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歯科レセプトとは?業務の流れや必要な資格・注意点を解説

歯科レセプト業務は、歯科医院を運営する上で重要な事務作業です。

歯科レセプト業務にミスが出ると、事務作業の増加や医院の売上減少につながる可能性があります

そのため、歯科レセプト業務についての流れや注意点を理解し、ミスが出ないように万全の準備をするのが好ましいでしょう。

本記事では、歯科レセプトの概要や流れ、注意点を解説します。

また、知識や技量を身につけるために有効な資格についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

歯科レセプトとは?

歯科レセプトとは、歯科で作成する診療報酬明細書のことです。

歯科では、歯科のスタッフが事務作業の一環として歯科レセプトを作成する業務を担当しています。

具体的には、レセプトを作成し保険者に診療報酬を請求しています。

以下で、なぜ歯科レセプト業務を行う必要があるのか、歯科レセプト業務はどのようにやるのかを解説します。

医療機関の収入の仕組み

ここで、医療機関の収入の仕組みをおさらいしておきましょう。

一般的なサラリーマンであれば、医療機関の窓口で支払う金額は診療費のうち3割のみです。

残りの7割は保険者(健康保険組合など)から支払われることになっています。

しかし、保険者からは勝手に支払われるわけではなく、毎月1回、医療機関から報酬の請求をすることになっています。

そのため、毎月レセプト業務を行う必要があるのです。

保険者への請求方法

では、保険者への請求はどのように行うのでしょうか?

請求は直接、保険者に対して行われるわけではありません。

医療機関と保険者の間に「審査支払機関」と呼ばれる機関が存在し、医療機関から提出されたレセプトの内容を審査します。

審査で問題がなければ保険者から支払われることになります。

なお、請求は1ヶ月ごとにまとめて行うことが多いです。

歯科レセプトの業務でやること・流れ

ここでは、歯科レセプトの業務でやることを流れで解説します。

  • 情報入力
  • レセプトの作成
  • ミスがないかのチェック
  • 医師による最終確認
  • 審査支払機関へ提出

それぞれの業務内容を詳しく見ていきましょう。

情報入力

レセプトを作成したり提出したりするのは、基本的に月末から翌月10日までに行われる場合が一般的です。

そのため、月末までの間にレセプトを作成しやすいよう、情報入力をして準備をすることが大切です。

レセコン(レセプトコンピュータ)では、入力すれば自動で点数が計算されるため、毎日の会計業務と一緒に必要事項を入力します。

レセプトの作成

主に月末から翌月10日までに、1ヶ月分のレセプトをまとめて作成します。

なお、先ほども触れたように、レセコンを導入していれば自動で計算・入力されるため、大きな手間にはならない場合が多いでしょう。

しかし、日頃の情報入力で不備があると時間がかかる恐れがあるため、毎日の業務で確実に情報を入力しておきましょう。

ミスがないかのチェック

レセプトが作成できたら、ミスがないかのチェックをします。

レセコンでは自動で計算してもらうため、チェックが疎かになりがちです。

しかし、そもそも入力した値が間違っていれば、当然計算結果も変わってくるため、入念なチェックが必要です。

中には、大きなお金が動くレセプトもあるため、ミスの無いように何度も確認するのが良いでしょう。

医師による最終確認

入力した内容に自信がない場合や整合が取れない可能性がある場合は、医師に確認を求めることが大切です。

修正が必要であればただちに修正をしましょう。

医師への確認が終わり、レセプトの内容に問題がないと判断されれば、レセプトの作成が終了となります。

審査支払機関へ提出

医師による最終確認までが終わると、審査支払機関へレセプトを提出します。

場合によっては、レセプトの内容に不備があるため、点数を調整されたり返戻されたりすることがあります。

とくに返戻をされると、手間がかかったり支払い時期が遅れたりすることがあるため、注意をしましょう。

歯科レセプトに必要な資格

歯科レセプト業務において、資格取得は必須ではありません

しかし、歯科レセプト業務を行うには高度な知識や経験が必要になるため、歯科レセプトに関する知識がない場合は、資格を取得するのが一般的です。

そこで、歯科レセプト業務を行う際に役立つ資格を4つ紹介します。

  • 歯科助手資格認定制度
  • 歯科アシスタント検定
  • 歯科 医療事務管理士®️技能認定試験
  • 歯科医療事務検定

それぞれの資格で得られる知識や経験を確認しましょう。

歯科助手資格認定制度

1つ目の資格は、歯科助手資格認定制度です。

歯科助手の育成を目的とした資格制度で、講習を受講することで、歯科助手に必要な資質を鍛えることができます。

歯科助手資格は、甲種、乙種第一、乙種第二の3つに分かれていますが、基本的には乙種第一か乙種第二を選択することになるでしょう。

乙種第一は診療室内で仕事をする人向けの資格で52時間以上の講習を受講、乙種第二は事務仕事をする人向けの資格で40時間の講習を受講します。

甲種は乙種第一の資格を持っていて、かつ3年以上の実務経験が必要になるため、現時点では気にしなくて問題ありません。

講習が開催される時期や人数などは地域によって異なるため、以下のリンクから詳細を確認してください。

詳しくはこちら

歯科アシスタント検定

2つ目の資格は、歯科アシスタント検定です。

歯科アシスタント検定は、全国医療技能検定協会が実施している、歯科助手に必要な能力があることを証明する試験です。

1級・2級・3級の3段階が用意されており、3級では歯科助手の基本的な知識、2級では歯科助手の応用的な知識、1級では知識だけでなく実務もできるかが問われます。

合格基準は3級が70%、2級・1級が80%となっています。

歯科助手に適した能力を手に入れたい方は、ぜひ挑戦してみてください。

詳しくはこちら

歯科 医療事務管理士®​技能認定試験

3つ目の資格は、歯科 医療事務管理士®​技能認定試験です。

技能認定振興協会が実施する歯科 医療事務管理士®​技能認定試験の役割は、2つ目に紹介した「歯科アシスタント検定」とほぼ同じです。

歯科医院において、事務作業員として働く能力があることを証明できる試験です。

試験は、学科・実技の両方が出題され、合格率は70%ほどとなっています。

合格すると、スキルの証明になるのは間違いありませんが、合格できなくても、勉強を通して事務作業の能力を高められるので、挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

詳しくはこちら

歯科医療事務検定

4つ目の資格は、歯科医療事務検定です。

歯科医療事務検定は、全国医療技能検定協議会が実施する、歯科医療事務に関する専門知識を有していることを証明する試験です。

1級・2級・3級が用意されていますが、レセプトに関して出題されるのは1級・2級のみとなります。

一方、3級では、基本的な診療の知識やカルテの書き方などが問われるので、知識の確認に受検しておくのも良いでしょう。

なお、いずれの級も合格率は80%となっています。

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歯科レセプトの注意点

歯科レセプト業務を行う際には、注意点があります。

歯科レセプト業務の注意点をあらかじめ理解しておくことで、序盤でつまずきにくくなるでしょう。

返戻されることがある

歯科レセプトにおける注意点とは、保険者からレセプトが返戻されることがあることです。

患者の氏名・性別や病名などが誤っていると、不備があるとしてレセプトが返戻されます。

返戻されると、もう一度レセプトを作成する手間が増えたり、訂正が完了するまで入金されなかったりするため、注意が必要です。

社会保険のチェックは厳しめ

保険者は大きく分けると、国民保険と社会保険の2つがあります。

社会保険は国民保険に比べて、チェックが厳しめだとされています。

国民保険では多少のミスは電話確認などで済まされることもありますが、社会保険ではミスがあればほとんどの場合で返戻されます。

社会保険においても国民保険においてもミスしないに越したことはありませんが、このような違いを理解しておくと良いでしょう。

まとめ

歯科医院における診療報酬明細書である歯科レセプト。

歯科レセプトの作成・提出は歯科助手や歯科事務員が行います。

ミスが出てしまうと厄介なケースもあるため、ミスが出ないように慎重に業務を行うことが求められる仕事です。

今回紹介したような資格取得を目指すことで、専門知識を身につけ、歯科レセプト業務がスムーズにできるようになります。

流れや注意点なども参考にしながら、歯科レセプト業務を得意にできるように取り組んでみてください。