鶴井内科
北区/田端/駒込駅
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鶴井 光治 院長への独自インタビュー
患者さんの「ありがとう」が、私を前に進めてくれる
私は祖父から数えて三代目の医師ということになるのですが、子供の頃は反発をしていまして、お医者さんだけにはなりたくなかった時期があります。どうしても周囲から「将来、お医者さんになるのよね」という目で見られてしまうでしょう、それがどうにも……(苦笑)。
私はむしろ、科学者になりたいと思っていました。鉄腕アトムに夢中になり、アトムを作ったお茶の水博士になりたいと考え、科学者になることを夢見ていたのです。それが高校に入り、生物や遺伝子などに興味を持つようになると事情が変わってきました。それらを学ぶために、医学部に行くのも道だと考えるようになったわけです。
そんなわけですから、本当に臨床というものに興味を引かれるようになったは、大学5、6年生になってからのこと。その頃になると臨床研修というものが始まるのですが、そこで初めて患者さんを目の前にし、お医者さんという仕事のやりがいを実感しました。この仕事は、患者さんに感謝していただけるのですよね。患者さんからの「ありがとう」。これがあるからこそ、私達はお医者さんを続けていけるのだと思います。
互いが互いを知っている。あたたかいコミュニケーション
祖父がこちらに医院を構えたのが、大正時代のこと。そのあとを父が後を受け継ぎ、また私が引き継いで、かれこれ90数年が経っている計算になります。
風邪や腹痛で来院される方もいらっしゃいますが、大半がご高齢の患者さんということになり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病を診ている割合が高いように思います。私も三代目になりますけれど、患者さんもまた三代目、四代目という方が少なくありません。祖父の頃からの患者さんもまだまだご健勝で、「オムツを替えたよ」というおばあさんもいらっしゃいますね(笑)。地域柄ということもありますが、お互いがお互いを知っている、アットホームな医院ということになるでしょうか。