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島田 秀人 院長

HIDETO SHIMADA

患者さん・ご家族・家庭環境・生活スタイルまで配慮した、オーダーメイド医療を提供する訪問診療クリニック

獨協医科大学卒業後、東京女子医科大学病院で整形外科を専門に経験を重ねる。その後、イムス東京葛飾総合病院にて外来担当をしながら、2021年に開院した『ファミリークリニック新小岩』の院長を務める。

島田 秀人 院長

島田 秀人 院長

ファミリークリニック新小岩

葛飾区/西新小岩/新小岩駅

  • ●訪問診療

感謝され頼りにされる医師に憧れ、先輩との出会いで訪問診療へ

島田 秀人 院長

⺟⽅の祖⽗⺟が代々医者をしており、幼少期から町医者である祖⽗⺟たちの姿を見てきました。人々の命を救い、感謝され頼りにされる姿に憧れ、医師になることが私の夢となりました。また、私の母も人々に慕われる医者になってほしい、という気持ちが強くあり背中を押してくれました。そして家族の協力や励ましもあり、無事医師免許を取得しました。⼤学卒業後は東京⼥⼦医科⼤学病院で初期研修をし、そこで、⻄⽥先⽣(当グループの理事⻑)や⾼橋先生(ファミリークリニック越⾕の院長)に出会いました。当時彼らは整形外科⼊局1年目、私は研修1年目でよく相談に乗っていただいたりと、とても良くしてもらいました。2年間の初期研修後は東京女子医科大学病院の整形外科に入局し、大学病院や関連病院で多くのことを学びました。2018年からはイムス東京葛飾総合病院で整形外科医(専門医)として働きました。また、西田先生とは大学の医局を離れた後も連絡を取り合っており、そこでファミリークリニック越⾕へ非常勤医師に誘われたことをきっかけに、訪問診療に魅⼒を感じました。そして2021年8⽉から新⼩岩院開業のタイミングで院⻑を勤めております。現在もイムス東京葛飾総合病院で毎週整形外科医として勤務しており、何かあれば訪問診療での対応も取ることができ最後まで患者様をアプローチできると考え、この地域で開業を決意しました。今思えば⼤学病院時代の先輩である西田先生や⾼橋先生との出会いがターニングポイントといえますね。

若いスタッフが多く、フットワークの軽さや熱量の高さが特徴

島田 秀人 院長

医療法⼈修志会には、訪問診療を行う「ファミリークリニック新⼩岩・荒川・越⾕・草加・春⽇部」の5院があり、非常勤を含め約30⼈の医師が在籍しております。グループ全体の特徴は、ご家族や患者様に寄り添う医師が多く、勉強熱⼼な若い医者が多数在籍していることです。また、何かお困りごとがあるとまずはみにいこうという姿勢で、フットワークの軽い医師が多いことも挙げられます。各グループ院で行う訪問診療の他に、「訪問看護ステーション」「訪問マッサージ院」といった医療介護事業も同時に提供できることが強みです。看護師、セラピスト、マッサージ師などのスタッフは約20⼈在籍しております。
当グループ全スタッフが⼤事にしていることは、「しっかり話を聞き、患者様、ご家族様目線の診療を⾏うこと」「ニーズに対して、できない理由を探すのではなくできる理由を探すこと」「常に最新の知識、技術を修得できるよう努⼒すること」です。特にしっかりと話を聞くことについては、相⼿が何を望んでいるのか、何を望んでいないのか、正確に⾒極めること。それらは⼀⼈ひとり全て異なります。医療・介護に正解はなく、患者様やご家族様の様々な思い、考え⽅、求めていること、どのような⼈⽣を過ごしたいか、など望んでいることをしっかりと聞いて、『⼼のこもったオーダーメイドの在宅医療をお届けする』をモットーに、満⾜のいく医療・介護を提供できるように努めています。

『ファミリークリニック新小岩』の特徴

島田 秀人 院長

当クリニックの特徴は主に二つあり、一つ目は、『プロ意識』をもった職員が集まっている、ということです。医師、看護師、相談員、社会福祉⼠、事務員、ドライバーが在籍しており、業務内容や必要とされるスキルは異なりますが、自身の仕事に誇りとプライドを持って日々業務に取り組んでいます。その為、互いが尊敬し助け合いよい関係を築いていると感じております。また、月に数回勉強会を実施しており、職員の役職に問わず全員参加としております。その理由としては、クリニック全体の医療知識を向上させ、患者様により良い医療を提供することです。二つ目は、職員全員が『地域医療に貢献し、地域住民の信頼を得て、ファミリークリニック新小岩で診てもらえてよかったと思われるクリニックになる』という同じ目標に向かって業務に取り組んでいることです。そのため、病気だけを診るのではなく、患者様全体を診ることを徹底しており、患者様が必要とする限り24時間いつでも駆けつけます。往診に伺い、状況が悪ければ救急⾞に乗せることもあり、私たちは⼀次診療のような役割も担っております。その為、患者様や患者様のご家族からの信頼が厚く「何かあったらいつでも来てくれるからいつも安心して生活できる」などといった嬉しい言葉をいただくこともよくあります。当クリニックではこのような患者様や患者様のご家族様からいただいたお言葉を職員内で共有しており、それが私や職員のやりがいとなっております。このような訪問診療ならではの患者様と密に関われる良さを日々感じております。

患者さん・ご家族・家庭環境などに配慮したオーダーメイド医療を

訪問診療だからこそできること、それは『患者様が望むオーダーメイド医療』を提供することです。たとえば、今⽇診た患者様は⾷事もできておらず、尿も出ていない為、このままでは危険であることを伝え入院の提案をしました。しかし、本⼈はそれで構わないといい、この間も⼊院をしたが、家族もコロナ禍で会えず今後は入院をしたくない。家族と一緒にいれる自宅で最期を迎えたいと⾔います。また、ある患者様は、長生きして、家族とこれからも一緒にいたいため、何かあれば必ず入院をし、可能な限り治療を受け長生きしたいという患者様もいます。このように入院を希望する患者様もいれば家族や住み慣れた家で最後を迎えたい患者様も多くいます。その患者様ごとの希望を叶え寄り添うのが私たちの使命であると考えております。その為に、初回の診療では患者様・ご家族様の思いや要望を聞き、その医療についてメリットとデメリットをしっかり話した上で、最後は患者様に医療方針を選択してもらい対応します。そして、希望する医療を提供するために私たちは全力で患者様・ご家族様と向き合います。
このような患者様に合わせた対応ができるのは、訪問診療ならではの強みであり、それを活かした『患者様が望むオーダーメイド医療』を提供しております。

これから受診される患者さんへ

患者様ごとの希望を叶え寄り添う『オーダーメイド医療』を少しでも多くの人に提供できるよう、対応できるエリアを拡大させたいと考えております。その為に当グループ院の職員を増やすことは必要不可欠ですが、『オーダーメイド医療』の質を下げることなく今後も精進してまいります。今後もファミリークリニック新小岩を宜しくお願い致します。


※この記事は2022年11月に取材したものです。

島田 秀人 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味&特技:野球
  • 好きな言葉 座右の銘:簡単に諦める者に勝利はない。勝者は決して諦めない。
  • 好きな音楽やアーティスト:Mr.Children
  • 好きな場所・観光地:スタジアム、ゴルフ場
  • 出身大学:獨協医科大学

島田 秀人 院長から聞いた
『骨粗鬆症』

骨粗鬆症薬は大きくわけて2種類ある

女性は50歳前後で閉経を迎えます。閉経後に女性ホルモンのバランスを崩し、更年期の症状が出ます。またそれに加え、骨の代謝(骨を作ったり壊したりすること)が低下して骨粗鬆症になります。
 骨粗鬆症の薬は大きくわけて2つあり、1つ目は「骨形成促進剤」(骨をつくる薬)、2つ目は「骨吸収抑制剤」(骨を溶かさない薬)です。たとえば、骨折しているケースや高齢で骨密度が低い方に対しては、骨を溶かさない役割よりも、骨を作る役割の方が重要です。しかし2022年現在、骨をつくる薬に内服薬はないので、注射で投与する必要があります。
骨粗鬆症の薬は数多くありますが、どのような治療をするのか、年齢や骨折頻度などを考慮して整形外科医が判断します。検診をきっかけに骨粗鬆症であることを知るケースが一般的です。そういった場合、骨を強くするために、骨形成促進剤(骨をつくる薬)を1年、ないしは2年続けて使用します。しかし、骨密度が正常な数値となっても、その後、何もしないとまた溶けてしまいます。そのため、骨吸収抑制剤(骨を溶かさない薬)の内服を勧めております。骨粗鬆症の予防法としては、50歳前後で骨密度検査を受けることです。そこで問題がなければ次は55歳、60歳で検査することを推奨します。

グラフで見る『島田 秀人 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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