くも膜下出血(クモマクカシュッケツ)の原因
脳のくも膜と軟膜の間のくも膜下腔で出血がおこるもの。原因としては脳血管の形態の異常があり、脳動脈の一部がこぶのように膨らみ、破裂しておこる。くも膜下出血(クモマクカシュッケツ)の症状
後頭部をハンマーで殴られたような激しい頭痛がおこり、吐き気や嘔吐、意識喪失などの症状をともなう。緊急の治療が必要。くも膜下出血(クモマクカシュッケツ)の治療
一刻も早い入院が必要。動脈瘤をクリップでつまむ手術、もしくはコイルで動脈瘤を詰める血管内治療をおこなう。重症の場合、即死することもあり、脳卒中の中で最も死亡率の高い疾患。- 受診科目
- リハビリテーション科
- 脳神経外科
- 脳神経内科
- 耳鼻咽喉科
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
くも膜下出血の対処(治療)方法
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「定まらない愁(うれい)」をまず認めること
不定愁訴とは、「定まらない愁いの訴え」のこと。
定まらんのだから、困るのは患者さんばかりではなく、医師の方も困る。
現代医療は検査をして、病名が定まらないと困るのである。
その結果、両者が困ってしまう。 とりわけ立場的に弱者である患者さんはたくさん困る。
私は、患者さんの「困る」を沢山聞いて、その原因をあれこれ模索し、試行錯誤して今日まで来ました。いうなれば「困った」患者さんがたくさん来てくれて、たくさんの「困った」に耳を傾けてきたおかげで今日がある。
私の師匠は、患者さんといってもいいかもしれない。
本来、医療は患者さんと医師との共同作業なのです。
でも、現在でもわからないことだらけですけどね。