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大和 滋 院長

SHIGERU YAMATO

父が築き上げた「大和内科医院」で地域の皆様の家庭医として、また消化器内科の専門医として、役割を果たしたい

大学卒業後、国立国際医療研究センターで内科、消化器内科に携わり、その間、2度のアメリカ留学を経験。国立精神神経医療研究センターでは、総合内科部長として内科全体を統轄。その後奥沢駅より徒歩3分の場所に父の代から続く『大和内科・消化器内科クリニック』を開設。

大和 滋 院長

大和 滋 院長

大和内科・消化器内科クリニック

世田谷区/奥沢/奥沢駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科

父が築き上げた古き良き時代の「大和内科医院」を継ぐまで。

大和 滋 院長

父は「大和内科医院」を開業し、昭和43年(1959年)から48年間に渡り、この地で診療をしていました。古き良き時代というのでしょうか、さまざまな人がいらして、父と雑談をして帰られていたものです。その時の父の楽しそうな顔がどこかに残っていたのでしょう、将来を意識する頃には自然にこの道を目指すようになっていました。
大学卒業後は、国立国際医療研究センターで内科、消化器内科に携わり、その間、2度のアメリカ留学も経験しました。長らく消化器内科を担当してきたわけですが、最後に勤務した国立精神神経医療研究センターでは、総合内科部長として内科全体を統轄する役割も担いました。今にして思えば、この時の経験も、開業にあたって非常に役立っているのではないかと思っています。
2013年に『大和内科・消化器内科クリニック』を開設いたしました(東急目黒線・奥沢駅より徒歩3分)。父が亡くなり、5、6年、間が空いたことになりますが、父が果たしてきた役割を私が継げたことは非常に幸せなことだと思っています。

街のお医者さんとして、患者さんの全身を診ていくことの重要性。

大和 滋 院長

私は病院勤務時代、消化器系の診療を幅広くおこなってきました。現在はその経験を生かした専門的な治療を提供するとともに、街のお医者さんとして、その人の全身を診ていくということを心掛けています。
消化器内科といえば、内視鏡検査をイメージされる方も多いかと思います。内視鏡検査のうち、癌が発見される確率は1%あるかないか。その1%を見落とさないようにしていくのが、我々の重要な役割になります。
当クリニックでは、検査に恐怖感を持っておられる方等に対し、鎮静剤を用いた検査を実施しています。うとうとした状態で検査を受けていただくことで、「あ、こんなに楽だったんですか…」と感想を述べられる方がたくさんいらっしゃいます。

専門である炎症性腸疾患や機能性消化管障害について。

大和 滋 院長

炎症性腸疾患や機能性消化管障害を専門に診るドクターは、クリニックではまだまだ少ないかと思われます。潰瘍性大腸炎とクローン病に代表される炎症性腸疾患は、日本において特定疾患に分類されています。この病気では原因不明の炎症が腸におこり、血便や、ときに強い腹痛といった症状がおこります。炎症性腸疾患は、特定疾患に分類されていることからわかるように、治りにくい病気であり、原則としては長期に渡って治療を進めていくことになります。完全にお薬がいらなくなる方は少なく、病状が比較的落ち着いている時でも、治療を続けていく必要があるのです。こちらではクリニックでは数少ない、生物学的製剤を用いた治療もおこなっています。
この炎症性腸疾患と症状で区別がつきにくいのが、過敏性腸症候群に代表される機能性消化管障害です。これは炎症は見られないものの、下痢や腹痛がおこる病気であり、消化管の動きの異常や知覚過敏が要因とされています。どちらの場合であっても、的確な診断をおこない、専門的な治療を提供しています。

心掛けているのは、地域の家庭医として、広く疾患を診ていくということ。

インターネット等をご覧になった方は、消化器の専門的な治療を望まれる患者さんが多く、その逆に地域の方は、高血圧や脂質異常症といった生活習慣病をお持ちの方が多いという傾向があります。
私が地域の家庭医として心掛けているのは、広く疾患を診ていくということです。患者さんの多くは、内科系の病気を抱えているだけではなく、整形外科や眼科の悩みを同時に持たれているものです。その場合、お薬の管理を含め、さまざまな要素を考慮しつつ、総合的に診ていくことが求められます。もちろん、そのすべてを私が診れるというわけではなく、より専門的な医療機関へと紹介することも含め、その方にとって最も良い治療を提案し、相談し合いながら治療を進めています。

これから受診される患者さんへ。

地域の皆様の家庭医としての役割と、消化器内科の専門医としての役割の両方を果たしていきたいと考えています。家庭医として総合的な視野に基づいた、適切で質の高い医療を提供するとともに、消化器診療の分野で積んできた経験を活かしていきたいと思います。そしてすべてに言えることは、その人の身になって診療をおこなうということ。お仕事のこと、ご家庭のこと、さまざまな状況を加味しながら、その人のためになる医療を提供していきたいと思っています。

※上記記事は2016.1に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

大和 滋 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:現在、小さな研究プロジェクトを前任の職場で行っており、これが趣味のようになっています。
  • 好きな本:司馬遼太郎の作品、特に『坂の上の雲』
  • 好きな映画:チャールズ・チャップリンの作品、特に『街の灯』
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:クラシック一般
  • 好きな場所:海辺

グラフで見る『大和 滋 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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