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レセプト代行サービスおすすめ15選!利用するメリットや注意点を解説

「レセプト代行サービスが気になっているけど、具体的にどのような業務を依頼できるのだろう……」
「おすすめのレセプト代行サービスを知りたい……」

 

このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

レセプト代行サービスは、レセプトの作成や入力・点検など幅広く対応してもらうことが可能で、スタッフの業務負担を減らすことが可能です。

 

本記事では、レセプト代行サービスではどのようなことが依頼できるのか、利用するメリットやサービス会社の選び方について解説します。

 

各医療機関におすすめのサービス会社も紹介しているので、レセプト代行サービスが気になっている方は参考にしてみてください。

この記事の内容

レセプト代行サービスとは?

レセプト代行サービスとは?

レセプト代行サービスは、医療機関や調剤薬局などが保険請求を行う際に必要な「診療報酬明細書(レセプト)」の作成・点検・提出などの業務を、専門業者に委託するサービスです。医療や介護の現場では、診療報酬や介護報酬を保険者に請求するために、レセプトを毎月作成して提出する必要があります。

 

しかし、レセプト入力や作成は複雑で、時間がかかってしまうケースが多いです。

 

レセプト代行サービスを利用すると、専門知識を持つスタッフが対応してくれるため、医師や薬剤師が本業に集中できたり、返戻や減点リスクを軽減できたりします

 

そのため、医療の質の向上や収益の安定化目的で導入を検討する医療機関が多いです。

レセプト代行サービスで依頼できること

レセプト代行サービスで依頼できること

レセプト代行サービスで依頼できることは、主に5つあります。

  1. レセプト作成・入力
  2. 点検・チェック
  3. 返戻対応
  4. 帳票・レポート作成
  5. スタッフ教育・指導

それぞれの依頼でできることについて解説します。

レセプト作成・入力

レセプト代行サービスを利用すると、レセプト作成や入力に対応してもらえます。

 

レセプトの元になる診療内容や、薬剤処方などのデータを正確にシステムに入力し、請求用のレセプトを作成してくれます

 

ほかにも、算定ルールに沿って診療報酬点数を計算してくれたり、紙カルテをデータ化してもらったりすることが可能です。

点検・チェック

レセプトの点検・チェックは、レセプト代行サービスに依頼できる業務内容の一つです。

 

入力されたレセプトに誤りや漏れがないかを専門スタッフが確認してくれるため、返戻や減点を未然に防げます

 

ほかにも、保険証や負担割合の確認漏れなどもチェックしてくれるため、返戻や減点による修正業務の負担を減らすことが可能です。

返戻対応

レセプト代行サービスは、返戻対応をしてもらえる場合もあります。レセプトは、算定ルールに違反していたり、記載不備があったりすると、返戻されます。

 

返戻を受けた場合は、正しい点数・記載方法に修正を行い、再請求をする必要があるため、業務の負担になってしまうケースが多いです。

 

レセプト代行サービスでは、返戻を受けた際の修正や再提出をしてくれるほか、再発防止のための改善アドバイスもしてくれます

 

そのため、算定ルールや記載方法に不安がある場合は、レセプト代行サービスの活用がおすすめです。

帳票・レポート作成

レセプト代行サービスでは、帳票やレポートの作成を依頼することが可能です。毎月の請求や診療報酬の状況を見える化できるため、経営や業務改善に役立てられます

 

たとえば、診療科別や医師別の算定件数・収益を集計してもらうことも可能です。

 

ほかにも、返戻・減点の発生状況をグラフ化したり、将来の収入予測または経営改善提案に活用できるレポート作成も依頼できたりします。

 

レセプトから経営判断の役立つレポートを作成してほしい場合は、レセプト代行サービスの活用がおすすめです。

スタッフ教育・指導

レセプト代行サービスでは、スタッフ教育・指導をしてくれる会社もあります。院内スタッフがレセプト業務を自力で行えるように、知識やスキルを指導してもらえます

 

具体例を挙げると、医療事務スタッフ向けに、算定ルールや点検のコツを、勉強形式でレクチャーを受けることが可能です。

 

ほかにも、新しい診療報酬改定に対応した算定方法の研修や、実際のレセプト返戻事例をもとにした実践的な指導を受けられます。

 

レセプト業務に関するノウハウを、自院で蓄積したい場合にもおすすめです。

レセプト代行サービスの種類

レセプト代行サービスの種類

レセプト代行サービスは、2種類あります。

  1. 訪問型
  2. リモート型

それぞれどのようなスタイルになるか解説していきます。

訪問型

レセプト代行サービスの訪問型は、業者のスタッフが直接クリニックや薬局に来て作業をするスタイルです。

 

院内のPCやレセコンを使って業務を実施してもらうことが可能で、スタッフと顔を合わせてやり取りできる点が特徴です。院内の状況を把握したうえで、柔軟に対応してもらえます。

 

院内にスタッフが少なく、直接相談したい場合や、スタッフ教育を含めて依頼したい場合に訪問型が向いています。

リモート型

レセプト代行サービスのリモート型は、レセプトデータやカルテ情報をインターネット経由で送信し、外部事業所で作業してもらうスタイルです。

 

データをオンラインでやり取りし、電話やチャットでコミュニケーションを取ります。地理的制限がなく、コストを抑えやすい点が魅力です。

 

電子カルテやレセコンを導入している医療機関や、スタッフがITに慣れていてリモートでもやり取りできる場合には、リモート型が向いています。

レセプト代行サービスを利用するメリット

レセプト代行サービスを利用するメリット

レセプト代行サービスを利用するメリットは、主に3つあります。

  1. 事務スタッフの業務負担を軽減できる
  2. 経営の効率化・安定化が図れる
  3. 業務量や状況に応じて柔軟に対応できる

それぞれのメリットについて解説します。

事務スタッフの業務負担を軽減できる

レセプト代行サービスは、事務スタッフの業務負担を軽減できる点がメリットです。レセプト業務は、月末や月初に集中しやすく、残業や休日出勤が発生してしまうケースもあります。

 

そこで、レセプト代行サービスで依頼すると、残業や休日出勤の可能性を減らせるほか、院内スタッフは本来の窓口業務や患者対応に集中できるため、医療の質の向上が期待できます

 

たとえば、受付スタッフが会計や予約管理、レセプト入力まで行っていた場合、レセプト代行を利用することで受付業務に専念でき、患者満足度の向上を図ることが可能です。

 

医療スタッフの業務負担を軽減したい場合は、レセプト代行サービスの利用を検討してみてください。

経営の効率化・安定化が図れる

レセプト代行サービスは、請求漏れや返戻の削減が行えるため、経営の効率化・安定化が図れる点がメリットです。

 

また、レセプト代行サービスでは帳票やレポート作成サポートもあり、経営改善に役立つ情報を得られます。

 

たとえば、返戻率が5%あったクリニックが、代行利用後に1%未満に改善した場合、月に数万円の収益が変わる場合があります。

 

ほかにも、医師と相談して算定ルールを正しく運用することで、収益改善につながる環境を構築することが可能です。

業務量や状況に応じて柔軟に対応できる

業務量や状況に応じて柔軟に対応できる点は、レセプト代行サービスを利用するメリットです。通常日だけでなく、繁忙期でも安定して対応してもらえるため、人手不足で悩んでいる医療機関に向いています

 

また、新規開業時や、急にスタッフが退職した時にもサポートしてもらうことが可能です。

 

たとえば、医療事務スタッフが産休に入る場合でも、一時的に代行サービスを利用し、業務を滞りなく継続させることもできます。

レセプト代行サービスの選び方

レセプト代行サービスの選び方

レセプト代行サービスを選ぶ際のポイントは、主に4つあります。

  1. 専門性・対応可能な診療科・業態
  2. 業務対応範囲の広さ
  3. 料金体系・コストの透明性
  4. サポート体制

それぞれのポイントについて解説します。

専門性・対応可能な診療科・業態

レセプト代行サービスを選ぶときは、専門性や対応可能な診療科・業態をチェックしましょう。レセプトのルールは、医科・歯科・調剤薬局・介護でそれぞれ異なります

 

そのため、自院の診療科や業態に精通している業者を選ぶことが大切です。

 

たとえば、内科クリニックが、精神科や歯科中心の代行業者に依頼すると、専門性が合わず、返戻が増えるリスクがあります。

 

自院の診療科や業態と合っているか確認したうえで、利用するレセプト代行サービスを選びましょう。

業務対応範囲の広さ

業務対応範囲の広さは、レセプト代行サービスを選ぶ際に確認したいポイントです。

 

レセプト代行サービスごとに対応可能範囲が異なり、入力から点検までの会社もあれば、返戻対応やスタッフ教育まで対応してくれるサービス会社があります。

 

ただし、業務対応範囲が広いほど費用が高額な場合もあるため、注意が必要です。

 

院内のリソース状況に合わせて、必要な範囲をカバーできる業者を選ぶと、費用がかかりすぎてしまう状態を抑えられます

料金体系・コストの透明性

レセプト代行サービスを選ぶときは、料金体系やコストの透明性に注目しましょう。レセプト代行サービスは、件数単価や定額制、請求額に対する歩合制など、料金体系はさまざまです。

 

具体例を挙げると、返戻対応は別料金の業者に依頼した場合、想定よりも追加費用がかさんでしまう可能性があります。

 

そのため、料金体系やコストの透明性を確認したうえで、契約をするか判断しましょう。

サポート体制

サポート体制は、レセプト代行サービスを選ぶ際に重要なポイントです。単なる作業代行ではなく、相談やトラブル対応してくれると、安心して任せられます。

 

なかでも、診療報酬改定や急なトラブル時に、柔軟に対応できる体制が整っているか確認するのがおすすめです。

 

ほかにも、夜間や休日でも問い合わせできるサポート窓口があると、利用しやすいです。

レセプト代行サービスの料金相場

レセプト代行サービスの料金相場

レセプト代行サービスの料金相場は、月に5~15万円程度です。

 

ただし、レセプト代行サービスによって対応範囲が変わるため、サポートしてほしい業務範囲を確認すると良いでしょう。

 

たとえば、レセプトの点検のみであれば、1件あたり100~200円程度で対応してくれるサービス会社が多いです。

 

ほかにも、診療報酬や労災など特殊なレセプト対応は、1件あたり500~2,000円程度になる場合もあります。

 

入力から点検・請求などを含めて、15万円程度で対応してくれるレセプト代行サービスもあります。

 

どの業務範囲まで対応してほしいかを明確にしたうえで、気になるレセプト代行サービスの料金体系を確認しましょう。

【医療機関向け】おすすめレセプト代行サービス4選

【医療機関向け】おすすめレセプト代行サービス4選

まずは、医療機関におすすめのレセプト代行サービスを4社紹介します。

OASIS INNOVATION レセプト作成支援サービス

OASIS INNOVATION レセプト作成支援サービス

運営会社 OASIS INNOVATION株式会社
価格 要問い合わせ
特徴 ・査定・返戻対策が可能
・増点対策を提案
・報告書の作成や教育事業と組み合わせた支援
公式サイト https://oasis-innovation.co.jp/

OASIS INNOVATION レセプト作成支援サービスは、査定などのレセプトチェックに留まらず原因追及まで対応してくれるレセプト代行サービスです。

 

どの部分が問題で減点・返戻を受けているのか、原因となる部分がわかるので、請求精度を高められます

 

ほかにも、教育事業と組み合わせた現場支援を行っているため、病院・クリニックの医療事務スタッフのスキルアップを図りたい方にもおすすめです。

 

どの部分で増点が狙えるのか提案してもらうこともできるので、収益につながる対策を行いたい医療機関にも向いています。

メディカルタクト

メディカルタクト

運営会社 株式会社メディカルタクト
価格 【レセプトチェック料金/1件あたり】
外来:120円~
訪問診療:1,200円~
透析診療:2,400円【算定業務を行う場合/1件あたり】
外来:240円~
訪問診療:2,400円~
透析診療:3,600円

クリニック開業前研修のみ:60,000円
研修+1か月目のレセプト作成および請求サポート:120,000円
レセプト精度調査:120,000円
開業前研修:60,000円
院内勉強会:120,000円

特徴 ・取引実績が600件を超える
・幅広い診療科・業態に対応
・教育・育成を目指した支援
公式サイト https://medical-takt.com/

メディカルタクトは、取引実績数が600件を超えるレセプト代行サービスです。内科や小児科、整形外科など幅広い診療科のレセプト審査対策を受けている実績があり、柔軟に対応してもらえます

 

レセプトのチェック作業だけでなく、入力事務まで代行してくれます。

 

外注に頼らなくても病院・クリニック単独でレセプト業務ができるように、スタッフのレベルに合わせた指導を受けることも可能です。

 

医療事務スタッフのスキルアップや、レセプトの精度向上を目指したい方に向いています。

ソラスト リモート医事サービス

ソラスト リモート医事サービス

運営会社 株式会社ソラスト
価格 レセプト点検プラン:49,800円

【診療報酬請求まるっとプラン】
基本料金:100,000円~
通常外来:200円/実日数
往診・訪問診療:600円/実日数

【訪問まるっとプラン】
基本料金:100,000円~
通常外来:200円/実日数
往診・訪問診療:1,000円/実日数

特徴 ・幅広い電子カルテに対応
・希望に合わせたプランが選べる
・ISMS認証を取得している
公式サイト https://www.solasto.co.jp/business/iryou/iisy/

ソラスト リモート医事サービスは、レセプト点検だけでなく、オンライン請求業務などの代行サービスも行っている会社です。

 

レセプト点検だけや、カルテ修正・オンライン請求まで対応してくれるプランなどもあり、対応してほしい業務範囲に合わせてプランを選択できます

 

また、全プランとも点検エラーに関する質問対応が付いているので、どの部分が問題になっているか聞きながら改善していくことが可能です。

 

レセプト請求の精度や、ノウハウを蓄積したいという場合に向いています。

株式会社MJメディカル レセプト管理

株式会社MJメディカル レセプト管理

運営会社 株式会社MJメディカル
価格 顧問先:15,000~50,000円/月
単発チェック(社内):30,000~80,000円
単発チェック(現地)40,000~90,000円+別途交通費実費
特徴 ・関東地域に特化
・再審査や返戻、取り下げ請求も支援
・単発でも依頼ができる
公式サイト https://www.medical-japan.com/

株式会社MJメディカルのレセプト管理サービスは、関東地域に特化しているレセプト代行サービスです。東京・千葉・埼玉・神奈川に対応しており、医科のレセプト点検や労災レセプトの作成を行っています。

 

また、再審査や返戻、取り下げ請求などの支援も行っているので、修正・請求にかかる手間を削減できます

 

さらに、症状詳記や増点につながる加算の算定など、さまざまな角度からチェックしてもらうことが可能です。

 

単発での依頼もできるため、繁忙期だけ依頼したいという医療機関にも向いています。

【在宅医療向け】おすすめレセプト代行サービス4選

【在宅医療向け】おすすめレセプト代行サービス4選

次に、在宅医療向けのおすすめのレセプト代行サービスを4社紹介します。

ニチイ 遠隔医療事務サービス

運営会社 株式会社 ニチイ学館
価格 要問い合わせ
特徴 ・オンラインで対応してもらえる
・全国約7,000件の実績
・入力から返戻・査定対応まで任せられる
公式サイト https://medi.nichiigakkan.co.jp/

ニチイ 遠隔医療事務サービスは、在宅医療や訪問診療に関わるレセプト業務を、集約センターから遠隔で代行してくれるサービスです。

 

7,000件を超える取引実績があり、ノウハウを活かした品質の高いレセプト作成を行ってくれます。

 

レセプトの入力だけでなく、査定・返戻まで一貫して任せることが可能です。

 

定期的にWebによる定例会を実施してくれるので、進捗状況や改善案などを伝えてもらえます。

クラウドクリニック 医療算定・介護算定サービス

クラウドクリニック 医療算定・介護算定サービス

運営会社 株式会社クラウドクリニック
価格 要問い合わせ
特徴 ・在宅医療算定経験10年以上のメンバーが在籍
・複数名でのチェック体制
・全国どこでも対応
公式サイト https://cloudclinic.jp/

クラウドクリニック 医療算定・介護算定サービスは、レセプト業務の代行だけでなく、事務業務全般のサポートをしてくれます。

 

在宅医療算定経験が10年以上のメンバーが在籍しており、専門性の高い人にレセプト業務をサポートしてもらうことが可能です。

 

また、複数名でのチェック体制が構築されているので、算定漏れがある場合は発見しやすく、精度の高いレセプトを作成できます

 

さらに、地域ごとに異なる医療制度や算定基準に対応しているため、日本全国どこからでも依頼できます。

株式会社グローバルメディック レセプト請求代行

株式会社グローバルメディック レセプト請求代行

運営会社 株式会社グローバルメディック
価格 要問い合わせ
特徴 ・在宅医療実績が15年
・契約期間の縛りがない
・初期費用や月額固定費用がない
公式サイト https://globalmedic.co.jp/

株式会社グローバルメディック レセプト請求代行は、在宅医療実績15年を超える在宅医療・訪問医療に特化したレセプト請求代行サービスです。

 

在宅医療実績は15年以上であり、長年蓄積したノウハウを活かしたレセプト業務支援を受けられます

 

契約期間の縛りがないので、繁忙期や人材がいないタイミングだけ依頼することも可能です。

 

専門スタッフによる多重チェックシステムが構築されているので、内容に不備がないように細かく確認してもらえます。

ココメディカ アウトソーシング

ココメディカ アウトソーシング

運営会社 株式会社プロアス
価格 レセプト単価:1,790円~
特徴 ・累計28万枚の処理実績
・ITを活用した効率のよいレセプト作成・点検
・在宅医療事務認定士取得者が63名在籍
公式サイト https://cocomedica.jp/

ココメディカ アウトソーシングは、累計28万枚のレセプト処理実績を持つ在宅医療に特化したレセプト代行サービスです。豊富なレセプト処理実績から、状況に合わせ柔軟に対応してくれます

 

都道府県ごとに異なる算定ルールをもとにした算定アドバイスや、増点対策も実施してくれるため、レセプトに関するノウハウを蓄積したい方におすすめです。

 

また、在宅医療事務認定士取得者が63名在籍しており、専門知識を持った方からの支援を受けられます。

 

作業はオンラインで完結し、最短2週間から利用できるため、素早く対応してもらいたいという方にも向いています。

【訪問看護向け】おすすめレセプト代行サービス4選

【訪問看護向け】おすすめレセプト代行サービス4選

次に、訪問看護向けのおすすめのレセプト代行サービスを4社紹介します。

ビジカン

ビジカン

運営会社 株式会社キャンドゥ
価格 基本料金:15,000円
レセプト作成料:応相談
特徴 ・訪問看護に特化している
・自治体ごとのローカルルールにも対応
・レセプトや業務管理などの更新・ソフトの導入も支援
公式サイト https://visikan.com/

ビジカンは訪問看護ステーションに特化しており、介護保険や医療保険のレセプト請求を代行しているサービスです。

 

介護給付費や訪問看護療養費、公費負担医療だけでなく、自治体ごとのローカルルールにも幅広く対応しています

 

たとえば、指示書や公費などの期限切れチェック、提供表の予定取り込みなどの幅広い業務も対応してくれるため、人手不足に陥っている訪問看護ステーションに向いています。

 

また、レセプトや業務管理、SNSなどのソフトウェア導入・更新などの支援もしてもらうことが可能です。

ケアチーム レセプト代行サービス

ケアチーム レセプト代行サービス

運営会社 株式会社雲紙舎
価格 初期費用:要問い合わせ
基本料金:要問い合わせ【介護事業所向けBPO】
訪問看護:50,000円/月
デイサービス・訪問介護・リハビリステーション・ショートステイ:40,000円/月
特別養護老人ホーム・介護老人保健施設:40,000円/月

【障害事業所向けBPO】
グループホーム・就労継続支援・放デイ:50,000円/月額
居宅介護・移動支援・同行援護:40,000円/月
重度訪問介護:要問い合わせ

※明細書件数50件ごと

特徴 ・入力作業から請求代行まで対応
・契約から最速1週間でチームを編成
・あらゆる介護ソフトに対応
公式サイト https://careteam.jp/houkan

ケアチーム レセプト代行サービスは、日々の入力作業から国保連への請求代行・明細書作成まで対応してくれるレセプト代行サービスです。

 

訪問看護ステーションのレセプト業務の効率化を図りやすく、算定漏れや返戻のリスクを削減できます。

 

契約から最速1週間でレセプト代行チームを編成してくれるので、素早い対応が魅力です。

 

業務フローの分析から委託業務の細かい切り出しまでコンサルタントが対応してくれるため、初めてレセプト代行サービスを依頼する場合でも円滑に進められます。

iBow事務管理代行サービス

iBow事務管理代行サービス

運営会社 株式会社eWeLL
価格 初期費用:無料
サービス利用料:18,000円/月
レセプト利用料(証明書費用):1,000円/月
特徴 ・レセプトの作成を代行してくれる
・総括表作成も対応
・返戻があった場合でも再請求まで対応してくれる
公式サイト https://ewellibow.jp/i-bow/bpo/

iBow事務管理代行サービスは、介護保険や医療保険のレセプト作成に対応してくれます。

 

また、レセプトの作成だけでなく、指示書や医療保険証、介護保険証など、レセプトに必要な利用者情報入力まで対応してくれるので、入力漏れや入力間違いによる返戻を防げます

 

さらに、総括表を作成してくれるので、請求内容の全体を把握しやすいほか、経営分析や経営改善を行いやすいです。

 

ほかにも、返戻があった場合は、再請求まで対応してくれるため、安心して任せられます。

ビジケア 訪問看護レセプト請求代行

ビジケア 訪問看護レセプト請求代行

運営会社 株式会社ビジケア
価格 基本料金:60,000円~
【請求書枚数別追加費】
請求枚数25枚未満:0円
請求枚数25~49枚未満:30,000円
請求枚数50~74枚未満:80,000円
請求枚数75~99枚未満:150,000円
請求枚数100枚以上:要問い合わせ
特徴 ・レセプト請求や情報収集・データ分析まで代行
・地方の訪問看護ステーションでもリモートで対応
・お試し導入が可能
公式サイト https://bisicare.com/receipt

ビジケア 訪問看護レセプト請求代行は、全国どこの訪問看護ステーションでも対応してくれるレセプト代行サービスです。

 

地方の訪問看護ステーションは、リモートで対応してくれるため、場所を問わず対応してもらえます。

 

レセプト請求や情報収集・データ分析まで代行してくれるので、地域のローカルルールに基づいた算定が可能です。

 

また、3か月間のお試し期間があり、実際にサービスを利用して納得した状態で年間契約を結べます。

【歯科医院向け】おすすめレセプト代行サービス3選

【歯科医院向け】おすすめレセプト代行サービス3選

最後に、歯科医院向けのおすすめのレセプト代行サービスを3社紹介します。

株式会社TMP 歯科レセプトチェック・代行業務

株式会社TMP 歯科レセプトチェック・代行業務

運営会社 株式会社TMP
価格 要問い合わせ
特徴 ・歯科専門のレセプトチェックに特化
・作成から提出まで代行
・点数改定の説明や新人教育も対応
公式サイト https://www.t-m-p.jp/receipt/

株式会社TMP 歯科レセプトチェック・代行業務は、歯科専門のレセプトチェックに特化したサービスです。

 

クラウド型レセコンチェックと、電子レセプトファイルチェックのどちらにも対応しています

 

また、訪問歯科診療のレセプト書類の作成から提出まですべての業務を代行してもらえるため、人手不足に陥っている歯科医院にもおすすめです。

 

点数改定の説明や新人教育などの指導もしてくれるので、院内のスタッフのスキルアップを図りたい方にも向いています。

日本歯科助手学院NDA歯科レセプト・医療事務代行センター

日本歯科助手学院NDA歯科レセプト・医療事務代行センター

運営会社 有限会社日本歯科助手学院
価格 【手書きレセプト】
保険診療報酬料の2.8%~
基本料:20,000円~【レセコン入力】
保険診療報酬料の2.2%~
基本料:20,000円~
特徴 ・1枚からでも対応してくれる
・返戻のみの依頼も可能
・休診日も対応
公式サイト https://www.nda-machida1982.jp/pages/9/

日本歯科助手学院NDA歯科レセプト・医療事務代行センターでは、レセプト作成や点検、返戻対応まで幅広く対応しています。

 

全国150件以上の歯科医院をサポートしており、60名以上の知識が豊富なスタッフが在籍しています。

 

レセプト1枚からでも対応してくれるほか、契約期間に縛りがないため、繁忙期や人材がいないタイミングだけ依頼することも可能です。

 

また、返戻のみの依頼もできるので、返戻が多いという歯科医院にも向いています

Refree レセプト点検・請求代行

Refree レセプト点検・請求代行

運営会社 株式会社 オフィス・アルファ
価格 要問い合わせ
特徴 ・30年以上の経験者が在籍
・レセプト点検からデータ修正まで対応
・受付スタッフ向けの研修も可能
公式サイト https://office-alfa.com/

Refree レセプト点検・請求代行は、レセプトの点検やデータ修正に特化しています。歯科保険請求に長けており、30年以上医療事務にかかわっているスタッフが担当してくれます。

 

また、算定誤りや算定漏れなどの防止に役立つルールに沿った保険請求サポートや、施設基準に関連する保険算定のサポートを受けることが可能です。

 

さらに、受付スタッフの新人研修や再研修に対応しており、スタッフのスキル向上を図りたい方にも向いています。

レセプト代行サービスを利用する際の注意点

レセプト代行サービスを利用する際の注意点

レセプト代行サービスを利用する際の注意点は、主に4つあります。

  1. 情報漏洩やセキュリティリスクがある
  2. 契約・責任範囲を確認する
  3. 制度改定があった際の対応スケジュールや対応体制が明確であるか確認する
  4. 業務遅延や納期リスクをチェックする

それぞれの注意点について解説します。

情報漏洩やセキュリティリスクがある

レセプト代行サービスは、情報漏洩やセキュリティリスクがある点に気をつけましょう。レセプトには、患者の氏名や住所・保険証番号や診療内容など、非常に重要な個人情報が含まれています。

 

とくにレセプト代行サービスのリモート型は、レセプト情報を業者に渡すため、セキュリティ体制の確認が必須です。

 

たとえば、ISMS認証取得や通信データの暗号化、アクセス権限の管理などに注目すると良いでしょう。

契約・責任範囲を確認する

レセプト代行サービスの注意点として、契約・責任範囲を確認する点も重要です。とくに、査定や返戻対応など、どこまで代行業務に含まれているかを契約前に確認すると良いでしょう。

 

また、返戻や査定・エラー処理があった場合の、責任の所在を確認することも大切です。

 

具体例を挙げると、入力ミスが原因で減点された場合、業者が責任を取るのか、医療機関側が負担をするのかがあいまいだと、トラブルに発展する可能性があります。

 

そのため、契約書に対応範囲や追加料金、責任分担が明記されているか確認するようにしてみてください。

制度改定があった際の対応スケジュールや対応体制が明確であるか確認する

レセプト代行サービスは、制度改定があった際の対応スケジュールや対応体制が明確であるか確認しましょう。医療・介護の診療報酬や介護報酬は、2年ごとに改定があるため、最新ルールに即した対応が不可欠です。

 

とくに、改定直後は算定ミスが多発しやすいため、業者の対応力が重要になります。

 

具体例を挙げると、改定対応マニュアルが遅れた場合、請求処理が月内に間に合わないといったトラブルが起きる可能性もあります。

 

そのため、どのような流れで対応してもらえるか確認しておくと、安心して任せられるでしょう。

業務遅延や納期リスクをチェックする

業務遅延や納期リスクをチェックする点は、レセプト代行サービスを利用する際に注目したいポイントです。レセプトは、毎月10日までに支払基金や国保連合会へ提出しなければなりません。

 

業者の遅延や対応不備がある場合、請求事態が遅れてしまい、収益に直結する可能性があります。

 

たとえば、業者が月末の繁忙期に対応しきれず、提出期限に間に合わなかった場合、翌月請求に持ち越されてしまいます。

 

そのため、納期遵守率の実績や、バックアップ体制・遅延時の補償を確認しておくと良いでしょう。

まとめ:レセプト代行サービスで業務負担の軽減や請求精度の向上を図ろう!

まとめ:レセプト代行サービスで業務負担の軽減や請求精度の向上を図ろう!

レセプト代行サービスは、業務負担の軽減や請求精度の向上が期待できます。

 

深刻な人手不足状態を補えるだけでなく、経営の効率化や安定化が図れる点も魅力です。

 

多くの医療機関が利用しているため、レセプト代行サービスが気になっている方は選び方や注意点を確認したうえで、自院に合うサービス会社を見つけてみてください。