知覚過敏(チカクカビン)の原因
歯の表面のエナメル質が欠損し、中の象牙質が露出することで起こる。エナメル質が欠損する原因としては、歯の破折、歯ぎしりや噛み締めなどによる摩耗、加齢や歯周病による歯肉の退縮などがあげられる。知覚過敏(チカクカビン)の症状
むし歯や歯の神経の炎症などが見られないにもかかわらず、温水や冷水、冷たい風などの刺激により、歯と歯肉の境目にしみや痛みを感じるもの。多くは1分以内に症状がなくなるのが特徴。知覚過敏(チカクカビン)の治療
軽度の場合、唾液やフッ素等による歯の再石灰化によって治療を経ることなく改善することがある。改善が見られない場合、欠損したエナメル質の代用となるものを補う治療がおこなわれる。- 受診科目
- 歯科
- 歯科口腔外科
この病気について5人の医師の見解があります。
歯科医師から聞いた
知覚過敏の対処(治療)方法
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歯への圧力を軽減させることで知覚過敏を予防する
知覚過敏の原因は、力加減が分からず過度な歯みがきの圧によるもの、歯ぎしりによるものが影響しています。症状としては、冷たいものがしみることが特徴的です。知覚過敏の治療としては、しみている部分に薬を塗り、知覚過敏用の歯みがき粉を使用します。また、歯ぎしりに対しては、マウスピースを装着してもらい歯への負担を抑えます。
歯ぎしりは、8割ほどの方々が無意識的に行っています。現代はみんながいろいろなストレスにさらされており、歯ぎしりを予防することは難しいでしょう。そのため、マウスピースにより咬合圧を軽減させることや、咬合圧をかけ過ぎない歯みがきの仕方を覚えてもらうことが大切です。