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スパイロメーター(肺機能検査)とは?測定できる項目や検査がおすすめの方など解説

「スパイロメーターの導入を検討しているけど、具体的にどのようなことができるのだろう……」
「スパイロメーターの使い方やおすすめ商品を知りたい……」

 

上記のような疑問を抱えていませんか?

 

スパイロメーターは呼吸機能を測定する際に役立つ医療機器で、肺の性能をチェックできます。

 

測定値からCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息などを判断することができるため、呼吸器疾患の診断時や治療効果のモニタリング時におすすめです。

 

そこで本記事では、おすすめのスパイロメーターや基礎知識などについて解説します。

 

異常が判明したときに疑われる病気や、具体的にどのようなことがわかるのかなども紹介しているので、スパイロメーターの導入を検討している方は、参考にしてみてください。

スパイロメーターとは?検査でわかること

スパイロメーターとは?検査でわかること

スパイロメーターとは、肺の換気機能を測定する医療機器です。息を吸ったり吐いたりできる量や速さを測定し、肺や気道の健康状態を数値化して評価できます。

 

具体的には、肺がどれだけ膨らむか、空気がどれだけ早く出せるかなどを測定できるため、呼吸器疾患の診断・重症度評価などを行えます。

 

また、治療効果判定にも役立つため、多くのシーンで活躍してくれる医療機器です。

スパイロメーターで測定できるもの

スパイロメーターで測定できるもの

スパイロメーターで測定できるものは、5つあります。

  1. 1回換気量
  2. 肺活量
  3. 努力性肺活量
  4. %肺活量
  5. 1秒量・1秒率

それぞれの測定できる数値について解説します。

1回換気量

スパイロメーターを活用すると、安静時に、普通に1回息を吸って吐くときの空気量を測定できます

 

正常値の目安は、男性は400~500ml・女性は300~400mlです。

 

ICUや手術室での人工呼吸管理に役立つほか、中央性呼吸抑制または神経筋疾患の早期発見に活躍してくれます。

肺活量

スパイロメーターを活用すると、安静時に、普通に1回息を吸って吐くときの空気量を測定できます。

 

最大吸気からゆっくり最後まで吐いた空気量を測定でき、健康診断や人間ドックでの呼吸機能スクリーニングにも役立ちます。

 

正常値の目安は、男性は3,000~4,000ml・女性は2,000~3,000mlです。

 

肺容量確認や、間質性肺炎などの拘束性障害の診断時にも活躍してくれます。

努力性肺活量

スパイロメーターは、最大吸気から全力で一気に吐いた空気量を測定する努力性肺活量を測定できます。

 

正常値の目安は、男性は3,000~4,000ml・女性は2,000~3,000mlです。

 

COPDや喘息などの閉塞性障害を診断する際に役立ちます。また、リハビリや薬物治療の効果測定にも活躍してくれるため、多くのシーンに使える医療機器です。

%肺活量

スパイロメーターは、肺活量が予測正常値の何%かを示す「%肺活量」もわかります。

 

%肺活量は、間質性肺炎や、脊柱変形などの拘束性障害の重症度評価、粉じん暴露などの職業性肺疾患の検診評価時に役立ちます。

 

正常値の目安は、80%以上です。また、術後呼吸合併症リスク評価などもできるため、呼吸器疾患のリスク評価をしたいときに向いています。

1秒量・1秒率

スパイロメーターは、吐き始めから1秒間に吐ける空気量の1秒量がわかります。また1秒量と努力性肺活量を100%で割り、1秒率を算出することも可能です。

 

1秒量や1秒率をもとに、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息などの閉塞性障害の診断や、重症度分類ができます。1秒率の正常値の目安は、70%以上です。

 

ほかにも、喘息患者のコントロール状態をチェックできるため、発症予防を行いたいときにも活躍してくれます。

スパイロメーターを使用した呼吸器検査がおすすめな方

スパイロメーターを使用した呼吸器検査がおすすめな方

スパイロメーターを使用した呼吸器検査がおすすめな方は、以下のいずれかが当てはまる方です。

  1. 息切れや咳などの呼吸器疾患の症状が出ている方
  2. 喫煙歴などがある呼吸器疾患のリスクがある方
  3. 職業性肺疾患の可能性がある方
  4. 呼吸器疾患の治療をすでに受けている方
  5. 高齢者や一般健康診断を受ける方

呼吸器検査がおすすめな方について解説していきます。

息切れや咳などの呼吸器疾患の症状が出ている方

息切れや咳などの呼吸器疾患の症状がある方は、スパイロメーターで検査を行うのがおすすめです。

 

たとえば、階段や坂道で息切れが早く出る方や、数週間以上続く慢性的な咳がある方は、気道や肺の機能低下が隠れている可能性があります。

 

そのため、スパイロメーターを使って肺の機能を数値化することで、どのような点に原因があるのか確認できます

 

COPDや喘息などの呼吸器疾患の疑いがある際に、スパイロメーターを使用すると良いでしょう。

喫煙歴などがある呼吸器疾患のリスクがある方

喫煙歴などの呼吸器疾患リスクがある方は、スパイロメーターの活用がおすすめです。

 

喫煙はCOPDの最大の原因であり、症状が出る前から肺機能が低下している場合が多い傾向にあります。

 

たとえば、20年以上の喫煙歴がある方や、過去に喫煙していたが、禁煙後も息切れが続くという方はスパイロメーターを利用してみると良いでしょう。

職業性肺疾患の可能性がある方

職業性疾患の可能性がある方は、スパイロメーターを使って検査を行うのがおすすめです。

 

たとえば、建設業や石材加工などの粉じん作業を行う方や、製粉・製紙工場で長期勤務している方は、検査を受けてみると良いでしょう。特定の職業では、粉じんや化学物質を吸い込むことで、長期的に肺機能が低下するリスクがあります

 

じん肺や過敏性肺炎などの疾患のリスクを抱えているため、咳が頻発する方は一度検査を受けてみてください。

呼吸器疾患の治療をすでに受けている方

呼吸器検査は、呼吸器疾患の治療をすでに受けている方にもおすすめです。

 

スパイロメーターを活用することで、治療効果や病状の進行を客観的に評価できます

 

具体例をあげると、喘息の吸引薬治療をしているが発作が減らない方や、COPDで在宅酸素療法を行っている方に向いています。

 

治療方針が合っているかを判断できるため、呼吸器疾患の治療を受けている方はスパイロメーターを活用してみてください。

高齢者や一般健康診断を受ける方

高齢者や一般健康診断を受けている方は、スパイロメーターを使った検査がおすすめです。

 

加齢や生活習慣による肺機能の自然低下や、無症状の疾患を早期発見できます

 

たとえば、65歳以上で喫煙歴がある方や、健康診断で肺のレントゲンに異常影があるものの症状がないという方にはおすすめです。

 

ほかにも、スポーツや旅行に備えて体力測定を兼ねたい方にも向いています。

スパイロメーターで異常が判明したときに疑われる病気

スパイロメーターで異常が判明したときに疑われる病気

スパイロメーターで異常が判明したときに疑われる病気は、以下のいずれかが考えられます。

  1. 間質性肺炎
  2. サルコイドーシス
  3. 肺線維症
  4. COPD(慢性閉塞性肺疾患)
  5. 気管支ぜんそく

それぞれどのような病気なのか解説します。

間質性肺炎

間質性肺炎は、肺胞と毛細血管の間の組織「間質」に炎症が起き、硬化が進む病気です。酸素交換がうまくできなかったり、肺が膨らみにくくなったりします。

 

坂道や階段で息苦しくなりやすい方や、痰がほとんど出ず乾いた咳が数週間以上続くなどの症状が現れやすいです。

 

進行すると、安静時も呼吸困難になる可能性があるため、注意が必要です。

サルコイドーシス

サルコイドーシスは、全身のさまざまな臓器に原因不明の炎症が起きたり、炎症細胞の塊ができたりする病気です。指定難病の一つで、肺に病変があると、換気障害が起きます。

 

健康診断がきっかけで発覚する場合もあり、目のかすみや咳、息切れなどが主な症状です。

 

間質性肺炎と似て、%肺活量が低下しやすい傾向にあります。

肺線維症

肺線維症は、肺の組織が線維化し、硬化して縮んでしまう病気です。原因不明の特発性や、間質性肺炎の進行によって起きます。

 

肺が膨らみにくく、酸素の取り込み能力が低下します。

 

労作時に呼吸困難になったり、慢性的な乾性咳が出たりすることなどが主な症状です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDは、喫煙などで気道が炎症・変形し、空気が吐き出しにくくなる慢性の病気です。

 

たとえば、身体を動かしている時の息切れや、慢性的な咳・痰などが症状としてあげられます。

 

ほかにも、指が太く丸くなる症状などもあり、%肺活量が低下しやすいです。

気管支ぜんそく

気管支ぜんそくは、アレルギーや刺激物によって気道が敏感になり、炎症や収縮を繰り返す病気です。呼吸時に、ヒューヒューやゼーゼー音が発生するときに、気管支ぜんそくの可能性があります。

 

ほかにも、明け方や夜間に多い発作性の咳や、息苦しさ、胸の圧迫感なども気管支ぜんそくの症状です。

 

発作時は1秒率が低下するため、スパイロメーターで検査したときにわかりやすいのが特徴です。

スパイロメーターの使い方・検査手順

スパイロメーターの使い方・検査手順

スパイロメーターの使い方・検査手順は、4つの流れで進みます。

  1. 普段通りの姿勢で椅子に座る
  2. 検査用のマウスピースをくわえて通常の呼吸と深呼吸を行う
  3. 息を吐き切るように強く息を吐き出す
  4. 2~3回繰り返す

それぞれの流れについて解説します。

STEP1.普段通りの姿勢で椅子に座る

スパイロメーターを使用するときは、まず普段通りの姿勢で椅子に座りましょう。背もたれに軽く背中につけ、足は組まずに床においてください。

 

リラックスした、普段通りの呼吸ができる状態が理想的です。

 

背中を丸めたり、反らしすぎたりしないように注意しましょう。

STEP2.検査用のマウスピースをくわえて通常の呼吸と深呼吸を行う

姿勢を整えたあとは、検査用のマウスピースをくわえてもらい、通常の呼吸と深呼吸を行います。通常の呼吸と深呼吸を行ってもらうことで、基準となる肺の容量や換気パターンを記録します。

 

なお、鼻から空気が漏れないように、鼻クリップなどを使用して口だけで呼吸できる状態にしましょう。

 

普段のペースで呼吸をしてもらい、その後に合図を出してゆっくりと深呼吸をしてもらいます。

 

唇をしっかりとマウスピースを密閉し、息漏れを防ぐことがポイントです。

STEP3.息を吐き切るように強く息を吐き出す

普段通りの呼吸と深呼吸を行ったあとは、息を吐き切るように強く息を吐きだしてもらいましょう。

 

限界まで勢いよく吐くことで、努力性肺活量や1秒量を測定できます。息を強く、かつ速く出してもらうことが重要です。

 

限界まで吐き出してもらうために、検査したい患者の限界が訪れそうな状態でも「まだ」と何度も声がけをしていくと良いでしょう。

STEP4.2~3回繰り返す

1回だけだと測定ミスやばらつきが出るため、普段通りの呼吸・深呼吸・限界までの呼吸を2~3回繰り返します。なお、休憩を挟みながら同じ動作を行うと、測定する患者の負担を軽減できます

 

検査をする際には、検査前に食事を取りすぎないようにしてもらい、タバコや激しい運動は検査の数時間前から控えてもらってください。

 

また、毎回全力で行うことが重要で、数値が安定していることを確認し、最も良い値を採用しましょう。

【医療機関向け】おすすめのスパイロメーター8選

医療機関向けのおすすめスパイロメーターを8選ご紹介します。

スパイロシフト SP-390Rhino

スパイロシフト SP-390Rhino

メーカー フクダ電子
価格 要問い合わせ
特徴 ・動的肺過膨張検査を搭載
・鼻腔通気度検査を搭載
・FVC測定を練習するモード付き
公式サイト https://www.fukuda.co.jp/medical/products/pulmonary/sp-390rhino.html

スパイロシフト SP-390Rhinoは、幅25.3cm・奥行き24.5cm・高さ11.5cmの小型スパイロメーターです。

 

COPDの状態把握が行える動的肺過膨張検査機能や、鼻科手術が必要か判断できる鼻腔通気度検査機能が備わっています

 

また、ポイント測定が難しい努力性肺活量の練習モードが備わっているため、操作に慣れていない方でも練習をしてより正確な測定が可能です。

 

小型スパイロメーターということもあり、設置スペースも取りすぎない点も魅力です。

アスマ・ワン

アスマ・ワン

メーカー 宝通商
価格 要問い合わせ
特徴 ・シンプルな測定機能
・大きく読み取りやすいデジタル表示
・PDF化できる
公式サイト https://www.takara-online.co.jp/merchandise/asuma_one/

アスマ・ワン 電子ピークフローメーターは、電源を入れて起動後、約1秒間全力で息を吹き込むだけの簡単な製品です。

 

大きく読み取りやすいデジタル表示が採用されているため、数字が読み取りにくいという状況を防げます。

 

また、付属のソフトが付いているので、測定データをPCに取り込むと、グラフなどのPDF化が可能です。

 

さらに、付属のマウスピースを使うことで、感染リスクを軽減できます。

ハイ・チェッカー®

ハイ・チェッカー®

メーカー 宝通商
価格 35,409円(Amazon)
特徴 ・小型で置く場所に困らない
・55gと軽く持ち運びやすい
・単4電池2本で稼働
公式サイト https://www.takara-online.co.jp/merchandise/hai_checker/

横幅6.3cm・奥行き11.3cm・高さ4.8cmの、小型簡易スパイロメーターです。

 

サイズが小さいため置き場所に困らないほか、55gと軽いので持ち運びやすい点も魅力となっています。

 

肺年齢や肺機能評価なども表示可能で、簡単操作で測定できるため、スパイロメーターを初めて使う方にもおすすめです。

 

また、単4電池2本で稼働するため、電源を用意しやすい点も魅力です。

MEAPUXIN 電子式スパイロメーター

メーカー MEAPUXIN
価格 3,487円(Amazon)
特徴 ・高度なセンシング技術を搭載
・肺機能の変化をリアルタイムでチェックできる
・大型高解像度ディスプレイでわかりやすい
公式サイト Amazon販売ページ

MEAPUXIN 電子式スパイロメーターは、高度なセンシング技術が搭載されており、正確な肺活量データを計測できる製品です。

 

口を覆いやすい大きめのマウスピースとなっており、息が漏れてしまう状態を防ぎやすいです。

 

また、大型高解像度ディスプレイを採用しているため、計測後の数字が読み取れないという状態を防げます。

 

スリムなデザインなので、検査するときに手で持ちやすい点も魅力です。

スーパースパイロ DISCOM-51

スーパースパイロ DISCOM-51

メーカー 日本光電
価格 要問い合わせ
特徴 ・健康診断に対応したFASTモード搭載
・使い捨てメッシュセンサを採用
・23インチワイド液晶で数値や波形を読み取りやすい
公式サイト https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/02_spiro/discom_51.html

スーパースパイロ DISCOM-51は、使い勝手にこだわって開発された製品です。

 

通常測定モードだけでなく、多くの方を素早く計測でき、健診に適したFASTモードも搭載しています。

 

操作画面はタッチパネル式となっているため、直感的な操作で測定可能です。また、フィルタ不要の使い捨てメッシュセンサなので、衛生面に配慮されています。

 

液晶画面は23インチのワイド液晶で、数値や波形を読み取りやすい点が魅力です。

マイクロスパイロ HI-801

マイクロスパイロ HI-801

メーカー 日本光電
価格 要問い合わせ
特徴 ・大画面のカラー液晶ディスプレイ
・1,000件以上のデータを保存可能
・分解して洗浄可能
公式サイト https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/02_spiro/hi801.html

マイクロスパイロ HI-801は、大画面のカラー液晶ディスプレイが採用されているスパイロメーターです。

 

高速プリンタも搭載しているため、測定後は印字を行い、患者に説明しやすい状態を作れます

 

また、1,000件以上のデータを保存可能で、治療効果のモニタリングも行いやすいです。

 

さらに、分解して洗浄できる構造となっているため、衛生的に使い続けられる点も魅力としてあげられます。

マイクロスパイロ HI-302

マイクロスパイロ HI-302

メーカー 日本光電
価格 要問い合わせ
特徴 ・7インチワイドカラー液晶モニタ
・測定前のゼロ調整が不要
・約20,000件の測定データを保存可能
公式サイト https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/02_spiro/hi302.html

マイクロスパイロ HI-302は、7インチのワイドカラー液晶モニターが採用されたスパイロメーターです。

 

ディスポタイプの着脱式センサーが採用されており、衛生的な検査が行えます。

 

また、測定前のゼロ調整が不要なので、測定したいタイミングでスムーズに使えます。

 

測定データは本体内蔵メモリで約20,000件保存できるため、治療効果のモニタリングをしたい患者が多い方にもおすすめです。

マイクロスパイロ HI-302Jr.

マイクロスパイロ HI-302Jr.

メーカー 日本光電
価格 要問い合わせ
特徴 ・分解洗浄が可能
・タッチパネル式のカラー液晶モニター
・約20,000件の測定データを保存可能
公式サイト https://medical.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/02_spiro/hi302jr.html

マイクロスパイロ HI-302Jr.は、多くの測定データを保存しておきたい方におすすめのスパイロメーターです。

 

本体内蔵メモリで約20,000件の測定データを保存でき、多くの患者の治療効果をモニタリングできます

 

また、センサは分解洗浄が可能なので再使用でき、かつ衛生的に使える点が魅力です。

 

さらに、タッチパネル式のカラー液晶モニターが採用されており、測定した数値や波形を読み取りやすいです。

まとめ:スパイロメーターで呼吸器の異常を早期発見しよう!

まとめ:スパイロメーターで呼吸器の異常を早期発見しよう!

スパイロメーターは肺の機能性を数値化できるため、COPDや気管支ぜんそくなどの診断をする際に役立ちます。

 

呼吸器系の異常を早期発見できるので、咳が続く場合や息切れしやすいなどの悩みがある方に向いているでしょう。

 

スパイロメーターが気になっている方は、本記事でご紹介した使い方やおすすめ商品を参考にしてみてください。