木村 晴 院長
SEI KIMURA
精度の高い内視鏡検査・内視鏡治療を柱に、各分野のプロフェッショナルが集結して質の高い医療を提供する
東京医科大学卒業。厚生中央病院 消化器内科にて、内視鏡診断と内視鏡治療を専門に経験を積む。2024年4月に『木村クリニック』の院長となり、現在に至る。

木村 晴 院長
木村クリニック
目黒区/中目黒/祐天寺駅
- ●内科
- ●内分泌内科
- ●消化器内科
- ●循環器内科
- ●健診・検診
開業から約60年、“医療の最初の窓口”としての役割を担う

私の家は代々続く医師の家系で、初代から数えると私は13代目にあたるそうです。このクリニックのルーツも祖父が開設した「木村外科」にあり、当時は手術室や入院施設を備えて患者さんの治療にあたっていたと聞いています。その後、祖父から父に代替わりするのを機に外科から内科のクリニックとなり、築55年ほどの老朽化した施設をリニューアルしたのが2022年9月、父の後を引き継いで私が院長になったのが2024年4月でした。
外科から内科へと診療科が変わり、父から私へと院長が変わりましたけれど、地域の方々にとって当院が“医療の最初の窓口”であることに変わりはありません。体調に不安を感じたときに気軽にご相談いただけるのはもちろん、大きな病院にも引けを取らない質の高い医療をご提供できることが当院の特徴です。この地で診療を続けて約60年の歴史と伝統を受け継ぎつつ、この街で暮らす方々の健康を支えていきたいと考えています。
各分野のプロフェッショナルが集結して質の高い医療を提供する

理事長を務める父が内分泌の専門家であるのに対して、私は消化器疾患・内視鏡を専門にしています。当院にはこのほかにも、循環器専門医、消化器外科専門医など、それぞれに専門性を持った医師がそろっています。また私は今も週に一度、厚生中央病院で診療しておりますので、当院の患者さんが入院加療を必要とする場合も継続して治療を行うことができますのでご安心ください。地域の中の身近な場所にありながら、先進的かつ高度な医療をご提供できる体制が整っていることが当院の一番の強みと言えるでしょうか。
入院設備が整った病院に比べると、地域のクリニックは対応できることが限られてしまうことが一般的です。しかし私は、自分が身につけてきた治療技術を地域医療に還元したいとの思いで設備面の充実を図り、“クリニックでできる最高レベルの診療”の実践に努めています。私が専門にする消化器のがん(胃がん・大腸がんなど)は、早期発見・早期治療によって完治が期待できる病気です。特に大腸がんについては、内視鏡検査を受けることが発症予防につながりますから、ぜひ一人でも多くの方に受診していただきたいと思います。
豊富な経験に裏打ちされた、精度の高い内視鏡検査・内視鏡治療

勤務医をしていた頃は、内視鏡検査によってできるだけ早くがんを見つけ、患者さんへの負担に配慮した内視鏡治療によって病気を治すことが自分に課せられたミッションでした。胃がんや大腸がんをはじめとした消化器がんの診断・治療に一貫して携わってきたことは医師として自分の強みになっていますし、当院においても苦痛の少ない内視鏡検査、内視鏡治療をご提供することで地域の方々の暮らしと健康を守るお手伝いをさせていただきます。
初期であれば内視鏡治療で簡単に治せるがんも、進行するとお腹を開いて手術を行うことになってしまいます。初期のがんであれば日常生活を大きく変えることなく治療ができるのに対し、重症化したがんは入院して手術を受ける必要があるほか、手術後も再発のリスクに備えなければなりません。それでは消化器がんを早期に見つけるためにはどうしたらいいか……、その答えは“内視鏡検査を定期的に受ける”ことです。がんのリスクに応じて1年に1回、3年に1回という感じに繰り返し検査を受けることによって、できるだけ早く病気の芽を摘み取ることが重要です。
苦痛の少ない内視鏡検査を徹底し、がんの早期発見を目指す
ここまでの話で、消化器がんを見つけるためには内視鏡検査が必要なことをお分かりいただけたと思います。しかし内視鏡検査についてはネガティブなイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますから、当院では患者さんのご負担に十分な配慮をしています。たとえば、鎮静剤などを使用して眠っている間に検査を受けていただけるようにしたり、不快なお腹の張りを軽減するために空気の代わりに炭酸ガスを使用して大腸カメラ検査を行ったり。「もう二度とやりたくない」と言われてしまうことがないように、つらくない・苦しくない検査の実施を心がけています。
私はこれまでに何度も早期がんの診断・治療を行ってきましたが、早期がんは自覚症状がありません。治療に痛みを伴うこともほぼありません。治療を終えた患者さんからは「私は本当にがんだったんですか?」と聞かれることもありました(笑)。皆さんから「先生のおかげで毎日のご飯がおいしいです」と感謝の言葉をいただけたりすると、何とも言えないやりがいを感じるものです。一方で治療によって元気になられた患者さんが、生活習慣病の専門家である父から「食べ過ぎに注意してくださいね」と言われているのを耳にしたりすると少々心苦しい感じもします(笑)。
これから受診される患者さんへ
当院は地域の中で質の高い医療を提供できるように診療体制を強化し、内視鏡をはじめとした医療機器なども高性能なモデルを導入しています。最近は本当に素晴らしい道具が次々に開発されていますが、その性能を生かすも殺すも医師のスキルにかかっていると言って過言ではありません。そして私は、内視鏡をはじめとした道具を使いこなし、患者さんのために一番いい治療を行える医師の一人だと自負しています……と言葉に出すことで自分にプレッシャーをかけ、さらなるスキルアップを目指したいと考えています(笑)。
医療機関は“患者さんに元気になってお帰りいただく所”ですから、まずは私たち医療者が元気でなければいけないでしょう。当院では常に笑顔のスタッフが患者さんに明るくお声かけしながら、不安が安心に変わるような診療を行っています。何かお困りのことやご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
木村 晴 院長 MEMO
消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:東京都目黒区
- 出身大学:東京医科大学
- 趣味・特技:スポーツ全般
- 好きな場所:九十九里海岸
木村 晴 院長から聞いた
『大腸がん[直腸がん・結腸がん]』
大腸カメラ検査を受けることが、大腸がんの予防につながる
大腸がんを発症する要因の一つに、大腸ポリープがあります。はじめは良性だった大腸ポリープが何らかの理由でがん化し、大腸がんを引き起こすことが分かっています。言い換えれば、良性の大腸ポリープを切除することにより、大腸がんの発症予防が期待できるのです。
胃カメラ検査やピロリ菌除菌治療を受けた人が増えたことで胃がんの患者数が減少したように、大腸カメラ検査や大腸ポリープ切除術を受ける人が増えれば、大腸がんの患者数を減らすことができるでしょう。胃カメラ検査に比べると、大腸カメラ検査は受診のハードルが高く感じられるかもしれませんが、ぜひ積極的な受診をおすすめしたいと思います。
グラフで見る『木村 晴 院長』のタイプ
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穏やかでやさしく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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