不定愁訴(フテイシュウソ)の原因
明確な原因がないにもかかわらず体調が優れない状態を指し、医療機関を受診して検査を受けても異常が見つからないものを指す。多くの場合でストレスの蓄積が症状を引き起こすと考えられる。不定愁訴(フテイシュウソ)の症状
頭痛・便秘・めまい・むくみ・倦怠感などの全身症状に加え、気分の落ち込み・イライラ ・不眠などの精神症状を伴うことがあり、男性よりも女性に多くみられる傾向がある。不定愁訴(フテイシュウソ)の治療
何らかの病気が関係している場合は、病気に対する治療を行うことで症状の改善が期待できる。自律神経やホルモンバランスを整えることを目的に毎日の食事を見直すほか、適度な運動や十分な睡眠をとることを心がけると良いとされる。- 受診科目
- 内科
- 婦人科
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
不定愁訴の対処(治療)方法
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「定まらない愁(うれい)」をまず認めること
不定愁訴とは、「定まらない愁いの訴え」のこと。
定まらんのだから、困るのは患者さんばかりではなく、医師の方も困る。
現代医療は検査をして、病名が定まらないと困るのである。
その結果、両者が困ってしまう。 とりわけ立場的に弱者である患者さんはたくさん困る。
私は、患者さんの「困る」を沢山聞いて、その原因をあれこれ模索し、試行錯誤して今日まで来ました。いうなれば「困った」患者さんがたくさん来てくれて、たくさんの「困った」に耳を傾けてきたおかげで今日がある。
私の師匠は、患者さんといってもいいかもしれない。
本来、医療は患者さんと医師との共同作業なのです。
でも、現在でもわからないことだらけですけどね。