的に歯科検診を受け、プロのケアと毎日のセルフケアの両立を心がけることが、生涯にわたって自分の歯と全身の健康を守る鍵となります。
ナウ歯科クリニック
鈴木 敬浩 院長
- 銚子市/四日市場町/松岸駅
- 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科
タバコは歯周病のリスクを高めるってホント?
歯周病の症状は歯肉、口の中に炎症を起こして出血があったり、口臭があったりすることです。歯周病が進むと歯槽膿漏になって固いものが噛みづらくなるのですが、そういった症状を歯周病といいます。原因は歯医者で抜いた歯をそのまま放置してケアを怠ったり、噛み合わせの問題であったり、病気であったり、喫煙や治療後の衛生環境が悪いことです。患者さんがやるべきケアは、歯磨きをすることや定期健診を受けることです。特に定期健診ではブラッシング指導を必ず受けた方がいいと思います。患者さんに知っておいてほしいことは、喫煙は歯周病に悪影響があることです。タバコは歯槽膿漏に直撃するので、減らすかやめるかで大きく状況が変わってきますし、タバコを吸うことで歯周病の進行速度も変わります。
加藤歯科医院
加藤 秀男 院長
- 飯能市/双柳/東飯能駅
- 歯科 ●小児歯科
予防こそ何よりの治療
歯みがきができてないから歯周病になる。そう考えられる方は多くいらっしゃることでしょう。それも確かなことですが、一方で原因の1つに過ぎないということもまた確かなのです。被せ物や詰め物が合ってない、糖尿病などの全身疾患がある、などなど、歯周病の要因となるものは様々あります。さらには、飛沫感染の可能性です。今回の新型コロナウイルスの流行で、お口の中の菌がどのように空気中を移動し、感染につながるか、テレビ等でご覧になったかと思います。例えば、パートナーの方の歯周病が重度だとすると、ご家族のみなさんに移っていく可能性もあるのです。歯科医師は想定される要因を1つひとつ検証していき、その方にとって最適な治療プランを考えていくことになります。
歯周病は、痛みを感じることがほとんどありません。ですから、まったく症状のないまま末期まで進んでしまうことも珍しくないのです。身の回りの方に「口が臭い」と指摘を受け、受診される方は運が良いと言っていいでしょう。末期まで進んでしまうと、治療の選択肢は限られてしまい、抜歯を余儀無くされるケースも少なくありません。だからこそ、早め早めの段階でお口の中の検査をおこない、歯周病が隠れていないかどうかを見ていくことが何よりも大切です。お口の疾患、特に歯周病について言えば、予防に勝る治療はないのです。
アール歯科クリニック川口芝
玉野 博 院長
- 川口市/芝/蕨駅
- 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
定期的な検診と効果的なブラッシングで歯周病を予防
歯周病は、プラーク(歯垢)の中に存在している歯周病菌が口の中に定着することが原因で起きる病気です。口の中に定着するのは、およそ30歳までと言われています。その前に、子どもの頃から口の中を清潔にすることが大切です。最近は、子どもの成熟度が早くなっているため、細菌叢の定着も早まってきています。そのため、小学校高学年の頃から歯周病予防を始めましょう。予防方法としては、規則正しい食生活にすること、効果的なブラッシングを行うことです。特に、歯科医院で定期的に歯科検診を受けることが大切になります。歯科検診では歯科衛生士を中心に、プラークを綺麗に取り除く歯みがきの指導と、歯石と病原性プラークのクリーニングを行います。さらに治療が必要な場合は、歯周外科治療を行うこともあります。
歯周病は、全身に影響を及ぼす病気です。30歳までに歯周病菌の定着を防ぎ、その後も敵的なクリーニングと効果的なブラッシングを行うことで、歯周病を予防していきましょう。
さいかわ歯科医院
犀川 弘 院長
- さいたま市浦和区/北浦和/北浦和駅
- 歯科 ●小児歯科
自宅でのセルフケアと定期検診でお口の健康を守ってほしい
歯周病はプラーク(歯垢)が大きな要因とされていますが、最近では腸内環境の乱れなど全身の状態が関係していることが分かってきました。どれだけ歯磨きを頑張っても歯周病が改善しない方がいるのはこのためです。歯周病が進行すると歯ぐきからの出血がみられるほか、「腫れた感じがする」「歯が揺れる」などの症状を訴える患者さんもいます。
歯周病治療では、最初に歯磨き指導が行われることが一般的です。歯の形や大きさは一人一人異なりますから、それぞれの患者さんに合った歯磨き指導を行うことが理想です。正しい歯磨き法を継続しても症状の改善がみられない場合は、重症度に応じてプロの手によるクリーニングや外科手術が行われます。
歯周病を予防するためには、ご自分のお口の状態や歯磨きのクセを踏まえて、正しい歯磨き法を身につけることが大事です。さらに歯科医院での定期検診を心がけ、お口の健康を維持していただきたいと思います。
神保町ミセ歯科・矯正歯科
三瀬 太記 院長
- 千代田区/神田神保町/神保町駅
- 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科