歯周病の原因・症状とは?

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20人の医師がこの病気について述べています

歯科医師に聞いた
歯周病の原因・症状・治療方法

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歯周病検査や症状の悪化を抑えるための定期的な通院が大切

歯周病は、歯茎の部分に汚れが溜まっていることが一番の原因です。プラークや歯石が溜まり、歯茎に炎症を起こします。その炎症によって、歯の骨にまで影響が出てしまうことが歯周病です。症状として、最初に出血が見られます。細菌が入りこむと出血が起こり、その後痛みや腫れが出てくることが特徴的です。その歯茎の出血後では、歯周ポケットが徐々に深くなります。そして、骨が少しずつなくなり、最終的には歯がグラグラして抜けてしまうという症状が起きます。
全部の歯に症状が均一に進むより、部分的に進行することが多いです。もし、自分で判断できない場合は歯医者で診察を受けましょう。歯石になってしまうと自分で取ることはできません。歯石取りは歯医者で行ってもらい、歯周病検査で現状把握していきます。治療後は、定期的に3ヵ月~半年の健診、掃除が必要です。これは、国が推奨している期間です。歯周病は慢性的な疾患のため、完治させるのではなく、安定させることを目指します。症状が悪化しないように、定期的に管理を行い、コントロールすることが大切となるでしょう。

山本 太郎 院長

ゆうき総合歯科蕨クリニック

山本 太郎 院長

  • 蕨市/北町/北戸田駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

歯周病の治療や予防のために日々の正しいブラッシングが重要

歯周病の原因は、食べた物やブラッシングの仕方により、お口の中にプラークが住み着いてしまうことが挙げられます。症状には、歯茎から血が出ることや口臭が強くなるという状態になります。悪化すると、膿が出たり歯のぐらつきが見られたりといった症状も出てきます。
歯周病の治療として、最も大事なことは日々のブラッシングです。正しいブラッシング方法を毎日行うことで、歯周病を治療し悪化を防ぎます。また、定期的に歯科医院でプラークや歯石を除去することも重要です。

辻川 慶子 院長

アルファデンタルクリニック

辻川 慶子 院長

  • 川口市/朝日/南鳩ヶ谷駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科

『歯周病』は定期的な歯石取りだけでは不十分。きちんと治療できる病院を探しましょう

歯周病の主な原因は、歯ブラシが足りないこと。歯の周りの汚れです。
症状は、歯茎が腫れたり、骨が溶けたり、歯が下がったりします。慢性疾患なので、患者さんの日々の口腔内管理が非常に大事になります。患者さんの日常に寄り添っていかないと完全に治すことが不可能な病気だと考えています。

治療法は歯石の除去が必要になってきますが、世の中の歯周病に対する治療というのは、「歯石を取って終わり」というイメージが強いのです。それだけでは、歯周病の根本的なことを治していないと思います。衛生士さんにブラッシングケアがきちんとできているのか診てもらい、その上で歯石も除去し、歯周のオペ(歯周外科手術)も行い、ようやく治ったということができます。これらは簡単な話ではなくて、長期にわたってみていかなければなりません。

予防については、歯周病治療のために3~4ヶ月毎に歯石をとってもらうということでなく、『患者さん自身がきちんと歯を磨けているのか?』といったことに焦点を当てた方が良いです。歯周病を治してほしい人に対して、きちんと歯周病を治せる歯科医院を探しましょう。

岡 勇気 院長

大和田おか歯科医院

岡 勇気 院長

  • さいたま市見沼区/大和田町/大和田駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

予防こそ何よりの治療

歯みがきができてないから歯周病になる。そう考えられる方は多くいらっしゃることでしょう。それも確かなことですが、一方で原因の1つに過ぎないということもまた確かなのです。被せ物や詰め物が合ってない、糖尿病などの全身疾患がある、などなど、歯周病の要因となるものは様々あります。さらには、飛沫感染の可能性です。今回の新型コロナウイルスの流行で、お口の中の菌がどのように空気中を移動し、感染につながるか、テレビ等でご覧になったかと思います。例えば、パートナーの方の歯周病が重度だとすると、ご家族のみなさんに移っていく可能性もあるのです。歯科医師は想定される要因を1つひとつ検証していき、その方にとって最適な治療プランを考えていくことになります。

歯周病は、痛みを感じることがほとんどありません。ですから、まったく症状のないまま末期まで進んでしまうことも珍しくないのです。身の回りの方に「口が臭い」と指摘を受け、受診される方は運が良いと言っていいでしょう。末期まで進んでしまうと、治療の選択肢は限られてしまい、抜歯を余儀無くされるケースも少なくありません。だからこそ、早め早めの段階でお口の中の検査をおこない、歯周病が隠れていないかどうかを見ていくことが何よりも大切です。お口の疾患、特に歯周病について言えば、予防に勝る治療はないのです。

玉野 博 院長

アール歯科クリニック川口芝

玉野 博 院長

  • 川口市/芝/蕨駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科

重度の場合は外科処置のケースも。検診と正しい歯磨きで予防を徹底する

歯周病とは細菌の感染によって口腔内の炎症が引き起こされるもので、歯茎や歯を支える骨が溶けてしまう症状です。日本人の成人のおよそ8割が歯周病と言われています。歯周病の原因は食べることによって溜まる歯垢で、ここに細菌が含まれています。ブラッシングが十分に行き届いていない状態が数か月続くと、バイオフィルムという細菌の膜が歯の周りにできてて、こうなると歯ブラシでは落とせなくなってしまいます。それが放置されると歯周病へと発展し、重度になると骨がなくなり歯が抜け落ちてしまうんです。歯周病の治療としては、歯石を除去して菌を徹底的に取り除くことです。清潔な状態にすることで炎症の進行が止まり歯茎が引き締まっていきます。重度の歯周病は歯茎を切開して奥の歯石を除去したり、溶けた骨を再生するための外科処置が必要になります。そうならないための歯周病の予防策としては、正しい歯磨きをすることが何より大切です。数か月に一度は歯科の検診を受けること、正しいブラッシングの指導を受けることで、早期発見と予防に努めることが肝要ですよ。

小松 雅之 院長

ブリストデンタルクリニック三郷

小松 雅之 院長

  • 三郷市/下彦川戸/新三郷駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科

正しい歯磨きと定期的なメンテナンスで歯周病を予防

歯周病とは、歯と歯茎の隙間に多くの細菌が溜まることによって起きる疾患のことです。糖分が含まれている食べ物の過剰摂取や、不十分な歯みがきが習慣化していることで、歯垢が歯の表面に定着します。この歯垢には、原因となる細菌が1㎎中あたり10億ほど存在し、これらの細菌によって炎症を引き起こすことになるのです。歯周病菌は嫌気性菌であり、うがいをしただけでは本来の原因に効果がありません。また、炎症が起きても自覚症状がないことが多く、放置していると歯周ポケットという歯と歯茎の隙間が深くなり、抜歯が必要な状態にまで悪化していまいます。
歯周病を予防するために一番大事なことは、定期的なメンテナンスとセルフケアです。歯ブラシ1本だけでは完全に磨くことは難しく、歯間ブラシやデンタルフロスと合わせたブラッシングが大切になります。それでも100%の歯磨きは不可能でしょう。歯ブラシの選び方や部位によっての使い分け、磨き方が大切なのです。
また近年は、昔と比べて虫歯は減っているかわりに歯周病のお子さんが増えてきました。中学生を過ぎてからは、歯周病予防のブラッシングを意識した方が良いでしょう。
歯周病で一番避けたいことは、自覚症状がないまま悪化してしまうことです。日々の正しい歯磨きを行い、定期的なメンテナンスを受けることでしっかりと対策してください。

永田 喜久 院長

ながた歯科クリニック

永田 喜久 院長

  • 朝霞市/三原/朝霞台駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

定期的な検診と効果的なブラッシングで歯周病を予防

歯周病は、プラーク(歯垢)の中に存在している歯周病菌が口の中に定着することが原因で起きる病気です。口の中に定着するのは、およそ30歳までと言われています。その前に、子どもの頃から口の中を清潔にすることが大切です。最近は、子どもの成熟度が早くなっているため、細菌叢の定着も早まってきています。そのため、小学校高学年の頃から歯周病予防を始めましょう。予防方法としては、規則正しい食生活にすること、効果的なブラッシングを行うことです。特に、歯科医院で定期的に歯科検診を受けることが大切になります。歯科検診では歯科衛生士を中心に、プラークを綺麗に取り除く歯みがきの指導と、歯石と病原性プラークのクリーニングを行います。さらに治療が必要な場合は、歯周外科治療を行うこともあります。
歯周病は、全身に影響を及ぼす病気です。30歳までに歯周病菌の定着を防ぎ、その後も敵的なクリーニングと効果的なブラッシングを行うことで、歯周病を予防していきましょう。

犀川 弘 院長

さいかわ歯科医院

犀川 弘 院長

  • さいたま市浦和区/北浦和/北浦和駅
  • 歯科 ●小児歯科

正しいブラッシングを心がけ、歯周病やむし歯を予防してほしい

歯周病は磨き残しや噛み合わせの乱れなどにより、お口の中に細菌がたまって繁殖することで発症します。一方で歯周病は口腔環境を整えることによって予防ができ、症状の改善が期待できる病気でもあります。

お口の中の状況は一人ひとり異なるため、当院では歯磨きをするタイミングや歯磨きにかける時間、どんな形状の歯ブラシをお使いなのかなどをヒアリングすることからスタートします。丁寧な問診によって細菌がたまる理由やたまりやすい場所を特定し、一人ひとりに適したアプローチ方法をご提案したり、正しいブラッシング方法をご指導したりしています。毎日丁寧にブラッシングしていただくことはむし歯の予防にもつながりますので、大切な歯を守るためにも正しいブラッシング方法を身につけていただくとよいでしょう。

岡部 圭祐 院長

池上おかべ歯科

岡部 圭祐 院長

  • 大田区/池上/池上駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

なぜ歯周病を予防すべきなのか?

歯周病は細菌によって歯を支える骨が溶けてぐらぐらしたり、歯茎に炎症がおこったりします。海外に比べると日本人は歯周病が多いといわれていて、特に40代以上では非常に多くなっています。歯周病の人口が多い=入れ歯の人口が多い、ともいえるのですが、その原因は予防意識が低いためだと思います。そのため30代くらいから歯周病予防をしていく必要があるのです。もし入れ歯をすることになれば、ご飯を食べて美味しいと感じる幸せが失われてしまいます。生涯ずっと美味しく食べていくため、幸せに生きていくためには予防やメンテナンスをしていくことが大切です。それは何も難しいことではなく国民健康保険があるので半年に1回、数千円で実施していくことで十分に予防はできます。何か起こってからでは止められず手遅れになることもあるので、そうなる前に定期的にメンテナンスをして予防に努めるべきです。そうすることで歯周病だけではなく初期の虫歯にも気づくことができ、重症化を防ぐこともできます。

小野内 康二 院長

イースト歯科クリニック

小野内 康二 院長

  • 草加市/中央/草加駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科

タバコは歯周病のリスクを高めるってホント?

歯周病の症状は歯肉、口の中に炎症を起こして出血があったり、口臭があったりすることです。歯周病が進むと歯槽膿漏になって固いものが噛みづらくなるのですが、そういった症状を歯周病といいます。原因は歯医者で抜いた歯をそのまま放置してケアを怠ったり、噛み合わせの問題であったり、病気であったり、喫煙や治療後の衛生環境が悪いことです。患者さんがやるべきケアは、歯磨きをすることや定期健診を受けることです。特に定期健診ではブラッシング指導を必ず受けた方がいいと思います。患者さんに知っておいてほしいことは、喫煙は歯周病に悪影響があることです。タバコは歯槽膿漏に直撃するので、減らすかやめるかで大きく状況が変わってきますし、タバコを吸うことで歯周病の進行速度も変わります。

加藤 秀男 院長

加藤歯科医院

加藤 秀男 院長

  • 飯能市/双柳/東飯能駅
  • 歯科 ●小児歯科

むし歯になりにくい人は歯周病になりやすいってホント?

歯磨きをする時に衛生士さん並みのブラッシングができる人は少なく、一般の人が歯周病管理を完璧にするのは難しいものです。閉塞した状態であるお口の中には菌があり、理科用容器ガラスシャーレに細菌を2種類入れると増殖していき、どちらかが優勢になります。歯周病も同じで優勢菌が歯周病菌になる人は歯周病になりやすく、虫歯菌が優勢になる人は虫歯になりやすい人ということになり、大体3歳くらいまでに決まってきます。たとえば25歳、30歳になってレントゲンを撮っても殆んど治療するところがない場合は、完璧に虫歯の管理ができているわけではなくてもそれだけの状況を保っているので、歯周病菌が殆どを占めていることになるのです。歯周病の症状は限界までほぼなく、限界になると歯が揺れてしまい、そこまでいくとアウトです。そうならないためにも検診をきちんと受けることがいちばんの予防法です。ブラッシングは、どんなにマメな人であっても日々磨いていくうちにだんだん雑になっていくものです。それを防止するために検診へ行き、衛生士さんと話す機会を持ち、磨き方について定期的な指導を受けることが大切です。歯周病菌を多く持っている体質の場合は、特に予防に力を入れる必要があります。「8020運動」のように、80歳で20本の歯が残すことを目指して。

雪下 健太郎 院長

蓮田ひまわり歯科

雪下 健太郎 院長

  • 蓮田市/東/蓮田駅
  • 歯科 ●矯正歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

痛みなく進行する「歯周病」定期的な診察で予防と早期発見を

歯周病は痛みなく進行します。気づいたときには骨が溶けている状態になってる人が多いですね。わかりやすい症状があれば歯科医師を受診するんですが痛くなければ受診しない事が多いので、気づかず進行することがほとんどですね。歯周病を防ぐには3ヶ月に1回くらいの目安でチェックしていただけると良いですね。治療の基本はクリーニングです。お口の中の清潔を保つことで予防や早期発見につながりますので、定期的な診察が大切です。

渡辺 龍典 院長

豊岡歯科診療所

渡辺 龍典 院長

  • 入間市/豊岡/入間市駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

特化した歯肉マッサージにより歯周病の治療と予防を行う

歯周病の原因細菌は、酸素を嫌う菌で、歯肉の中の歯石や何日も除去できていない歯垢の
奥底に潜んでいます。そして歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの深いところは、酸素が
届かないために歯周病菌が好んで住みつき、繁殖しやすいという特徴があります。この細
菌が繁殖すると歯周ポケットはさらに深くなり、歯の周りの骨が破壊されて歯が抜けてし
まいます。歯周病の基本的な治療は歯ブラシによる歯磨き、歯石の除去、腫れた歯肉を引
き締めるための歯ブラシによる歯肉のマッサージといった3つの方法を継続して行っても
らいます。特に、歯肉を引き締めるためにはマッサージが大切です。当医院ではその人に
あった歯磨きの方法を指導します。このようなセルフケアと定期的なメンテナンスによっ
て、歯周病の治療を行います。

宮崎 利彦 院長

宮崎歯科医院

宮崎 利彦 院長

  • 吉川市/鍋小路/吉川駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科

食生活、歯磨き、定期的クリーニングが歯周病予防の鍵!

歯周病というのは感染症です。
歯周病の予防には歯磨きや定期的なクリーニングを続けることと、歯周病になりにくい食生活を送ることが大切ですね。
人間の身体というのは、酸性に偏ると細菌感染しやすくなります。酸性に偏る食事というのは肉類や乳製品ですね。反対に身体をアルカリ性に整えるためには野菜中心の食生活が良いので、日々の食事に配慮することが重要なんです。

駒村 博行 院長

若葉歯科医院

駒村 博行 院長

  • 春日部市/大枝/武里駅
  • 歯科 ●小児歯科

毎日の積み重ねで防げる歯周病

歯周病は歯ブラシが歯の根元にしっかり当たらないことで歯垢が溜まっていく、つまりバイキンの死骸ですね、それがびっしりと歯に張り付くことで歯茎がどんどん衰え、痩せていく病気です。虫歯でもなんでもない、歯は綺麗、なのに突然ぐらぐらしてきて最終的には抜けてしまうのです。歯が抜けてしまったら、そこはブリッジやインプラント、入れ歯で補うことになります。歯周病の予防法としては、歯の根本の部分をしっかり磨くことが基本です。しかし、それだけでは少しずつ歯石が溜まってきてしまうので、定期的に歯科医院で歯石を取ることも重要です。患者さんの歯を見ていると、歯のクリーニングに定期的に通っている人ほど歯石がほとんどついていません。逆になかなか歯のクリーニングに通う習慣がない人ほど歯石が沢山ついているんです。ですので、やはり歯科医院でのクリーニングがいかに大切かわかってもらえると思います。また、中には歯磨きをしっかりしているつもりでも上手に磨けていない人もいるんです。そういった歯磨きの落とし穴を見つけるためにも歯科医院でのチェックをお勧めします。
当院では、歯磨きのポイントを・柔らかい歯ブラシで根元を細かく・力加減は優しくなど細かく説明していきます。歯ブラシは一般的には柔らかくて薄いものがお勧めです。ただ、人によって合う合わないがあります。一人一人口の中の状態は異なりますので、全員に合う歯ブラシというのはないんです。ですので、ご自分にあったものを見つけるためには色々と試してみてください。基本は小さく柔らかいものです。色々試すと、自分にフィットするとわかると思います。そして、そのフィットする歯ブラシを見つけたら、それで歯磨きを続けましょう。ぜひチャレンジしてみてください。また、歯磨き粉を使えば安心と思ってしまいがちですが、歯磨き粉はあくまで補助の役割で、メインは歯磨きです。歯磨き粉は少し、物足りないくらいでちょうどいいのです。多すぎて口の中が泡でいっぱいになってしまうと、磨けてないのに磨いた気になってしまうので要注意です。


野田 真孝 院長

京埼歯科医院

野田 真孝 院長

  • さいたま市中央区/下落合/与野本町駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●歯科口腔外科

歯周病治療のカギは早期発見・早期治療。気づかず進行する疾患をしっかり予防

歯周病は自分で気づいていない方も多いんです。若い人の中にも歯肉炎の状態でこの先歯周病になってしまいそうな方もいますしね。

歯周病には早期発見早期治療がとても大事です。
歯周病はお口の中の細菌の割合(バランス)が崩れることでおこりますので、細菌がどのくらい増えたらバランスが崩れるのかは人それぞれですね。年齢や体質による部分が大きいです。つまり、年齢や体質により治療や予防が異なるということでもあります。

悪化している場合は専門的な治療が必要となりますので、まずは予防が大切なんです。
痛みや症状がないうちに受診していただくと初期のうちに歯周病に気づいて治療を始められます。あまり歯科医院に馴染みのない高校生や30-40代の方は特に意識して、定期検診を習慣にしていただくと安心ですね。



深澤 俊也 院長

エスト歯科イオンスタイルせんげん台

深澤 俊也 院長

  • 越谷市/千間台西/せんげん台駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

ご自身で歯みがきなどのケアができていることが前提に

【杉山 裕貴 先生】
歯周病とは、その名の通り歯周病菌という細菌が引き起こす疾患です。歯周病は「歯ぐきが腫れる病気」と思ってらっしゃる方も多いのですが、実際は歯の周りにある骨が溶け、歯を失っていく最大の要因となる疾患です。

【杉山 冠楠 先生】
治療としては、歯石を除去し、汚れを取り除いたり、もしくは外科的・内科的治療もありますが、患者さんご自身がしっかりと歯みがきが出来ていることが前提となります。歯周病は「歯医者さんで治してもらうもの」ではなく、ご自身が歯みがきや歯間ブラシをしっかり扱えなければ悪化してしまうものなんですね。当院ではお口の中の写真をお撮りしてご覧いただいたり、位相差顕微鏡を用い、お口の中の細菌を実際にご覧いただくなど、モチベーションを維持してもらえるような取り組みをおこなっています。

【杉山 裕貴 先生】
歯周病は全身疾患と関わりがあり、特に糖尿病とは密接な関係にあります。重度の歯周病を患っている方で、糖尿病の状態について自覚のない方も少なくありませんが、糖尿病を治さないことには歯周病が治ることはありませんし、その逆もまたしかりです。お口の中だけではなく、全身の状態に気を配っていくことも大切になります。

杉山 裕貴 先生 & 冠楠 先生

八王子きずな歯科

杉山 裕貴 先生 & 冠楠 先生

  • 八王子市/明神町/京王八王子駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

電動歯ブラシを活用してプラークをしっかり除去

最近はお子さんたちへのフッ素塗布などをはじめとした予防意識が広まり、むし歯に悩む方はずいぶん少なくなりました。一方で、日本人が歯を失う大きな原因となっているのが歯周病です。歯周病は成人の約8割がかかっているといわれますが、実は毎日の歯磨き習慣を見直すことでコントロールできる病気でもあります。

ブラッシングが十分でなく、歯の表面にプラーク(歯垢)が残ってしまうと、やがて歯肉が炎症を起こして出血などがみられるようになります。これを予防するには毎日きちんとブラッシングすることが大事なのですが、磨いているつもりでも歯ブラシがきちんと当たっていなかったり、たとえば右利きの方ではどうしても右側の磨き残しが多くなったりします。

こうした現状を踏まえ、私がみなさんにおすすめしているのが“電動歯ブラシ”です。最近の電動歯ブラシは優秀ですから、歯に軽く当てるだけで表面に付着した汚れをしっかり落としてくれます。機械ならではの細かい振動は人の手で再現することが難しいですし、時間がくると歯ブラシが自動的に止まるので“磨き過ぎ”を防止できることもポイントです。本体が1つあれば毛先部分を複数購入してご家族みなさんで使うこともできますので、コストパフォーマンスにも優れているのではないでしょうか。初めて購入される場合は、ヘッド部分が小さめでラウンド型のものがオススメです。

前川 和恵 院長

中目黒カズデンタルクリニック

前川 和恵 院長

  • 目黒区/上目黒/中目黒駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

スケーリングをしても症状が改善しない歯周病がある

歯周病は、大きく2つに分かれます。1つは、口腔常在菌と言われるお口の中に常にいる菌が大量に繁殖し、歯周病の症状が起こるもの。もう1つが、歯周病原菌と言われる特定のリスクの高い菌に感染を起こし、歯周病になっているものです。前者については、正しい歯みがきをおこない、スケーリングをすれば症状は改善します。ただ単に清潔でないから起こるものですから、お口の中がきれいになれば治っていくんですね。それに対し、要注意なのが後者です。こちらは感染を起こしている菌を除去しないことには、いくらスケーリングをしても治ることはありません。お口の中の菌を特定し、それに対応する抗生剤を打つといった、しかるべき対応をすることが不可欠となります。
歯みがきをきちんとすることは大前提です。しかし、歯周病原菌の感染によって起こる症状は、それだけでは治ることはありません。歯周病の検査および菌を特定する検査をおこない、順序立てて治療を進めることのできる歯医者さんを選ばれるべきかと思います。

石橋 翼 理事長

エイル歯科・矯正歯科 本羽田医院

石橋 翼 理事長

  • 大田区/本羽田/糀谷駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科

定期的なメンテナンスで予防を。痛みには内科治療薬の服用もあり

歯周病は 口内の細菌によって引き起こされる炎症性疾患です。特定の細菌によるもので、歯磨きをしていても磨き方次第では歯周病になってしまうこともあり得ます 。無症状に進行していくことが多いですが、歯茎からの出血や歯茎の痛みで歯科医院を受診される方もいます。放置してしまうと、歯がグラグラとして最終的には骨が溶けて歯が抜けてしまうこともあります。歯周病 の治療は、原 因となる歯の汚れである歯垢や歯石の除去をしていくことが基本となります。歯周病が進行して重度の方は歯周内科治療を併用することもあります。薬で口内の細菌を減らしてから歯科衛生士によるクリーニングを行 い、 その後もメンテナンスを継続していくことが大切です。歯周病を予防するためには、やはり定期的な検診の受診と毎日の歯磨きが望ましいです。歯磨きを徹底することはもちろんなのですが 、患者さんが毎 日しっかり歯磨きをしていて も、どうしても磨き残しはあるものです。磨き残しをなくすため、磨く順序なども含め歯科医師及び優秀な歯科衛生士が歯ブラシの当て方なども指算しますよ。

前川 崇嗣 院長

錦糸町マルエツMiniデンタルクリニック

前川 崇嗣 院長

  • 墨田区/太平/錦糸町駅
  • 歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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