藤田 典往 院長
NORIYUKI FUJITA
リハビリテーション科・整形外科を柱に、各分野のスペシャリストによる「チーム医療」を実践
鳥取大学医学部卒業後、救急医療や整形外科の診療・手術を20年近く経験し、リハビリテーション科へ。その後10年以上にわたって回復期リハビリテーション病棟をはじめ慢性期医療に従事。急性期・回復期・慢性期医療それぞれの豊富な経験と知識を踏まえて2021年10月にクリニックを開業。
日本病院機構整形外科専門医および日本病院機構リハビリテーション科専門医。

藤田 典往 院長
目黒駒沢リハビリ整形外科クリニック
目黒区/東ヶ丘/学芸大学駅
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
- ●健診・検診
整形外科・リハビリテーション科の専門家として

大学時代はラグビー部に所属していましたが、左肩を負傷し手術を受けた経験がきっかけになり、卒業後は母校の整形外科に入局して研鑽を積みました。大学院では骨粗しょう症の研究を行い、学位を取得、関連病院をローテーション後、救急病院に移りました。
整形外科医として外来診療に、手術にと20年近く経験を積み、その後、リハビリテーション科へと軸足を移すことになりました。リハ医としての研修を最初からやり直し、リハビリテーション医学会の臨床認定医・専門医(現:日本病院機構リハビリテーション科専門医)を取得しました。整形外科は患者さんの病気やけがの治療を行うのに対して、リハビリテーション科では患者さんがよりよい生活を送れるよう回復をサポートします。それぞれの役割をもつ診療科を経験してきた私だからこそ、患者さんのお役に立てることがあるのではないかと考えています。
リハビリテーションを必要とする患者さんの「受け皿」に

リハ科専門医として回復期リハビリテーション病棟の立ち上げに携わった後、縁あってこの地に『目黒駒沢リハビリ整形外科クリニック』を開いたのは2021年10月でした。クリニックの名前が「リハビリ」―「整形外科」の順になっているように、当院ではリハビリテーションを中心にした診療を行うことによって、患者さんの暮らしがよりよいものになるようにお手伝いしたいと考えたからです。
リハビリテーションというと、筋肉や関節など運動器の機能回復を目的に行うものだと認識している方もおられるでしょう。しかしリハビリテーションの適応範囲は幅広く、たとえば脳卒中の後遺症でものを飲み込みにくくなったり(嚥下障害)、聞く・話す・読む・書くなどの言語機能が失われたり(失語症)した場合にも、リハビリテーションによって機能回復が期待できます。当院はさまざまな理由からリハビリテーションを必要とする患者さんの受け皿となり、気楽に相談できる「かかりつけ医」となることを目指しています。
各分野のスペシャリストによる「チーム医療」を実践

私は整形外科医として急性期医療に従事した後、リハビリテーション科の医師として回復期や慢性期の医療に携わってきました。回復期リハビリテーション病棟では、医師の指示のもとにオーダーメイドのリハビリテーションを行うことで、患者さんの在宅復帰を支援してきました。とはいえ入院中のリハビリテーションで身体機能が回復しても、退院後のメンテナンスを怠ってしまうと身体機能の低下は避けられません。このため地域の中で専門的なリハビリテーションをご提供したいという思いが、開業の後押しになりました。
当院では、運動機能の回復をサポートする理学療法士(PT)、日常的な生活訓練を担う作業療法士(OT)、発語や嚥下機能などをサポートする言語聴覚士(ST)などリハビリテーションの専門職が在籍しており、けがや加齢に起因した運動器の症状、脳卒中の後遺症による機能低下、パーキンソン病などの変性疾患に幅広く対応しています。整形外科・リハビリテーション科を専門にする医師を中心に、各分野のスペシャリストによるチーム医療をご提供できることが当院の一番の特徴です。
患者さんの傍らに寄り添い、「well-aging」をサポート
診察の際には難しい専門用語などは使わずに、どなたにも分かりやすい言葉で丁寧にご説明することを心がけています。診療ガイドラインやエビデンス(医学的根拠)を踏まえてお一人お一人に適した治療計画を作成し、患者さんの理解と納得のもとに治療を進めるよう工夫しています。
一方で、人生100年といわれる時代。私には医療を通じて皆さまの「well-aging(心身共によりよく生きる)」をサポートしたいという気持ちがあります。たとえば私が大学院で研究していた骨粗しょう症は、骨密度の低下によって骨折しやすくなり、「いつの間にか骨折」を起こしたり、骨折後に寝たきりになってしまう可能性があります。幸い目黒区では骨粗しょう症検診を実施していますから、当院としても病気の早期発見・早期介入に努め、健康寿命を延ばすお手伝いをしたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
当院が目指すのは地域の方々に愛され、親しまれる「かかりつけ医」となることです。日常的な腰痛や肩こりなどをご相談いただくほか、義肢装具のアフターフォロー、インソールのご相談や機能測定にも対応しています。そして何より、リハビリテーションを必要とされる患者さんに向けて心のこもった対応と適切な医療をご提供したいと考えておりますので、ご心配やお困りのことがありましたら遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2025年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
藤田 典往 院長 MEMO
整形外科専門医 /リハビリテーション科専門医
- 出身地:三重県松坂市
- 出身大学:鳥取大学医学部
- 趣味・特技:トレーニング(ここ数年は加圧トレーニング)、(自分に対する)アンチエイジング
- 好きなもの:音楽鑑賞(クラシック、ジャズ、民族音楽からヘビーメタルまで)、温泉
- 好きな場所・観光地:セドナ、スリランカ、南インド、九州
- 好きな言葉・座右の銘:大切なものは目に見えない/人間万事塞翁が馬
藤田 典往 院長から聞いた
『骨粗鬆症』
骨粗鬆症が進むとしわやたるみの原因にも
骨の強度は、70%が骨密度に、残り30%は骨質に依存すると言われています。
骨粗鬆症は自覚症状がほとんどありません。
転倒など軽微な外傷により骨折を生じ、寝たきりの原因になることが多いため問題となっています。
また、日本抗加齢医学会専門医の見地から、顔面も土台は骨ですので、骨粗鬆症が進むと土台が崩れ、しわやたるみの原因となるため美容的観点からも予防対策は重要です。
当院の特徴:
骨粗鬆症の診断においてDEXA法を用いた骨密度測定だけでなく、体組成分析、血管年齢検査、血液検査(骨代謝検査)により総合的に治療計画を立てます。特に栄養・運動を重視した予防や治療を提案しています。
骨粗鬆症の本当の予防は幼少期からの生活習慣・食習慣の意識づけが大切と考えています。
グラフで見る『藤田 典往 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

目黒駒沢リハビリ整形外科クリニック
藤田 典往 院長
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