頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の原因
脊椎にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしている椎間板が、老化や強い衝撃などで線維輪がふくらんだり、線維輪に亀裂が生じて髄核が外にはみ出し、脊髄や神経根を圧迫して障害がおこるもの。字のごとく、頸椎に椎間板ヘルニアがおこったものを頸椎椎間板ヘルニアと呼ぶ。頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の症状
右か左の肩から上腕にかけてしびれや痛みが出る。進行すると両側に広がっていく。頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の治療
急性期には、薬物療法や温熱療法をおこないながら、安静にする。痛みが強い場合には、神経ブロック治療をおこなうこともある。手足のしびれ、歩行障害や排尿障害などの脊髄症状がある場合には、早期の手術も検討される。- 受診科目
- 整形外科
- ペインクリニック内科
この病気について6人の医師の見解があります。
医師から聞いた
頸椎椎間板ヘルニアの対処(治療)方法
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毎日の生活を見直して、骨粗鬆症の予防につなげましょう
骨粗鬆症は骨密度が低下して骨折しやすくなっている状態のことをいいます。女性ホルモンが低下する高齢の女性に多くみられるほか、甲状腺の病気や糖尿病、ステロイド薬の服用歴なども発症に関わっているといわれます。骨密度が低下してもこれといった自覚症状がないため、見過ごされてしまうケースが少なくありません。しかし骨粗鬆症を放置していると圧迫骨折や大腿骨骨折を招き、背中が曲がって強い痛みが出たり、歩けなくなってしまったりすることがあるため注意が必要です。
骨粗鬆症の治療は薬物療法が基本となり、患者さんの状態に合わせて「骨が壊れるのを防ぐお薬」または「骨がつくられるのを促すお薬」が選択されます。一部のお薬にはわずかな確率で副作用が報告されているものの、1年間で約20万人の高齢者が大腿骨骨折を負っているという報告(2020年度)と照らし合わせてみても、積極的な治療がすすめられるでしょう。
繰り返しになりますが、骨粗鬆症は自覚症状に乏しいため、治療のモチベーションを保ちにくい患者さんが少なくありません。そのため、まずは骨粗鬆症にならないための対策を生活の中に取り入れていただくとよいでしょう。ご自分でできる対策としては、たんぱく質やビタミンD・K、カルシウムを多く含む食品を積極的にとっていただくこと。人工的につくられたサプリメントではなく、普段の食事から栄養をとっていただきたいですね。また、こうした栄養素が体内で上手に活用されるように、1日15分程度の日光浴や適度なウォーキングなどを心がけてください。