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SHR方式の脱毛機器とは?仕組みや他の方式との違い・おすすめのSHR脱毛機器を解説

次世代の脱毛と呼ばれることのある「SHR方式」の脱毛機器。

どのような仕組みなのか、従来の方式とは何が違うのかが気になりますよね。

そこで、本記事では、SHR方式の脱毛機器の仕組み従来の方式との違いをわかりやすく解説します。

記事の後半では、SHR方式の脱毛機器のなかでおすすめのものを5つ紹介しているので、参考にしてみてください。

SHR方式の脱毛機器とは?

SHR方式とは、光脱毛の一種で、熱で毛のバルジ領域に直接ダメージを与え、再生しにくくする脱毛方法です。

メラニン色素に関係ないため、毛周期に影響されないで施術ができます

次世代の脱毛とも呼ばれ、多くの注目を集めています。

従来の脱毛方法(IPL・SSC)との違いは?

SHR方式の脱毛は、従来の脱毛であるIPLやSSCと何が異なるのでしょうか?

ここでは、仕組み・効果・痛みの3項目についてまとめました。

SHR IPL SSC
仕組み 毛のバルジ領域に熱でダメージを加える。光脱毛の一種。 黒いメラニン色素に反応し、毛根へダメージを加える。光脱毛の一種。 光とジェルを用いて、制毛・抑毛をする。
効果 日焼け肌や産毛への効果が大きい。 濃い毛への効果が大きい。
日焼け肌には使えない。
産毛への効果が大きい。
日焼け肌には使えない。
痛み ほとんど感じない 感じやすい あまり感じない

仕組み

SHR方式は、光脱毛の一種で、毛のバルジ領域に熱でダメージを加える脱毛方法です。

IPL方式は、SHR方式と同じく、光脱毛の一種ですが、ダメージを与える場所が「毛根」である点が異なります。

また、SSC方式は、光とジェルを用いて、制毛・抑毛効果を発揮させる方法です。

効果

SHR方式は、日焼け肌や産毛への効果が大きい点が特徴です。

IPL方式は、濃い毛への効果が高いのですが、日焼け肌には使えないという欠点があります。

SSC方式も同じく、日焼け肌には使えませんが、産毛への効果が大きいことが特徴として挙げられます。

痛み

3つの方法の中で、SHR方式が1番痛みを感じにくい方法です。

また、SSC方式も、SHR方式ほどではありませんが、ジェルを使用しているため、痛みは感じにくいでしょう。

一方、IPL方式は、痛みを感じやすいため、痛みが苦手な方は控えておくのが無難です。

SHR脱毛のメリット

ここでは、SHR脱毛のメリットを3つ紹介します。

  • 産毛・ホクロ・日焼け部分の施術が可能
  • 脱毛スピードが速い
  • 痛みが少ない

1つずつ見ていきましょう。

産毛・ホクロ・日焼け部分の施術が可能

従来の方法と異なり、産毛やホクロ、日焼け部分の施術が可能です。

例えば、IPL方式であれば、産毛には向いておらず、日焼け肌には施術できないなど、制限があります。

しかし、SHR方式は、メラニン色素が関係ないため、産毛でもホクロがあっても、日焼け部分でも施術ができるのです。

脱毛スピードが速い

SHR方式は毛周期に関係ないため、毛周期を気にせず施術の日程が組めます。

そのため、トータルの施術期間が短く済みます

また、1回の施術でも全身脱毛で10〜15分で終わるため、2つの面において脱毛スピードが速いのが特徴です。

痛みが少ない

痛みが少ないのもSHR方式のメリットの1つです。

痛みといっても、温かさを感じる程度なので、嫌になるような痛みではありません

従来のIPL方式やSSC方式よりも痛みが軽減されているので、受診しやすくなるでしょう。

SHR脱毛のデメリット

続いて、SHR脱毛のデメリットも3つ紹介します。

  • 最初は効果を実感しにくい
  • 長時間使用すると出力が弱くなる
  • 費用が高額になりがち

1つずつ見ていきましょう。

最初は効果を実感しにくい

SHR脱毛は、毛の生成を抑制する効果があります。

そのため、今生えている毛には変化がないため、初めは効果を実感しにくいでしょう。

時間が経つと、ムダ毛が生えてこないことを実感できるようになるので、少しの間、患者さんには辛抱してもらう必要があります。

長時間使用すると出力が弱くなる

SHR方式の脱毛機器は、長時間使用すると安定して高い出力が出せず、効果が薄れてしまうことがあります

しかし、1回の脱毛は全身脱毛でも15分ほどで完了するため、休ませながら使用することで、出力を維持できるでしょう。

費用が高額になりがち

SHR方式の脱毛機器は高く、基本的には100万円を超えます。

割賦契約やローンの借入、レンタルでの利用で初期費用を抑えることはできますが、トータルの出費額は大きいままですので、注意が必要です。

なお、レンタルできる脱毛機器は以下のリンクで詳しく解説しています。

業務用脱毛器はレンタルでよい?メリット・デメリットやおすすめ脱毛器を紹介

SHR方式の脱毛機器のおすすめ5選

ここでは、SHR方式の脱毛機器を5つ紹介します。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ティーノ

項目 内容
特徴 高スペックの小型卓上マシン
機能 1秒間に最速10発の連続照射が可能
-7度での冷却
光フェイシャル機能
価格 1,518,000円(税込)
販売会社 株式会社RAYREACH
製品HP https://rayreach.jp/products.html

ティーノは、他の製品と同程度のスペックでありながら、卓上における小型のマシンです。

完全日本製であり、かつ1ヶ月の全額返金保証がついているので、安心して購入できます。

ヘリオス

項目 内容
特徴 レンタルで不安を最小限に。
機能 SHRとIPLのダブルアタック方式
シワ・たるみ・くすみ・赤ら顔・ニキビに対応
価格 1ヶ月レンタル:43,780円(税込)
買取:143万円(税込)
販売会社 株式会社START ONE
製品HP https://nax.mobi/helios

ヘリオスは、SHRとIPLのダブルアタック方式で、皮膚へのダメージを最小限に抑える効果があります。

レンタルでも買取でも利用が可能なので、状況に合わせて利用方法を選択できます。

ライエンス2

項目 内容
特徴 低価格で高スペックを実現
機能 高速10連射脱毛
OPT、IPT、RFを搭載
マイナス10度以下での冷却
価格 1,496,000円(税込)
販売会社 株式会社WAARMラボラトリー
製品HP https://waarm-lab.com/product/lighence/

ライエン2は、低価格で高スペックを実現している脱毛機器です。

OPT、IPT、RFを搭載しており、1台あれば全身の脱毛ができます。

オルトレドゥエ

項目 内容
特徴 高性能で回転率アップ
機能 最高速20連射のスピード
3種類のメニュー展開が可能
移動が楽なコンパクトサイズ
価格 要問い合わせ
販売会社 株式会社ウィズ・アス
製品HP https://www.withus-corp.jp/machine/oltredue/

1億回を超えるトリートメント実績から生まれた業務用脱毛器です。

高水準のスピード・スペック・コストパフォーマンスの脱毛器として知られています。

操作方法がシンプルなため、施術に集中できるのも利点の1つです。

セルフワン

項目 内容
特徴 脱毛サロンが作ったレンタル脱毛機
機能 完全セルフ対応
サロン仕様対応
連射式脱毛機
SHR脱毛
IPL脱毛
髭脱毛
キッズ脱毛
フェイシャル
価格 初期費用:396,000円(税込)
月々32,780円(税込)
販売会社 株式会社START ONE
製品HP https://beauty-machine.net/self-one.html

セルフワンは、セルフでの脱毛もできますが、プロモードに変更すれば通常の脱毛器としても利用できます。

IPLモード・SHRモードの両方式に対応しているため、ニーズに合わせた対応も可能です。

まとめ

SHR方式の脱毛機器は、毛の再生をしにくくする効果があります。

従来の方式と比べて、痛みは少なく、脱毛周期、脱毛スピードが速いことも特徴です。

一方、機器が高額なことや最初は効果を感じにくいというデメリットもあるため、頭に入れておくと良いでしょう。