「WEB問診アプリはどれを使ったら良いのかわからない」と考えているのではないでしょうか?
多くのWEB問診アプリがあるので、どれを利用しようか迷ってしまいますよね。
本記事では10個のWEB問診アプリの紹介をします。
導入するメリットや選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
WEB問診アプリを導入するメリット
WEB問診アプリを導入するメリットは、以下の3つです。
- 業務効率の改善
- 待ち時間の短縮
- 感染症対策
1つずつ解説します。
業務効率の改善
1つ目は業務効率の改善です。
紙の問診票を使っていると、受付や診察室にて内容をヒアリングしたり転記したりする工程が発生します。
しかし、WEB問診システムを導入すれば、その時間が必要なくなるので、診察効率の改善につながります。
待ち時間の短縮
2つ目は待ち時間の短縮です。
WEB問診システムでは、事前に内容を入力してもらう場合がほとんどであるため、受付にて問診票を記入する時間が少なくなります。
その結果、問診票を記入する時間・問診票の内容を確認する時間が削減されるので、待ち時間が短縮されます。
その結果、患者さんの満足度も向上するので、医院の評価アップにもつながるでしょう。
感染症対策
3つ目は感染症対策です。
ペンや紙の問診票に触れる必要がなくなるため、接触する回数が減ることで感染症対策につながります。
また、待ち時間が短縮されるので、待合室にて感染をする可能性が減ります。
WEB問診アプリの選び方
WEB問診アプリを選ぶには、以下の3つの観点を意識すると良いでしょう。
- フォーマットの有無・カスタマイズ性
- 価格
- サポートの充実性
1つずつ解説します。
フォーマットの有無・カスタマイズ性
1つ目は、フォーマットの有無・カスタマイズ性です。
せっかくWEB問診システムを導入したのに、問診票の設定に時間がかかるようでは非常にもったいないといえます。
事前にフォーマットが用意されていれば、すぐに導入が可能なので、フォーマットがあるシステムを利用すると良いでしょう。
また、使用しているうちに、問診票の項目を変更する必要が出てくるでしょう。
その際に、カスタマイズがしやすいシステムを使っていれば、簡単に変更ができます。
フォーマットが用意されていて、カスタマイズがしやすいWEB問診システムを導入することをおすすめします。
価格
2つ目は、価格です。
基本料金とオプション料金に分かれていることが多いのですが、基本料金だけを見て判断しないようにしましょう。
オプション料金が高額に設定されており、見た目の料金=基本料金は安いけど、最終的には他のシステムの方が安い場合もあります。
必ずオプション料金も含めて、全体としてどの程度の価格になるのかを見定めましょう。
サポートの充実性
3つ目は、サポートの充実性です。
WEB問診システムは日常的に使うものですが、すべての機能を頭に入れることは困難です。
そのため、使用していると不明点や疑問点が出てくることが少なくありません。
その際に、迅速に対応できるサポートがついていると、安心して利用できます。
WEB問診アプリの比較
ここでは、WEB問診アプリを10個紹介します。
- SymView
- メルプWEB問診
- i mon
- Dr.TAP(ドクタータップ)
- Mac24-Tab
- 問診票入力システム(トップオフィスシステム株式会社)
- My clinic 問診票
- ユビーAI問診
- Medical TQ
- wellness Monsin
それぞれのWEB問診アプリの特徴を紹介します。
SymView
1個目は、SymViewです。
25年以上、全国の医療機関にデジタルサイネージや電話自動等システム等のサービスを提供している株式会社レイヤードが開発・提供しているWEB問診です。
SymViewは、保険診療中心の医科診療所で全国1,000件以上に導入されています。
電子カルテ、予約システム、オンライン診療など、周辺システムの各メーカと連携調整しているため、スムーズな導線とセキュリティ性の高さが評価されています。
また、質問ごとに詳細な出現条を設定できるため、熟練した医療者のような問診に近づけることができることはもちろん、患者ニーズを把握でき、マーケティングにも活用できます。
この技術はSymViewが特許を取得しています。(特許取得 第7072817号)
メルプWEB問診
2個目は、メルプWEB問診です。
1タップでカルテと連携でき、また問診がチャット形式で行われるので、簡単に利用できます。
制作は現役の内科医により行われているため、とことん現場目線にこだわった設計となっています。
i mon
3個目は、i monです。
クラウド型のWEB問診で、院内からでも院外からでも問診入力ができます。
わかりやすい画面で直感的に操作できるため、導入のハードルは低いといえます。
また、スマホやタブレット端末を所持していない方でも利用できるように、タブレット端末の用意もあります。
Dr.TAP(ドクタータップ)
4個目は、Dr.TAP(ドクタータップ)です。
いち早くWEB問診の仕組みを作り、日本で17,000社以上の導入実績があります。
導入コストが低く、患者さんも操作がしやすいため、双方にとってメリットの大きいWEB問診システムだといえます。
Mac24-Tab
5個目は、Mac24-Tabです。
とてもシンプルな画面が特徴的ですが、回答による質問の振り分けが可能であるなど、WEB問診に必要な機能はそろっています。
また、電子カルテにも自動で入力されるため、煩わしい手間を省けます。
問診票入力システム(トップオフィスシステム株式会社)
6個目は、問診票入力システム(トップオフィスシステム株式会社)です。
iPadにて入力をすることが想定されたシステムです。
対話形式で入力が進められていくため、高齢者など電子機器に慣れていない方でも簡単に入力ができます。
My clinic 問診票
7個目は、My clinic 問診票です。
いちいちPDFファイル化された問診票をダウンロードをしてもらう手間が省け、リンク1つで問診票入力に進めます。
タップしていけば入力が完了するため、使い勝手が良いWEB問診票です。
ユビーAI問診
8個目は、ユビーAI問診です。
ユビーAI問診を利用することで、初診時間を平均1/3にまで削減でき、年間で1,000時間削減できます。
すべての電子カルテと連携の相談が可能で、セキュリティも万全です。
Medical TQ
9個目は、Medical TQです。
iPadを使用したWEB問診アプリであり、簡単に入力できる仕様が特徴的です。
また、カルテとの連携もスムーズなので、スタッフの手間も大きく削減できるでしょう。
wellness Monsin
10個目は、wellness Monsinです。
必要な機能だけを利用することも可能で、用途に合わせて自由にカスタマイズできる点が特徴的です。
予約受付と問診入力が紐づいているため、予約受付をした流れですぐに問診入力を行うことが可能になっています。
まとめ
今回はWEB問診アプリを10個紹介しました。
それぞれ特徴や機能が異なることがお分かりいただけたと思います。
WEB問診アプリを導入するメリットや選び方も解説したので、ぜひ今回の内容を参考にWEB問診アプリを導入してみてください。