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深沢 一 院長・理事長

HAJIME FUKASAWA

歯周病の徹底的な予防とメインテナンスで、患者を大病のリスクから守る。難症例にも対応できるインプラントの高い技術にも定評あり

九州歯科大学卒業後、歯科医師として経験を積み『深沢歯科クリニック』開院。医療法人社団開設に伴い『ふかさわ歯科クリニック篠崎』に改名

深沢 一 院長・理事長

深沢 一 院長・理事長

ふかさわ歯科クリニック篠崎

江戸川区/篠崎町/篠崎駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

現状に甘んじることなく、進化する歯科医療に対応

深沢 一 院長・理事長

高校時代に進路を考えたとき、当初は別の道を考えていましたが、最終的には歯学の道へと進みました。歯科医師は細かな作業も多く、精密さが求められることが多い仕事です。特に『ふかさわ歯科クリニック篠崎』を開院してからは経営者の視点も必要となりますので、様々なことがありました。それでも長く続けられているのはやはり、この仕事が好きで、地域の医療に貢献できるということが大きいです。治療、予防にフッ素が使われるようになり、むし歯の治療自体がこの20年ぐらいでおおよそ半減している半面、歯周病の患者さんや、お子さんの口腔機能発達不全なども増えて、やはり必要とされる仕事だなと痛感しています。私たちもけして現状で満足することがないよう、院内では定期的に勉強の機会も設けており、スタッフ同士で情報共有し、常に進化する歯科医療へ対応できるように心がけています。また、歯科衛生士の給料を上げ雇用も守りたいですから、今年6月の厚生労働省の診療報酬改定についても解説し理解してもらっています。今後は病院との連携強化も視野に入れています。入院されていた患者さんが手術の全身麻酔で気管挿管をする際、手術後に歯周病が一気に進行したり、口内の細菌が肺まで入り込んだりなどのトラブルが頻発しているのです。周術期の患者さんの歯周病の管理や、歯を保護するマウスプロテクターの作成などで、近隣の大きな病院と連携を取るべく、何度か勉強会も開催しています。歯科の視点から手術の注意事項もお伝えすることで、周術期の患者さんの口内の健康をお守りしていきたいです。

大病の元になり得る歯周病治療と予防で、患者の全身を守る

深沢 一 院長・理事長

『ふかさわ歯科クリニック篠崎』は歯科衛生士の人数が多く、歯周病治療と予防は特に力を入れている診療のひとつです。歯周病の進行に応じた適切な治療のほか、歯磨き指導から歯周病を防ぐための定期的なメインテナンスまで、充実した数の歯科衛生士が対応しています。エアフロ―という機械を使用し、歯周ポケットのかなり深いところまでクリーニングできるのが利点ですね。歯周病は国民病とも言える口内の慢性疾患で、軽度の患者さんも含めると、成人の80%が罹患していると言われています。そして歯周病は大病の1丁目1番地と言っても過言ではありません。歯周病の患者さんは糖尿病になりやすく、その生活習慣病から脳梗塞や心筋梗塞のリスクも上がるほか、当然患者さん医療費の負担も大きくなります。当院では患者さんの問診票に糖尿病と書かれていれば、その方の担当医に問い合わせて情報をもらうようにしています。ほかにも歯周病菌は動脈硬化や高血圧のリスクが上がり、誤嚥性肺炎も起こりやすくなります。これからの歯科はお口の健康を通して患者さんの全身を管理していくべきと思いますので、口腔内だけを診るのではなく、どういった病気のリスクに繋がるのかもお伝えし、患者さんの健康をお守りしていきたいです。

高い技術と先進医療で難症例のインプラント手術も可能

深沢 一 院長・理事長

『ふかさわ歯科クリニック篠崎』はインプラントの治療に関しても高い技術を有しており、顎の骨の量や高さが充分ではないケースや、複数のインプラントにする必要があるなどの難症例にも対応しています。骨誘導再生法といって、骨補填材や患者さんの歯の骨を充填して骨量を増やすことが可能です。ほかにも上顎奥歯に新しい骨を作るサイナスリフトとい手術や、歯槽骨の骨幅を拡大するリッジエキスパンジョン手術など、最新の治療技術で対応していますので、他院でインプラント治療を断られたという方も、ぜひ一度当院にご相談ください。当院のインプラント治療は1回法ではなく2回法での手術となり、より成功率が高く審美性にも優れ、感染リスクも低いことが利点です。CTスキャナーと連携する3Dシミュレーションソフトを用いて、埋入する位置や方向、深度を正確にガイドする装置を作成し、安全・確実に処置をおこなっています。インプラントを埋入した後の定期メインテナンスも、エアフロ―を使用して歯周ポケットの深いところまでクリーニングします。インプラント歯周炎を予防し、できる限り長持ちさせられるように努めています。

小児の口腔機能発達不全症も先んじて取り組みたい

フッ素入り歯磨き粉も普及し、一部の自治体ではフッ素洗口を小中学校で始めていますので、将来的に子どものむし歯はかなり減ると見られています。その反面、口腔機能発達不全の子どもが増えているという現実もあります。小学校1年生の子が食べ物を喉に詰まらせて窒息したというニュースがありましたが、その問題の根本的なところは口腔機能の発達が充分ではないことにあります。口唇閉鎖不全といって常に口が開いてしまっている子も増えており、これは母乳保育がどれだけされたか、離乳食の食べ方、硬いものをしっかり噛まないなどの習慣も影響することや、鼻炎がある、アデノイド肥大などに起因しています。『ふかさわ歯科クリニック篠崎』はそうした小児の疾患や発達不全にアプローチできる治療もいっそう力を入れて取り組みます。ガムを噛むトレーニングをする、あいうべ体操という口輪筋を鍛える体操をするなどの方法があり、ご家庭でもできる改善方法を指導していきます。一般的にはまだまだ口腔機能発達不全症やそのトレーニングは知られていませんが、2018年より小児の口腔機能発達不全症が保険適用になりましたので、当院でも小児の口腔育成に積極的に取り組んでいきたいです。

これから受診される患者さんへ

『ふかさわ歯科クリニック篠崎』は都営新宿線・篠崎駅南口徒歩1分、駅ロータリー前のビルの3階にあり、車椅子やベビーカーの方でも来院しやすいバリアフリー仕様となっています。キッズルームも完備し、平日の13時までは専属の保育士もおりますので、小さなお子様連れの方もご安心して治療を受けていただけます。「痛くない」「極力抜かない」「極力削らない」を基本とし、予防歯科にこだわりながら保険診療もスタッフ一丸となり全力で対応していますので、口内のお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。

※上記記事は2024年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

深沢 一 院長・理事長 MEMO

  • 趣味・特技:登山
  • よく手にとる本:歯科関連書籍
  • 好きなアーティスト:ONE OK ROCK
  • 好きな場所:北アルプス

深沢 一 院長・理事長から聞いた
『歯周病』

定期的な口腔ケアが大切。歯周病の重症化は大病のリスクも上がる

歯周病は重度になると歯肉が腫れる、出血するなどの症状があり、進行すると顎の骨が溶けてしまうくらい重症化します。歯周病の原因は細菌で、実は感染性や病原性の低いものは子どものうちに感染しています。成人してから強い病原菌の細菌に感染するケースが多く、口移しなども原因のひとつです。歯周病を予防するにはとにかく日頃のケアが大切で、毎日の歯磨きをしっかりすることと、定期的なメインテナンスで口腔ケアを行うことです。歯周ポケットが深い場合も、アプローチ治療をしていくことで歯周ポケットの深さを減らすこともできます。重症化してしまった場合、最近では溶けてしまった顎の骨を再生させる技術も確立されておりますが、全てのケースで保険適用になるとは言い切れません。歯周病原菌が歯周ポケット内の血管から動脈に入ってしまうと、動脈硬化を起こす要因にもなります。そうなれば脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクも高まり、糖尿病もある場合は透析になりやすくなります。それらを防ぐために歯周病の管理、歯科の視点から糖尿病の管理も必要と言えるところです。

グラフで見る『深沢 一 院長・理事長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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