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安部 浩一 院長

KOICHI AMBE

患者さんにどこまで寄り添えるか。その気持ちをカタチとし、地域に根付いた診療を提供

東邦大学医学部卒業。同大学付属大森病院・耳鼻咽喉科、国立国際医療センター、国立身体障害者リハビリテーションセンター病院等に勤務。1995年に『安部医院』を継承(西武新宿線「西武柳沢駅」より徒歩1分)。

安部 浩一 院長

安部 浩一 院長

安部医院

西東京市/保谷町/西武柳沢駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●小児科
  • ●内科
  • ●皮膚科

なるべくしてなった医師という道

安部 浩一 院長

私が生まれた年に、父がこの地に診療所を作りました。当時は勤務している病院に通いながら、夜間に診療を始めたと聞いています。親の背中を見るではないですが、父と耳鼻科医である母がそういう仕事をしているというのはわかっていましたし、「自分もそうなるのだろう」と子供心に思っていました。私にとってお医者さんになることも、医院を継ぐことも、耳鼻咽喉科の医師になることもごくごく自然なことで、幼い頃に抱いた想いそのままにこの道を歩んできたのです。

約10年前に改装した医院は、吹き抜けを生かした、どこからでも温かい日の光が入る作りとなっています。元来、病院に積極的に「行きたい」という人は少ないでしょう。この空間やホスピタリティといったものがネガティブな気持ちを少しでもやわらげてくれればと思っています。いい意味で従来のイメージを覆していく医院でありたいですね。

専門性と便利さを追求した耳鼻咽喉科医院として

安部 浩一 院長

耳鼻咽喉科は常時二診体制をとっています。クリニックを利用する患者さんの最も大きな不満は、待ち時間です。それを解消すべく、様々な形での説明を取り入れ、満足度を落とすことなく待ち時間を減らすことにも努めています。ただやはり、待ち時間の解消には二馬力でやったほうがベターですから、二診体制のメリットを活かせたらと思っています。さらに、土曜日は順天堂大学の協力で三診体制の診療が可能となりました。

耳鼻咽喉科全般を広く診ていますが、中でも舌下免疫療法と睡眠時無呼吸症候群の治療には力を入れています。舌下免疫療法は花粉症やハウスダストのアレルギーに対する根本的治療です。当初、始まったばかりの頃はショック等への対応が求められ、その基準は厳しかったのですが、幸いにも当院には麻酔科を経験した医師がいます。比較的早い段階でこの治療に携わってきました。現在まで約700人におよぶ患者さんを拝見しています。
睡眠時無呼吸症候群に関しては、実際に治療に掛かられている方よりもはるかに多くの潜在的な需要があると言えるでしょう。この疾患に気づいてない方が非常に多くいらっしゃいますので、その必要性を説き、質の良い睡眠をとってもらえるようになることで、生活のレベルを元に戻していただけるよう尽力していきます。

「ここに来れば安心」という医院づくり

安部 浩一 院長

耳鼻咽喉科の専門性はもちろんのこと、できる限り当院において完結できる医療を増やしていきたいです。耳鼻咽喉科は子供の患者さんが非常に多い科です。親御さんがお子さんを連れてきますが、それ以外のお悩みがあった時、別の医療機関にかかるのは手間と負担がかかります。親御さんとしては、当然ここで全部見てもらうのが良いわけで、それを可能にする体制を整えています。当院に在籍する医師は、私を含め、全員が小児科を1年以上体験しており、そのほか、内科や皮膚科をの専門医も揃っています。私たちには、患者さんにどれだけ寄り添えるか、という姿勢が問われていると思うのです。子供の手を引きながら、あちらの病院に行ったり、こちらに行ったりされるのを、私は良しとは思いませんでした。ここに来れば解決するアマゾンのような診療所、子を持つ親なら当然思うことを突き詰めていった結果、今の体制が出来上がったのです。

スタッフの幸せを考えることが患者さんの更なる満足感へとつながっていく

自分の親や兄弟、近しい人であればどうするか、という観点が大切です。そこに寄り添っていくには、スタッフの力が重要になります。私が診察をして、そのサポートに回る、という意識では十分ではありません。スタッフがそれぞれの仕事にプライドを持ち、垣根なくできることを精一杯やっていく。その先に、患者さんからの感謝があり、得られた達成感が自らの仕事のレベルを向上させることにつながっていくことでしょう。
私は、医療業界のスターバックスでありたいと考えています。スターバックスはただ単にコーヒーを提供する場所ではありません。お客さんは、コーヒー以外の居心地の良さややすらぎ、幸福感を求めていらしていると思うんですね。お客さんもスタッフもスターバックスが好きでそこに集うわけで、それは良い循環を生むことになります。
私たちが提供するものが患者さんの期待を超えるものになれば、自然、当院のファンになってくださる方も増えていくことでしょう。ファンの人が集うことにより、スタッフにとっても働きやすい場所となる。スタッフの幸せが、患者さんの更なる満足感につながると考えています。

これから受診される患者さんへ

医療とは、治療をしたり、お薬を処方するだけのものとは考えておりません。この空間であり、携わる人の想いが、患者さんに安心を与えるものになっていくと信じています。「不安があっても、ここに来れば安心」。皆さんにそう思っていただけるような医院でありたいと思っていますし、お身体のことで何か不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2020年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

安部 浩一 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ドライブ、音楽鑑賞
  • 好きな本・作家:ビジネス書/本田健、稲盛和夫、岩田松雄、樺沢紫苑
  • 好きな言葉・座右の銘:「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ『青春(サムエル・ウスマン)』より」 「悲観はその時の気分。楽観はその時の意志」(『幸福論(アラン)』より) 「艱難汝を玉にす」
  • 好きな音楽:オールジャンル「クラシックからジャズ、フュージョンまで幅広く」
  • 好きな場所:海辺

グラフで見る『安部 浩一 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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