AIチャットボットは、人間に代わって自動でユーザーとテキストや音声で会話するプログラムです。
ビジネスシーンでの顧客対応や情報提供など、さまざまな場面で活用され、業務効率化や顧客満足度の向上に役立っています。
AIチャットボットを初めて導入する際は、使い方や効果を検証するために「お試しで使ってみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、無料で利用できるAIチャットボット20選を紹介します。
無料でAIチャットボットを利用するメリットや、選定時の注意点も解説していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の内容
無料で使えるAIチャットボットとは?
AIチャットボットとは、人工知能(AI)技術を活用して、チャットでの質問に自動的に回答するサービスです。
有料版だけでなく、無料で設定されているAIチャットボットも数多く提供されています。
ただし、無料で使えるAIチャットボットは、機能やメッセージ数などに制限があるものがほとんどです。そのため「顧客数がそれほど多くない」「まずは試してみたい」といった場合に向いています。
無料で使えるAIチャットボットは3タイプ
無料で使えるAIチャットボットには、制限や条件があります。3つのタイプに分けて、それぞれの特徴について解説します。
- 完全無料
- 一定条件で無料
- 一定期間のみ無料
完全無料
完全無料タイプであれば、機能制限や利用期間の制限もなく、無料で使い続けられます。
ただし、無料のAIチャットボットは、導入する際にチャットボット構築やFAQ作成、シナリオ作成などの作業が必要なケースがほとんどです。
さらに、運用中もFAQの更新・追加をする必要があるため、想像以上に運用の手間がかかってしまう可能性もあります。
また、無料では個別のサポートが受けられないケースも少なくありません。AIチャットボットの導入や運用に不安がある場合は、サポートが充実している有料版をおすすめします。
一定条件で無料
条件を超えない範囲であれば、無料で使い続けられるサービスもあります。
「コンバージョン数」や「会話数」「ログの保存期間」といった機能の利用範囲や回数が限られるケースが多いのが特徴です。
複雑な会話の対応や長期のログ保存を必要としない場合や、本格的な導入前の検証のために使ってみたい場合に向いています。
一定期間のみ無料
短い期間だけ試してみたい場合には、無料トライアルの利用がおすすめです。
無料トライアルとは、本格的な導入前に、使い勝手や管理のしやすさなどを確かめる期間です。多くの場合は7〜30日間程度、試用できます。
無料トライアルと紹介されているAIチャットボットの多くは、一定期間が過ぎると利用料金が発生する点には注意が必要です。
無料でAIチャットボットを導入するメリット
ここからは、無料のAIチャットボットを導入する主なメリットを3つ紹介します。
- 金銭的なコストを抑えられる
- 複数のチャットボットを試せる
- 搭載機能を比較できる
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
金銭的なコストを抑えられる
新しいツールを導入する際は、導入や運用にコストがかかってしまいます。
しかし、無料のAIチャットチャットボットであれば導入・運用に金銭的なコストがかからないため、コストを抑えられるのがメリットです。
初期投資なしで導入できるため、リスクを抑えながらAIチャットボットの効果を検証できます。
複数のAIチャットボットを試せる
AIチャットボットには「シナリオ型」や「一問一答型」といったようなタイプがあります。
それぞれを実際に扱って使い勝手を体感できるのも、無料のAIチャットボットを利用する大きなメリットです。
各製品がどのような回答を返すのかを把握すれば、適した利用シーンを見極めやすくなります。
搭載機能を比較できる
AIチャットボットには、チャット対応だけでなく、ほかにも多くの機能が備わっている製品がほとんどです。
有料のAIチャットボットでは、導入するまで機能のイメージが掴めなかったり、自社の業務に対してどれだけ貢献してくれるのか、実際に運用するまでわからなかったりします。
しかし、無料のAIチャットボットであれば、導入の際に金銭的なコストが発生しないので気軽に試しやすく、機能を実際に運用しながら確認できます。
そのため、各AIチャットボットの搭載機能をしっかり比較でき、自社にとって最適なAIチャットボットの導入につながるのです。
無料AIチャットボットの選び方
最近では、さまざまなAIチャットボットがリリースされているため、「どのチャットボットを導入すべきか判断ができない」とお困りの方もいるでしょう。
そのような方に向けて、ここからはAIチャットボットの主な選定ポイントを紹介していきます。
- 自社の導入目的に合っているか
- 機能は充実しているか
- 使いやすい設計であるか
- 柔軟に拡張可能か
- サポート体制が整っているか
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
自社の導入目的に合っているか
まずは、自社がAIチャットボットを導入する目的を明確化しておきましょう。
導入目的が曖昧なままでは、導入後の成果を得にくい可能性があります。
オペレーターの工数削減や手厚い顧客サポートなど、導入目的を洗い出したうえで、課題を解決してくれる最適なツールを選びましょう。
機能は充実しているか
無料プランであっても、充実した機能が備わっているか確認しておきましょう。
基本的な応答機能だけでなく、「分析機能」や「多言語対応」などが含まれているかチェックしておくと、業務の幅が広がってもAIチャットボットを変える必要がありません。
また、既存のシステムやSNSと連携できるかも、業務効率化を考えるうえで重要なポイントとなります。
使いやすい設計であるか
AIチャットボットを選ぶ際には、使いやすい設計であるかも重要な選定ポイントのひとつです。
人工知能やプログラミングの知識がない方でも、簡単に導入して運用ができるか、しっかりと確認しておきましょう。
たとえば、ドラッグ&ドロップで直感的に作成できるツールや、Q&Aといったテンプレートが充実しているサービスは、初心者にもおすすめです。
柔軟に拡張可能か
事業が拡大したときに、別のAIチャットボットを再度導入して、1から運用を始めるのは大きなコストがかかってしまいます。
そのため、最初から拡張性の高いAIチャットボットを選ぶのがおすすめです。
ビジネスが拡大するにつれて、より多くのユーザーに対応する必要が出てくるため、柔軟に拡張できるのかあらかじめ確認しておきましょう。
サポート体制が整っているか
利用開始時の導入サポートや運用中のトラブルシューティング対応など、サポート体制が整っているかも事前に確認しておきましょう。
メールでのやり取りだけでなく、電話やチャットでのサポートも利用できれば、迅速な対応ができるため、問題を放置して悪影響が出てしまうリスクを防げます。
無料ユーザーの場合は、そもそもサポートを行ってくれるのか確認しておくのも重要です。
無料で利用できるAIチャットボット20選
ここからは、無料で利用できるAIチャットボット20選を紹介します。
- HubSpot
- anybot
- LINE Messaging API
- チャネルトーク
- daab(ダーブ)
- Tayori
- IZANAI
- さっとFAQ
- GoQsmile(ごくースマイル)
- HiTTO(ヒット)
- OfficeBot
- ChatPlus(チャットプラス)
- FirstContact(ファーストコンタクト)
- AI-FAQボット
- RICOH Chatbot Service
- hitobo(ヒトボ)
- sinclo(シンクロ)
- CraftChat
- hachidori
- Dialogflow
それぞれの製品の特徴を比較して、自社に合ったAIチャットボットを見つけてみてください。
HubSpot
主な機能 | AIチャットボット 顧客管理 レポート・分析 マーケティング・セールス連携 |
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料金 | 初期費用:無料
無料プラン:0円 |
運営会社 | HubSpot |
公式サイト | https://www.hubspot.jp/products/crm/chatbot-builder |
HubSpotは、世界135カ国以上で利用されているカスタマープラットフォームで、AIチャットボット作成ツールが無料で提供されています。
見込み客を獲得して、企業成長に直結できる機能が多く備わっているのが特徴です。
基本的な質問への回答だけでなく、有望な見込み客の判定、ミーティングの予約など、さまざまなタスクを自動化できる機能があります。
ユーザーファーストな設計で、簡単に操作できるのも魅力のひとつ。便利なテンプレートも用意されているため、AIチャットボットを簡単に作成できます。
anybot
主な機能 | AIチャットボット トップキーワード解析 ユーザー分析 アンケート・集計分析 API連携 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ |
運営会社 | エボラニ株式会社 |
公式サイト | https://anybot.me/ |
anybotは、電話やメール、LINEを統合した、オムニチャネルで自動接客できるAIチャットボットです。
顧客データを自動分類・保存したうえで、セグメントごとにふさわしい接客を行えるのが特徴。利用客が求める情報を適切に提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。
自動接客で収集した顧客データは、自動で分類・集計されるため、課題の分析や改善にスピーディーに活用できます。
基本的な機能は、無料プランで利用できますが、有料プランでは大人数での利用が可能です。
LINE Messaging API
主な機能 | AIチャットボット 応答メッセージ送信 ユーザープロフィール取得 指定キーワード応答 |
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料金 | 初期費用:無料 月額費用:無料 ※毎月、一定数のメッセージを無料で送信可能 ※無料メッセージ通数は、LINE公式アカウントの料金プランによって異なる |
運営会社 | LINEヤフー株式会社 |
公式サイト | https://developers.line.biz/ja/services/messaging-api/ |
LINE Messaging APIは、メッセージ通数が最大200通まで完全無料で利用できる、LINEユーザーの双方向コミュニケーションを可能にするチャットボットです。
日本で広く普及しているLINEを介してメッセージを送信できるので、幅広い世代に対してアプローチできる点が大きな強みといえます。
LINEを利用して詳細なユーザー情報の取得をして、簡単に顧客管理ができる点も魅力です。
カスタマイズ性が高いのも注目ポイント。任意のタイミングでユーザーにメッセージを送信したり、画像やアンケートを表示をしたりもできます。
チャネルトーク
主な機能 | AIチャットボット 有人対応切替 顧客対応の一元管理機能 |
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料金 | 初期費用:無料
無料プラン:0円 |
運営会社 | 株式会社Channel Corporation |
公式サイト | https://channel.io/ja |
チャネルトークは、独自のAIエージェント「ALF」が搭載され、オペレーターの代わりに会話の流れを理解し、適切な返答ができる高精度チャットボットです。
顧客の質問内容をAIが理解し、適切なコマンドを提示したり、よくある質問のなかから自動で回答をマッチングします。
AIが理解できない質問の場合には、有人対応に切り替え可能。AI対応と有人対応を用意して、顧客に対して常に正確な返答を提示したい方におすすめです。
また、自社ブランドに合ったトーンやマナーを設定できるため、常に顧客に寄り添った対話ができます。
daab(ダーブ)
主な機能 | AIチャットボット トーク内容の議事録保存 Microsoft Office365との連携 位置情報 一斉連絡 画像・動画共有 アクションスタンプ |
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料金 | 初期費用:無料 月額費用:無料 |
運営会社 | 株式会社L is B (エルイズビー) |
公式サイト | https://direct4b.com/ja/bot/ |
daabは、日本企業向けに特化したビジネスチャットサービスの「direct」専用のAIチャットボットです。
「daab SDK」という開発ツールを利用して、高い自由度で自分好みにカスタマイズできる点が強みです。
Google AppsやMicrosoft Office365、kintone、moreNOTEなど、外部ツールとの連携に対応しており、幅広い業務システムを掛け合わせて、生産性を向上できます。
また、directのアクションスタンプや位置情報、既読者の取得などをボットに組み込めるのも注目ポイントです。
Tayori
主な機能 | AIチャットボット アンケート 回答の自動グラフ化 自動応答メール設定 マルチデバイス対応 LINE公式アカウント連携 Google Analytics連携 |
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料金(税込) | 初期費用:無料(エンタープライズプランは55,000円)
フリープラン:月額0円 |
運営会社 | 株式会社PR TIMES |
公式サイト | https://tayori.com/ |
Tayoriは、社内外の問い合わせ対応に必要な機能が豊富に備わっているオールインワンなAIチャットボットです。
チャットやフォーム、FAQ、アンケートを簡単に作成・運用でき、そのすべての機能が無料で試せるのが特徴。スマホやタブレット端末にも対応しているため、いつでもどこでもスピーディーな対応が可能で、ビジネスチャンスを逃しません。
また、Google Analyticsと連携して細やかに顧客情報の分析もできるため、自社にとって有効な改善策をお探しの方にもおすすめです。
IZANAI
主な機能 | AIチャットボット 顧客管理機能 有人チャット切り替え 分析 自動グラフィカルレポート |
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料金(税込) | 初期費用:要問い合わせ
フリープラン:月額0円 |
運営会社 | クラウドサーカス株式会社 |
公式サイト | https://izanai.cloudcircus.jp/ |
IZANAIは、無料にもかかわらず多くの機能が開放されており「ずっと無料で使える」をテーマとして掲げているチャットボットです。
数ある商品や情報の中から、顧客が知りたい内容をチャットボットで診断し、売上アップや回遊率の向上を実現できます。
商品数の多いECサイトや、コンテンツの多いメディアサイトなどでの活用におすすめです。
無料プランでも期限がなく、基本となる機能は使い放題。導入時のハードルも低く、ウェルカムメッセージや質問項目、サンクスメッセージを設定するだけで導入が完了します。
さっとFAQ
主な機能 | AIチャットボット 辞書データ 会話データのExcel入力 シナリオ形式の対話作成 利用分析向けダッシュボード 各種ビジネスチャット連携 |
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料金(税込) | 初期費用:要問い合わせ
エントリープラン:月額11,000円 ※30日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社サンソウシステムズ |
公式サイト | https://www.satfaq.jp/ |
さっとFAQは、簡単な設定とコスパの良さが大きな特徴のチャットボットです。初心者でも簡単に導入・運用ができる点が大きな魅力となっています。
会話データはExcelで簡単に作成できるため、導入直後でも高い応答率と回答到達率を実現可能です。
また、シナリオ形式の対話にも対応しているため、利用客が本当に必要としている情報を確実に提供でき、顧客満足度を向上できます。
管理画面がわかりやすい設計なのもうれしいポイント。専用のダッシュボードでチャットボットの利用状況を図やグラフで視覚的に確認できるため、改善策の分析に役立ちます。
GoQsmile(ごくースマイル)
主な機能 | AIチャットボット マルチデバイス ログの分析・レポート 有人チャット切り替え 受付・予約 外部連携 |
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料金(税込) | 初期費用:33,000円
スタンダードプラン:月額11,000円 ※20日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社GoQSystem |
公式サイト | https://goqsmile.com/ |
GoQSmileは、企業や自治体、小規模サービス向けに提供されているAIチャットボットサービスです。
各種ECモールや自社サイトなどにチャットボットを設置して、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、どのデバイスでも操作できます。
プログラミング不要で簡単に設定できるのも魅力のひとつ。複雑な操作が苦手な方や、新しいツールをすぐに使いこなしたいと考えている方にもおすすめです。
LINEやFacebookなど多様なサービスと連携ができるため、幅広いシーンでの活用が期待できます。
HiTTO(ヒット)
主な機能 | AIチャットボット 社内情報の一元管理 キャラクター設定 ビジネスチャット連携 |
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料金 | 初期費用:無料 月額費用:要問い合わせ |
運営会社 | HiTTO株式会社 |
公式サイト | https://hitto.jp/ |
HiTTOは、学習済みAIを活用して短期間で運用を開始できるAIチャットボットツールです。
従業員からの質問に回答したり、情報共有における仕組みを構築したりする社内向けのチャットボットを作成できます。
約1,000件もの回答と、それに関連した質問パターンをあらかじめ学習している点が大きな魅力。これにより、AIチャットボットを作成する手間を大幅に削減できます。
また、導入後の運用工数が少ないのもうれしいポイント。ユーザーのフィードバックから回答の種類を自動で拡張するため、調整の手間なく、高い回答精度を維持します。
OfficeBot
主な機能 | AIチャットボット 画像・動画対応 フォーム対応 ステップ配信 多言語対応 各種チャットツール連携 分析・レポーティング 聞き返し機能 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ ※無料でも体験可能 |
運営会社 | ネオス株式会社 |
公式サイト | https://officebot.jp/ |
OfficeBotは、最先端のAIサービスを搭載しており、独自のチューニングや設定によって回答精度を大幅に向上させたチャットボットです。
研究・検証を重ねて考案した独自のプロンプト調整により、回答に至るプロセスの最適化と文脈を考慮した対話機能を実現しています。
登録したFAQを基にAIが自動で大量のシナリオを作成するため、チャットボット導入にかかる手間を大幅に削減可能です。
聞き返し機能が搭載されている点も魅力のひとつ。ユーザーからの質問情報が少ない場合でも、チャットボットが関連情報を聞き返し、適切な回答へ誘導できます。
ChatPlus(チャットプラス)
主な機能 | 生成AI回答 サジェスト機能 有人チャット対応 Q&A生成機能 自動キーワード生成機能 追加Q&A推奨判定 辞書登録 シナリオ設定 |
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料金(税込) | 初期費用:無料 月額費用:1,650円~ ※10日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | チャットプラス株式会社 |
公式サイト | https://chatplus.jp/ |
チャットプラスは、ホームページ運営者向けのAI塔載型チャットツールです。約5,000種類にも及ぶ圧倒的な機能数を誇り、導入実績は20,000件を超えています。
ユーザーの質問に対する回答には、自社データと生成AIによる回答を組み合わせて出力し、根本的な課題の解決を実現しています。
AI会話機能や有人チャット機能が搭載されており、シナリオ設定もカスタマイズで作成可能。また、レポート・データ分析できる点も魅力です。
常にバージョンアップ開発を実施しているため、続々と新機能が加えられており、今後も利便性の向上が期待できます。
FirstContact(ファーストコンタクト)
主な機能 | AIチャットボット 有人対応切替 ユーザーからの質問に対するNGワード設定 回答主がわかるアイコン設定機 Excelのインポートによるシナリオ作成 |
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料金 | 初期費用:無料(生成AIプランのみ100,000円)
スタンダード:月額2,980円 ※20日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社バイタリフィ |
公式サイト | https://first-contact.jp/ |
FirstContactは、ChatGPTの頭脳を搭載した、課題解決に特化した次世代型AIチャットボットです。
通常のやり取りに加えて、ChatGPTを用いた会話もできるため、まるで有人サポートのようなチャットのやり取りが実現します。
アカウントは、即日発行可能なのも注目ポイント。使いやすい管理画面で運用も簡単です。
導入後も、専門チームが課題解決への最適な提案と手厚いサポートを提供してくれるため、スムーズな企業成長が見込めます。
AI-FAQボット
主な機能 | AIチャットボット 言葉の揺れ自動学習機能 ヒアリング機能 カテゴリーボタン自動生成 受付機能 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ
QA数に合わせて月額30,000円〜 |
運営会社 | 株式会社L is B |
公式サイト | https://faq-bot.ai/ja/ |
AI-FAQボットは、業務の負荷を軽減して課題解決をサポートする、社内・社外向けのAIチャットボットです。
初めに質問と回答を入力したExcelさえあれば、導入直後でも利用できるのが特徴。面倒な事前学習は一切不要です。
LINE WORKSやSlack、Teams、directなどの主要なチャットシステムともスムーズに連携できます。
言葉の揺れを自動学習する機能を有しており、質問すればするほど的確な返答ができるのも大きな魅力です。
RICOH Chatbot Service
主な機能 | AIチャットボット Excelデータ管理機能 業種別テンプレート 問い合わせの可視化 外部ツール連携機能 ヒアリング機能 運用サポート |
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料金(税込) | 初期費用:5,500円 STARTERプラン:月額19,800円 STANDARDプラン:月額55,000円~ ※30日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社リコー |
公式サイト | https://www.ricoh.co.jp/service/chatbot |
RICOH Chatbot Serviceは、「だれでも簡単にAIを育てられる」をコンセプトに設計されたAIチャットボットです。
Excelフォーマットに質問と回答を入力してインポートするだけで利用可能。業種業務別テンプレートを活用すれば、さらに導入期間を短縮できます。
リコー独自技術で磨き上げられたAIが、類義語や同義語、表記のゆれを自動で理解するのが特徴。メンテナンスに手間がかからないのがうれしいポイントです。
kintoneやTeams、LINE WORKSなど、さまざまなツールと連携でき、業務の効率化やコミュニケーション強化が図れます。
hitobo(ヒトボ)
主な機能 | AIチャットボット Q&Aの自動生成 表記ゆれの自動対応 リストボタンによる応答の紐づけ 外部連携 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ ※30日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | アディッシュ株式会社 |
公式サイト | https://hitobo.io/ |
hitoboは、生成AIボットによる回答とQ&Aボットによる確認済みの回答を用途ごとに使い分ける、高精度なチャットボットです。
導入にあたっては、FAQを画面上で入力するかCSVでアップロードするだけで完結。一からシナリオを構築する手間なく、すぐにAIチャットボットを生成できるのが特徴です。
表現ゆれに対しても自動で対応可能。似ている単語を個別に辞書登録しなくても、同義語としてシステムが自動認識できます。
企業規模や業界問わず、多くの企業や自治体での導入実績があり、強固なセキュリティ体制も整っているため、安心して利用できる点も大きな強みです。
sinclo(シンクロ)
主な機能 | AIチャットボット Web接客 有人対応 外部サービス連携 履歴・統計レポート 一括ヒアリング 属性値取得 離脱防止設定 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ
コスト重視プラン:月額費用10,000円~ ※14日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社エフ・コード |
公式サイト | https://chat.sinclo.jp/ |
Sincloは、AIチャットボット型のWeb接客ツールです。サイト訪問者の現状に合わせて最適な回答を実現でき、離脱の軽減やコンバージョン向上などのサイト成果を改善できます。
有人対応を織り交ぜたハイブリッド運用が可能。よくある質問は完全自動化、高度な質問のみオペレーター対応とし、ユーザーのニーズに合わせて最適なWeb接客を実現できます。
さらに、有人対応切り替え後は、手元の資料をサイト訪問者に共有も可能。店頭と遜色のない接客が叶いやすく、顧客満足度の向上に貢献します。
導入しやすさを追求しているのも魅力のひとつ。サイトにタグを1行追加するだけで導入が完了します。
CraftChat
主な機能 | AIチャットボット SNSマーケティング エラーの自動判定 顧客の離脱分析 データ分析 API連携 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ ※14日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社クラフター |
公式サイト | https://www.craftchat.ai/ |
CraftChatは、InstagramやLINEなどと連携してユーザーとコミュニケーションがとれる、SNSマーケティングに特化したチャットボットです。
独自のアルゴリズムを活用して、ユーザーとの会話履歴や行動を取得できるのが特徴。ロイヤリティーの高いユーザーをマークできるため、無駄な作業を省きながら、購入に近い見込み客を把握できます。
AIチャットボット対応が初めての方でもすぐに作成できる理解しやすいUIなのも注目ポイント。目的別テンプレートを選択して、2ステップでボット作成ができます。
高度なエラー自動判定機能が備わっているため、設計ミスを防ぎ、運用時のトラブルを事前に回避できます。
hachidori
主な機能 | AIチャットボット WEB接客 有人チャット 決済 在庫確認 友だち登録経路分析 対話型アンケート・診断 セグメント配信 API連携 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ ※14日間無料トライアルを実施中 |
運営会社 | 株式会社エフ・コード |
公式サイト | https://hachidori.io/ |
hachidoriは、AIによる自動応答と手動応答を組み合わせた、ハイブリッドなヘルプデスクの運用を実現しています。
質問の受け答えはもちろん、決済や在庫確認、予定の参照などをチャットボット内で操作できるため、ユーザーはストレスフリーに利用できます。
拡張性にも優れているのもポイント。外部・内部システムとのAPI連携やデータ移行など、新たな機能の追加も可能です。
LINE・LINE WORKSの認定パートナーであるため、LINEと連携して顧客を獲得していきたいと考えている方にも向いています。
Dialogflow
主な機能 | AIチャットボット 表記ゆれ・類語対応 分析 Webサイトと連携 |
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料金 | 初期費用:要問い合わせ 月額費用:要問い合わせ ※90日間無料クレジット$300分が利用可能 |
運営会社 | |
公式サイト | https://cloud.google.com/products/conversational-agents?hl=ja |
Dialogflowは、Google Cloudが提供する最先端の自然言語処理を活用した会話型AIチャットボットです。
Googleの機械学習技術によってユーザーの意図を理解し、自然な会話を実現する高度な言語対応が特徴です。
セキュリティ面では、万全かつ堅牢なシステムが構築されているため、自社や顧客の情報が漏洩してしまう心配がありません。
国内外問わず大手企業が導入している実績もあるため、信頼性の高いAIチャットボットをお探しの方にもおすすめです。
無料でAIチャットボットを利用する際の注意点
無料のAIチャットボットは、気軽に導入できる点が大きな魅力です。しかし、注意点を把握しないまま導入してしまうと、トラブルの原因になりかねません。
ここからは、無料のAIチャットボット導入時の注意点を紹介します。
- 利用できる機能が制限されている
- 日本語に対応していないツールがある
- トライアル終了後に自動で有料プランに移行するものがある
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
利用できる機能が制限されている
AIチャットボットの無料プランは、利用できる機能が制限されているケースが少なくありません。
基本的に無料プランは、有料プランを契約する前のサンプルとして提供されているためです。そのため、業務におけるニーズを十分に満たせない可能性もあり、自社に合わせた細かいカスタマイズが難しいケースもあります。
ビジネスで本格的に活用していくのであれば、無料プランでお試ししたうえ、有料のAIチャットボットの導入検討もおすすめします。
日本語に対応していないツールがある
無料で利用できるAIチャットボットツールは多くあるものの、なかには日本語に対応していない製品もあります。
導入後は、改善を重ねながら運用していく必要があるため、日本語に対応していない製品だと不便に感じてしまうかもしれません。
日本語に対応していない製品だと、カスタマーサポートへの問い合わせも外国語となる場合がほとんどです。
円滑に運用していくためにも、できるだけ日本語に対応した製品から選ぶのをおすすめします。
トライアル終了後に自動で有料プランに移行するものがある
無料トライアル期間の終了時に、そのまま有料プランに自動で切り替わってしまう場合もあります。
有料プランを利用しないのであれば、無料トライアルの期間が終了する前に、必ず退会手続きを行わなければなりません。
チャットボットツールの無料トライアルを利用する場合は、いつ無料トライアルが終わるのか期日を確認しておきましょう。
まとめ:無料のAIチャットボットで機能や操作性を確かめよう
AIチャットボットの導入により、業務の効率化や顧客満足度の向上が期待できます。
無料で使えるAIチャットボットは、機能や使用期間などに制限がある場合がほとんどですが「まずは使用感を試してみたい」といった場合には、十分役立ちます。
本記事を参考にしながら、自社の課題や環境などをふまえて、AIチャットボットの導入を検討してみてください。