「動物病院の運営にコンサルティング会社は必要なの?」
「動物病院のコンサルティングはどのように選べば良いの?」
このような疑問を抱えてはいませんか?
そこで、今回は動物病院のコンサルティング会社に関して、以下の内容を解説します。
- コンサルティング会社がやってくれること
- コンサルティング会社を依頼すべきケース
- コンサルティング会社の選び方
ぜひ最後まで読んで、コンサルティング会社を依頼すべきかどうかの判断材料を理解しましょう。
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動物病院のコンサルティング会社がやってくれること
動物病院のコンサルティング会社とはどんなことをやってくれるのでしょうか?
一般的には以下の9つの事項をやってくれることが多いでしょう。
- クリニックのコンセプト決めや戦略の立案
- 開業用地の調査・選定
- 事業計画書の作成
- 施工会社・医療機器提供会社の選定・やりとり
- 資金調達のサポート・交渉
- 広告戦略の立案〜媒体・業者選定
- スタッフ募集〜面接・採用
- スタッフ研修
- 保険等の申請書類提出のサポート
1つずつ、どんな内容なのかを解説します。
①クリニックのコンセプト決めや戦略の立案
1つ目はクリニックのコンセプト決めや戦略の立案です。
クリニックのコンセプト決めや戦略の立案はクリニック運営の指針となります。
ここがブレてしまうと、後々方針を変更する可能性が出てくるため、きちんと決めましょう。
②開業用地の調査・選定
2つ目は開業用地の調査・選定です。
開業用地を決めるには徹底したリサーチをしなければなりません。
しかし、何をリサーチすれば良いのか、どう重視すれば良いのかがわからないですよね。
また、コンサルティング会社には、長年の経験に基づいた膨大なデータがあります。
それらを組み合わせることで、より正確な判断ができるでしょう。
③事業計画書の作成
3つ目は事業計画書の作成です。
事業計画書は、開業後のクリニック運営においてコンパスの役割を果たしたり、金融機関に融資をしてもらう際の参考資料になったりします。
そのため、一人で全てを作成するよりもコンサルの方と一緒に作るのが好ましいでしょう。
④施工会社・医療機器提供会社の選定・やりとり
4つ目は施工会社・医療機器提供会社の選定・やりとりです。
物件契約後は、内装工事や医療機器の選定などをする必要があります。
その際、依頼する会社の選び方や医療機器の選び方、をアドバイスしてくれます。
医療機器に関しては、購入かリースかの選択も必要なため、慎重に検討しましょう。
⑤資金調達のサポート・交渉
5つ目は資金調達のサポート・交渉です。
どの程度の資金調達をすれば良いのかを事業計画書などをもとに割り出します。
また、金融機関とのやりとりなどは、経験の多いコンサルタントの方にお願いするのが良いでしょう。
⑥広告戦略の立案〜媒体・業者の選定
6つ目は広告戦略の立案から媒体・業者の選定です。
開業を成功させるためには、一人でも多くの患者に来院してもらう必要があります。
そのためには適切に広告を打つことで、多くの人に医院の存在を知ってもらうことが大事です。
適切な広告を打つためには、どんな戦略を立て、どんな媒体・業者を選べば良いのかを検討します。
⑦スタッフ募集〜面接・採用
7つ目はスタッフ募集から面接・採用です。
スタッフの採用も医院の雰囲気を左右するため、非常に重要です。
そこで、スタッフにどんな人材を採用したら良いのかを見極めるため、面接への同席をするなどして、協力してくれるでしょう。
⑧スタッフ研修
8つ目はスタッフ研修です。
スタッフの対応はクリニックの満足度に大きく影響します。
きちんと研修をすることでスタッフの質を上げられ、満足度が向上するでしょう。
⑨保険等の申請書類提出のサポート
9つ目は保険等の申請書類提出のサポートです。
煩雑な事務作業が多いため、面倒に感じてしまうでしょう。
しかし、コンサルタントはこうした事務作業も代わりにやってもらえるため、医院の開業準備に集中できるようになります。
動物病院のコンサルティングを依頼すべきケースは?
では、動物病院でコンサルティングを依頼すべきケースとはどんな場合なのでしょうか?
主に、以下の3つの場合が考えられます。
- データを使った効率的な集患を依頼したい場合
- 労働問題を依頼したい場合
- 依頼したいことが明確にある場合
1つずつ解説します。
データを使った効率的な集患を依頼したい場合
1つ目は、データを使った効率的な集患を依頼したい場合です。
コンサルタントは、今までの数多くの経験から膨大なデータを持っています。
データを活用することで、より確実に効果のある手法がとれることは間違いありません。
そうしたデータは先生が自分で開業するだけでは得られないため、データを使ってより確実に運営したい場合は、コンサルタントの力を使うことをおすすめします。
労働問題を依頼したい場合
2つ目は、労働問題を依頼したい場合です。
スタッフにどのような待遇・環境で働いてもらうのが適切か、どのような組織体制を取るのが適切か、など、初めて直面する問題が多いでしょう。
これらを一人で解決するのはかなりの難題です。
そのため、労働問題に詳しいコンサルタントに依頼することで、すぐに解決できるでしょう。
依頼したいことが明確にある場合
3つ目は、依頼したいことが明確にある場合です。
先ほど紹介した2つ以外にも、依頼したいことがある先生もいるでしょう。
コンサルタントには、それぞれ得意な分野があります。
具体的には、集患・物件の選定・税務などです。
先生が依頼したいと考えているものが明確にある場合は、その分野が専門のコンサルタントに依頼してみましょう。
動物病院のコンサルティング会社の選び方
動物病院のコンサルティング会社を選ぶ際、以下の4つの観点から判断すると良いでしょう。
- 実績・経験が豊富
- 確たる理論がある
- 話がわかりやすい
- 相性が合う
1つずつ解説します。
実績・経験が豊富
1つ目は実績・経験が豊富なことです。
実績・経験が豊富なコンサルタントであれば、より多くのデータをもとにより正確な選択肢を提示してくれるでしょう。
開業において、なるべく失敗は減らしたいものですよね。
そのため、実績や経験が豊富なコンサルタントを探しましょう。
確たる理論がある
2つ目は確たる理論があることです。
コンサルタントといえど、データを使わずに感覚に頼ってアドバイスをしてくる人もいます。
そうした業者は、必ずしも質の高いコンサルタントとはいえず、間違った選択肢を提示してくる可能性もあります。
一方、確たる理論を持っているコンサルタントは、データなどをもとにしてより正確な選択肢を提示しようとしてくれます。
どちらが良いかは一目瞭然なので、確たる理論を持ったコンサルタントに依頼しましょう。
話がわかりやすい
3つ目は話がわかりやすいことです。
一部のコンサルタントは、難しい言葉を多く使うことで「すごそう」と思われることを目的としている場合があります。
しかし、こちらが理解できない話をいくらされても、賛同も否定もできないため、話が一向に進みません。
それではコンサルタントとして入ってもらっている意味がわからなくなってしまうので、平易な言葉でわかりやすく説明してくれるコンサルタントを選びましょう。
相性が合う
4つ目は相性が合うことです。
コンサルタントとは開業した後も長くお付き合いをすることになるパートナーです。
短期間でのお付き合いなら相性が合わなくても乗り切れるかもしれませんが、長期間のお付き合いであれば、相性が合うかどうかは非常に大切でしょう。
事前のお話の中で、相性が合うかどうかを見極めましょう。
動物病院の運営に役立つおすすめのサービス
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項目 | 内容 |
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オンプレミス型/クラウド型 | クラウド型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | お問い合わせ |
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まとめ:コンサルティングを安易に依頼しないようにする
今回は動物病院でのコンサルティングに関して解説しました。
コンサルティング会社はうまく活用することで、一人で運営するよりも大きな力を発揮するでしょう。
今回紹介したようなケースに該当する場合はぜひコンサルティングを受けてみてください。
しかし、そうでない場合はコンサルティングを安易に依頼しないようにしましょう。
コンサルティング会社もピンキリであり、失敗してしまう可能性があるので、慎重に検討した上で依頼するかどうかを決めてください。