うつ病(ウツビョウ)の原因
うつ病は、抑うつ障害や単極性障害ともよばれる。気分障害の75%はうつ症状のみのうつ病とされる。遺伝的な要因や性格的な要因が関係していると考えられているものの、はっきりとした原因はわかっていない。うつ病(ウツビョウ)の症状
意欲の低下、イライラ、不安や焦りなど、ひどい気分の落ち込みがみられ、全身の疲労感、頭痛、便秘、睡眠障害などの身体症状をともなうことがある。うつ病(ウツビョウ)の治療
抗うつ薬によってうつ状態の期間を短くする治療が中心となる。薬物療法でなかなか快方に向かわないときは、電気けいれん療法がおこなわれることもある。- 受診科目
- 精神科
この病気について10人の医師の見解があります。
医師から聞いた
うつ病の対処(治療)方法
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こころの不調は我慢せず、医療の力を頼ってほしい
一口に「ストレス」といっても体によい影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものもあります。適応障害の場合は後者が原因になり、過度なストレスが蓄積されてメンタルに不調をきたすようになります。そしてメンタルの不調と周囲の環境が相互に作用することにより、さまざまな症状を引き起こすのです。
適応障害の方にみられる症状としては、動悸・発汗・手のふるえといった自律神経にまつわるもの、気分の落ち込み・無力感・涙がこぼれるなどのうつ症状のほか、不安や恐怖心から人と会うことを避けるようになることも特徴です。また症状が進むと通勤中の電車内などで過呼吸になり(パニック障害)、欠勤・遅刻・早退が増えるなど社会生活が困難になることもあります。
気分が落ち込むなどの自覚症状があれば、心療内科や精神科を受診なさることもあるでしょう。一方で、動悸や手のふるえといった身体的な症状からこころの不調を疑う方はまだまだ少ないのが現状です。しかし、目の前が真っ暗になるようなこころの不調も、適切な治療によって大きく改善するものです。「眠れない」「ドキドキする」といった小さなサインを見逃さず、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。