動物病院のホームページを制作するうえで、「デザインはどうしたら良い?」と疑問を抱えているのではないでしょうか。
動物病院のホームページは、飼い主がペットの健康を守る目的で検索されることが多いです。そのため、医院の信頼度が高まるデザインを取り入れ、飼い主に安心感を与えて来院につなげることが重要になります。
本記事では、動物病院ホームページの参考になるデザインを厳選して15院ご紹介します。掲載すべきコンテンツも紹介していますので、動物病院のホームページ製作を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
動物病院の参考になるホームページデザイン15選
では早速、動物医院のホームページで参考になるデザイン例をご紹介します。
- オアシス動物病院
- 緑の森どうぶつ病院
- ポンポン動物病院
- KINS WITH 動物病院
- ふくだ動物クリニック
- 吉田動物病院
- ふるせ動物病院
- とも動物病院
- ウチダ動物病院
- あたご犬猫動物病院
- なぐら動物病院
- はとの里動物病院
- おだ動物病院
- なんよう動物病院
- ハル犬猫医院
オアシス動物病院
福岡県にあるオアシス動物病院のホームページです。
ファーストビューは、院長の優しそうな笑顔と愛らしい動物の写真によって好印象を受けます。
また、目に入りやすいサイト上部に予約システムの案内を記載し、来院につなげやすくした点も参考になるポイントです。
さらに下にスクロールすると、問診票をダウンロードできるよう設計されており、飼い主自身が事前にペットの症状を把握しながら、スムーズに診療できる仕組みを取り入れています。
緑の森どうぶつ病院
北海道を拠点とした緑の森どうぶつ病院のホームページです。
淡いカラーで描かれたノスタルジックなイラストが、訪問ユーザーの心を一気に惹きつけます。
大自然をイメージさせる緑色を巧みに取りいれ、穏やかさや安心感を演出しているのが特徴です。
また、お問い合わせや予約にはLINEを活用して、飼い主の利便性を追及していることもしっかりアピールしています。
ポンポン動物病院
愛知県にあるポンポン動物病院のホームページは、動物を抱えた院長の笑顔が印象的です。
スタッフの写真も多数掲載しているため、見る側は親しみを覚えて訪問のハードルが下がります。
また、ペットの健康管理に関するコンテンツを豊富に載せているのも魅力的なポイントです。
ユーザーに有益な情報を届けられれば、サイト離脱者を減らす効果とともに、集患力アップも期待できます。
KINS WITH 動物病院
東京都にあるKINS WITH 動物病院のホームページは、トップ画面の動画からクリニック全体のイメージをつかみやすくなっています。
写真やイラストでもアピールは十分可能ですが、ショート動画だとより医院のイメージが伝わりやすいのがメリットです。
ページ下部には院長の経歴やメッセージも大きく掲載しているため、初診の方にとって大きな安心材料になります。
ふくだ動物クリニック
愛知県にあるふくだ動物クリニックのホームページは、待合室や診察室などの写真を数多く載せているため、院内のイメージが伝わりやすいのが魅力です。
「想像して思いやる心」というクリニックのモットーを一目で確認でき、飼い主からの信頼につながります。
診療科目をアイコンと文字によって分かりやすく表示しているのも、参考にしたいポイントです。
吉田動物病院
富山県にある吉田動物病院のホームページは、ナチュラルなタッチで描かれた犬や猫たちがあたたかい印象を与えています。
予定カレンダーが大きく掲載されており、飼い主はスムーズに獣医師の勤務スケジュールや予約可能日を一目で確認できます。
また、院長の獣医師コラムも充実していて、診察の様子も写真付きで見られるため、来院の流れを詳しく知りたい方にとって役立つでしょう。
ふるせ動物病院
福岡県にあるふるせ動物病院のホームページは、ポップなイラストを活用した明るい印象のビジュアルです。
新しい医療である再生医療と栄養療法を提案しているのも特徴で、他院との差別化に成功しています。
「治療ブログの部屋」という独自コンテンツも掲載しており、治療の経過をチェックできるのも安心感を高めるポイントです。
とも動物病院
横浜にあるとも動物病院のホームページは、ファーストビューに診療可能な動物が記載されている点が特徴です。
犬や猫以外にも、ウサギやハムスターなども診療可能であることがすぐにわかります。
近年、さまざまな動物をペットにする方が増えているため、対応できる動物の種類を明確に記載しておけば、大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、画面上にメニューが並び、情報を見つけやすい設計になっているので、サイト訪問者にとって使いやすいサイトといえます。
ウチダ動物病院
神奈川県を拠点とするウチダ動物病院のホームページは、かわいいペットたちの写真がまず目に入ります。
写真が大きく使われていて、掲載する文字量を制限したシンプルなデザインです。
ファーストビューの情報はシンプルに、サイトの下に進むにつれて本格的な情報をチェックできるように設計されています。
必要に応じた情報のみをチェックできる、ユーザーの利便性に配慮したサイトといえるでしょう。
あたご犬猫動物病院
新潟県にあるあたご犬猫動物病院では、文字の色やイラストをワインレッドで統一した品のあるデザインを採用しています。
ペットの種類によって項目をわけているため、飼い主が情報を探しやすいのも魅力です。
また、難易度の高い手術にも対応可能という特徴もアピールし、他院との差別化を図りながら集患につなげています。
なぐら動物病院
愛知県にあるなぐら動物病院は、あえて暗い時間に撮影した写真を使うことによって、あたたかみのある印象を演出しています。
メインビジュアルのふんわりと切り替わるスライドショーは、やさしい医院であるイメージ形成に最適です。
院内設備やスタッフの写真などをスライドさせることで、自然にサイト訪問者へ医院情報を与えられます。
はとの里動物病院
兵庫県にあるはとの里動物病院は、白くて清潔感のある医院の写真によってクリーンなイメージを表現しています。
文字やイラストなどは控えめにしたシンプルなデザインだからこそ、右下の外来診療時間が目につきやすい設計です。
受診可能な日程を確認しやすく、スムーズに予約できるように工夫されています。
おだ動物病院
広島エリアに展開するおだ動物病院は、イラストやフォントを手書き風にして親しみやすさを演出したデザインです。
動物たちの吹き出しによって診療科を紹介しているのも目を引くポイントになっています。
また、情報量が豊富なのも特徴です。特に「病院ブログ」に注力して、飼い主への情報提供を充実させています。
なんよう動物病院
愛知県にあるなんよう動物病院は、犬や猫のキュートなイラストを効果的に取り入れたデザインが魅力的です。
「他院で断られた方もセカンドオピニオンとして、お気軽にご相談ください」というメッセージからは、幅広い飼い主を受け入れるという安心感があります。
また、ページ右上にはLINE予約が設置されており、サイト訪問者が気軽に予約できるように工夫されています。
ハル犬猫医院
東京都にあるハル犬猫医院は、「夜間救急」にも対応している点をアピールして、他院との差別化を図っています。
重要な内容をトップページに明記することによって、サイト訪問者にもっとも伝えたい情報を届けることが可能です。
特殊診療や治療の案内の写真も掲載しているため、院内のイメージが伝わりやすく、信頼感につながるでしょう。
動物病院ホームページのデザインを作成するポイント
ここで、動物病院のホームページをデザインするうえで大切なポイントを3つご紹介します。
- 柔らかい雰囲気のカラーで親しみやすい印象にする
- 動物のイラストを使用して可愛らしい雰囲気をプラスする
- 丸みのあるデザイン要素で安心感を与える
柔らかいカラーで親しみやすい印象にする
ホームページの印象は、配色によって大きく変わります。
動物病院を検索しているユーザーは、大切なペットの体調を気にしているケースが少なくありません。
親しみやすさや優しさが感じられる柔らかいカラーのホームページであれば、ユーザーの不安を和らげられます。
他院との差別化を図るためには、オリジナリティのある個性的な配色も選択肢に入ります。しかし、派手な色調になり過ぎると情報が見づらくなるため注意が必要です。
動物のイラストを使用して可愛らしい雰囲気をプラスする
ホームページに動物のイラストを使うことで、元気で活発な印象を与えられます。
また、イラストを活用すると、ビジュアルで直感的にコンテンツを伝えられるのもメリットです。ただし、あくまで情報を見せるのが最優先のため、ユーザーの目線を惑わせてしまうようなイラストは加えず、アクセント程度に使用するように意識しましょう。
丸みのあるデザイン要素で安心感を与える
四角い画像やアイコンの隅に丸みのある加工を施すことで、優しい印象や安心感を与えられます。
また、ボタンにも丸みを持たせることで、ユーザーがボタンだと認識しやすくなるメリットもあります。
さらに、使用する文字の書体も丸みを帯びたフォントを使用すると、サイト全体の統一感アップが期待できるでしょう。
動物病院のホームページに載せておきたいコンテンツ
いくらデザイン性の高いおしゃれなサイトであっても、ユーザーが求める情報が記載されていなければ信頼は得られません。
ここからは、動物病院のホームページにおいて載せておくべきコンテンツについてご紹介します。
- 院長・スタッフの紹介
- 診療時間・休診日
- 施設・機器の紹介
- 対応できる動物の種類
- ワクチン接種などの予防情報
- 支払い方法
- アクセス方法
- ペットの健康管理に関する情報
- 症例の紹介
- よくあるQ&A
院長・スタッフの紹介
動物病院を選ぶうえで飼い主が気になるのは、院長や医師、スタッフが信頼できるかという点です。
ホームページにクリニック勤務者の自己紹介や経歴、メッセージなどがあれば、飼い主は安心して来院できるでしょう。
さらに、笑顔で優しく動物に接している写真も掲載すれば、見る人に好印象を与えられます。
診療時間・休診日
動物病院のホームページには、診療時間と休診日を正確に記載するのが重要です。
診療時間と休診日を記載するのは当然のことに思えますが、まれに最新情報が更新されていないケースもあります。
もし誤った情報を記載していると、ユーザーからの信頼度は一気に落ちてしまうので注意が必要です。
ホームページのわかりやすい位置に、最新の診療時間と休診日情報を記載するよう心がけましょう。
施設・機器の紹介
動物病院のホームページには、病院の施設や機器を紹介する写真ギャラリーを設置するのもおすすめです。
これにより、飼い主は来院前にクリニックの雰囲気や設備を確認でき、安心感につながります。
たとえば、待合室や診療室、手術室などの写真を掲載すると、清潔な環境をアピールできます。
また、最新の医療設備を掲載することで「これまでにない治療を受けられる」「正確な診断をしてくれそう」などの好印象につながります。
対応できる動物の種類
最近はペットの多様化によって、犬や猫のほかにもウサギやハムスターなど、さまざまな動物と暮らしている方が増えています。
しかし、犬猫のみを対象としている動物病院も少なくありません。
それ以外の動物はどこで治療を受けられるか気になっている飼い主も多いはずです。
よって、対応可能な動物の種類もホームページに掲載しましょう。
ワクチン接種などの予防情報
ワクチン接種をはじめとする予防医療は、大切なペットの健康を守るために重要です。
どのような種類のワクチンを取り扱っているのかはもちろん、接種スケジュールや料金についてもホームページ上に詳しく記載しましょう。
これらの情報により、飼い主は適切な時期にペットを動物病院に連れてくることができます。
支払い方法
最近は、現金以外にもクレジットカードや電子マネーなど、さまざまな支払い方法が登場しています。
多様な支払い方法に対応していれば、他院との差別化も図れるので、ホームページ上でしっかりアピールしましょう。
さらに、診療費用の目安も掲載しておくと飼い主は事前に料金を把握でき、安心して来院することができます。
アクセス方法
医院の所在地やアクセス方法も忘れずに記載しましょう。
飼い主が動物病院にペットを連れて行く際は、基本的に車か徒歩になります。
そのため、駐車場の収容台数や料金などの情報もあると役立つでしょう。
また、クリニックの外観写真も掲載することで、初めて訪れる利用者も迷わずに来院できるようになります。
ペットの健康管理に関する情報
動物の健康管理に関する情報をホームページに詳しく掲載することで、飼い主はペットに適切なケアを行えるようになります。
動物を飼っていると、思いもよらぬトラブルが発生することも少なくありません。
そんなときに、専門家である動物病院の発信には大きな価値があります。
病気やケガの対処法といった独自コラムを掲載すれば、自院の専門性をアピールでき、集患につなげることが期待できます。
症例の紹介
動物病院のホームページでは症例の紹介も行い、自院ではどのような治療が可能かを明確に示しましょう。
この情報によって、飼い主はペットの症状に応じて適切な治療が受けられるかを判断しやすくなります。
さらに、症例ごとに写真を添えて紹介すれば、信頼性が高いコンテンツとして認識されるでしょう。
よくあるQ&A
より親切なホームページをつくるために「よくあるQ&A(FAQ)」は掲載するべきコンテンツの一つです。
ホームページにはさまざまな情報が掲載されているため、欲しい情報を短時間で見つけることが難しい場合もあります。
そんなときに、FAQをチェックして必要な情報を収集する方も多いです。
飼い主が気になるであろうポイントや実際によく聞かれることはFAQにまとめておき、疑問を解消してスムーズな来院につなげましょう。
まとめ:動物病院のホームページデザインは信頼感や安心感が大切
動物病院のホームページデザインは、色使いや写真などで院内の明るい雰囲気や誠実さを伝え、飼い主に信頼感や安心感を与えることが重要です。
この記事を参考にしながら、ホームページを訪問した飼い主がクリニックの特徴や診療内容をスムーズに把握できる魅力的なサイトを目指してみてください。