糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の原因
体内に摂取した糖分をエネルギーに変える糖代謝システムが正常に働かなくなり、糖分を使わないため血液中の当分がたまってきて高血糖になる状態。糖尿病は大きく2つに分類される。ひとつは、食事から摂取したブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源に変える作用を促進するインスリンが、膵臓のβ細胞が破壊されることによって分泌されなくなる1型糖尿病。もうひとつが、よくない生活習慣が引き金となり、インスリンの働きが低下して高血糖状態が続く2型糖尿病である。糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の症状
のどの渇きや倦怠感、多尿、体重減少などの症状がみられるが、初期はほとんど症状がない。進行すると、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害などの合併症をともなう。糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の治療
通常の社会生活を送ることができるよう、カロリーを抑える食事療法と運動療法が治療の基本となる。まず食事療法があり、次に運動療法、そして薬物療法となり、種類や症状によって、この3つを組み合わせて治療を進めていく。- 受診科目
- 内科
- 糖尿病内科
- 代謝内科
- 内分泌内科
この病気について3人の医師の見解があります。
医師から聞いた
糖尿病(2型糖尿病)の対処(治療)方法
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痩せている人も要注意。隠れ肥満の人に多い「非アルコール性脂肪性肝炎」とは
脂肪肝の人が罹る典型的な病気です。お酒を原因とせず環境によるもので、高血圧とか糖尿とかコレステロールを合併することが多い疾患です。
日本人は痩せてても脂肪肝の人が多いので、外観だけでは疾患に気づくことが難しいんです。いわゆる「隠れ肥満」ですね。今や3人に1人が脂肪肝だと言われています。
痩せ型で脂肪肝の人は自分自身で気づくことができないので、静かに症状が進んで肝機能障害になりやがて慢性肝炎になっていく。怖いのは症状がないまま肝臓がんとか肝硬変になっちゃうこと、ですね。症状を自覚するのは病状がかなり進んでからなので早い時期に見つけることがとても大事なんです。だから健診が重要で、健診を受けていれば自覚症状が無いうちに発見することができます。
特に、健診で「経過観察」だった場合は、放置せず経過を診ていくことが大切です。予防医学としても頑張っていくべき疾患なので、健診結果をもっとしっかりと評価して予防につなげるように働きかけていきたいですね。