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鶴井 光治 院長

MITSUJI SURUI

地域に根差したクリニックとして、何よりも患者さんの不安を解消することに努めていく。

東京医科大学卒。消化器内科医として20年を大学病院で過ごし、2002年に『鶴井内科』を開院(JR山手線「駒込駅」より徒歩3分)。

鶴井 光治 院長

鶴井 光治 院長

鶴井内科

北区/田端/駒込駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●小児科
  • ●消化器外科

患者さんの「ありがとう」が、私を前に進めてくれる

鶴井 光治 院長

私は祖父から数えて三代目の医師ということになるのですが、子供の頃は反発をしていまして、お医者さんだけにはなりたくなかった時期があります。どうしても周囲から「将来、お医者さんになるのよね」という目で見られてしまうでしょう、それがどうにも……(苦笑)。
私はむしろ、科学者になりたいと思っていました。鉄腕アトムに夢中になり、アトムを作ったお茶の水博士になりたいと考え、科学者になることを夢見ていたのです。それが高校に入り、生物や遺伝子などに興味を持つようになると事情が変わってきました。それらを学ぶために、医学部に行くのも道だと考えるようになったわけです。
そんなわけですから、本当に臨床というものに興味を引かれるようになったは、大学5、6年生になってからのこと。その頃になると臨床研修というものが始まるのですが、そこで初めて患者さんを目の前にし、お医者さんという仕事のやりがいを実感しました。この仕事は、患者さんに感謝していただけるのですよね。患者さんからの「ありがとう」。これがあるからこそ、私達はお医者さんを続けていけるのだと思います。

互いが互いを知っている。あたたかいコミュニケーション

鶴井 光治 院長

祖父がこちらに医院を構えたのが、大正時代のこと。そのあとを父が後を受け継ぎ、また私が引き継いで、かれこれ90数年が経っている計算になります。
風邪や腹痛で来院される方もいらっしゃいますが、大半がご高齢の患者さんということになり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病を診ている割合が高いように思います。私も三代目になりますけれど、患者さんもまた三代目、四代目という方が少なくありません。祖父の頃からの患者さんもまだまだご健勝で、「オムツを替えたよ」というおばあさんもいらっしゃいますね(笑)。地域柄ということもありますが、お互いがお互いを知っている、アットホームな医院ということになるでしょうか。

患者さんの負担を考えながら、専門性を重視した医療を提供

鶴井 光治 院長

私自身が消化器内科医として大学に20年余り勤めていたこともあって、専門性の高いものは専門の先生に診ていただけるようにと思っています。プライマリーケアを担当する町医者として、広く診るところは診て、その上で少しでも専門的なものが必要であれば、できるだけ早めにご紹介するという方針をとっています。幸い、すぐ近くには駒込病院がありますし、この地域には大学病院も多いという利点があります。無理に抱え込むようなことをせず、専門の先生にお願いできるなら、そのほうが患者さんのためになるのではないでしょうか。
もちろん、何でもかんでもすべてをご紹介するとなりますと、患者さんにとってもデメリットがでてきます。どうしても大学病院は、待ち時間が多いということもありますから。その意味では、近隣の開業医の先生の力に頼るところも大きいかと思います。お互いによく知っている先生方になりますから、患者さんの都合の良い日に検査を入れていただくことも可能ですからね。
専門は専門の先生に。なおかつ、患者さんのご負担が少なくなるように。その辺りの兼ね合いは難しいところです。私達が最も頭を悩まさなければいけない部分だとも思っています。

不安を解消できるように努めるのが、私達の役目

胃カメラはあくまで治療に準じるものという考えを持っています。と言いますのも、胃が痛い時にカメラはできないわけですから、その場合はまずお薬で診ていくことになり、それで症状が収まり、なお潰瘍等の疑いがあれば、胃カメラを提案するという順序をとっています。
胃カメラの意義ということでは、それは不安を解消するということになるでしょう。「最近、体重が減ってきた。癌じゃないだろうか…」。そういった不安は、検査をおこなうことで解消しますし、それで胃の痛みがおさまることがあります。こういった場合、胃カメラは治療の一環になるわけです。
人は、わからないことを最も不安に感じるものです。私が経鼻内視鏡を使うのは、検査の間、患者さんが話をできる点にあります。お口からカメラを入れる場合、マウスピースを付けることになりますので患者さんは話すことができません。それが鼻からになりますと、「先生まだ終わらないんですか?」「あと何分ですよ」といったように、言葉のキャッチボールができるわけです。話せることで、患者さんのフラストレーションはたまらないということなんですね。
これは、胃カメラだけに限定することではありません。常に患者さんの声に耳を傾け、その声に誠実にお答えしていくことが私達には求められているのではないでしょうか。

これから受診される患者さんへ

気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。今はインターネットの時代ですから、情報量は豊富にあります。しかし、その情報の取捨選択は難しいわけで、迷った時は近くのお医者さんにたずねてみることをお薦めします。
これは大学病院では難しいことです。私も20数年勤務していたのでわかるのですが、今、大学病院の医師は非常に疲弊しています。大きな病院を頼りになさる気持ちはわかるのですけれど、本当に必要な人が必要な医療を受けられるよう、まずは身近なかかりつけ医を頼ってみてはいかがでしょうか。医療の窓口として、何気ないことも相談できるかかりつけの先生を持っていただきたいですね。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鶴井 光治 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:鉄道
  • 好きな本:時刻表
  • 好きな映画:オールジャンル
  • 好きな言葉・座右の銘:日々是無事
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ、ユーミン
  • 好きな場所・観光地:「鉄道が走ってる場所なら何処でも(笑)」

グラフで見る『鶴井 光治 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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