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泌尿器科のロゴ作成のポイント!注意点も分かりやすく解説!

街を歩いていると、看板や広告など、ありとあらゆる場所に企業や店舗のロゴが使用されています。ロゴは、病院やクリニックをたくさんの人に認知してもらい、また、「病院やクリニックの顔」としてのイメージを持ってもらうという役割があります。

病院やクリニックがロゴを使用することで、患者に安心感や信頼感を抱いてもらうことができます。

本記事では、病院やクリニックの中でも泌尿器科の病院やクリニックのロゴの必要性やデザインのポイントについて解説します。

そもそも泌尿器科にロゴは必要?

病院やクリニックは、商品を売るビジネスではありません。ですから、ロゴは必要ないと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、病院やクリニックにもロゴは必要であると言えます。なぜなら、冒頭で説明した通り、ロゴを作成することによって、「安心感」や「信頼感」を与えることができ、他の病院・クリニックとの差別化を図ることができるからです。

医療の多様化や医療機関の増加によって、多くの病院やクリニックが、他の企業や店舗と同じように差別化を図る必要性が出てきました。病院の特色をうまく出して、生き残っていくためにも、ロゴによるマーケティングやブランディングが必要となってきます。

泌尿器科のロゴの役割4つ

ロゴを作成するのは、作成したことによるメリットがあるからです。ここからはロゴが果たす4つの役割について見ていきましょう。

  • 企業の認知度を高めることができる
  • 企業のイメージ作ることができる
  • お客様の印象に残りやすい
  • 社内の社員の意識が変化し、ブランディングにつながる

一つずつ解説していきます。

役割1:企業の認知度を高めることができる

マクドナルドのロゴを思い浮かべてください。黄色のMのロゴが思い浮かびませんでしたか?

人間は、文字よりも絵や画像の方が記憶に残りやすいという性質を持っています。そのため
マクドナルドのロゴを思い浮かべてくださいと言った時に、文字ではなく、Mのロゴが思い浮かんだと思います。

実は、絵や画像は右脳で処理され、感情や直感も右脳が関係しています。そのため、商品やサービスを購入してもらおうとするときは、右脳に訴えかけることが重要なのです。

別の例を出しましょう。例えば、名刺を取引先の人に渡すとき、ロゴのある会社とロゴのない会社だと、ロゴのある会社の方が記憶に残りやすいという統計があります。もし仮に社名を忘れてしまったとしても、ロゴを見た瞬間に思い出すというケースも多いです。
また、特徴的なロゴや、会社の特徴を上手く表現しているロゴがあると、多くの人に知ってもらえるきっかけになります。

役割2:企業のイメージ作ることができる

冒頭でも説明した通り、ロゴは病院やクリニックにとっての顔です。何をしているクリニックなのか一目でわかるロゴや、企業理念があらわれているロゴ、インパクトのあるロゴは、企業のイメージを作るのに役に立ちます。

例えば、スティーブ・ジョブズの会社であるAppleのロゴは、りんごのマークをしていますが、Appleの製品について詳しくなかったとしても、Appleのロゴがついていれば、「Appleの製品なんだな」「Appleだから安心」というように、信頼感や安心感を与えることができます。

もちろん、ロゴに信頼感を抱いてもらうには、最初に信頼性をロゴに付けないといけません。とはいえ、一度安心感を与えてしまえば、ブランドにとっていい作用を生み出すでしょう。

役割3:お客様の印象に残りやすい

好感が持たれるロゴは、取引先からの印象も良くなります。第一印象をよくするために、身だしなみを整えると思いますが、ロゴも同様です。いいロゴは、企業の価値もあげてくれます。また、企業が伝えたいメッセージをユーザーに与えることにも役立ちます。

役割4:社内の社員の意識が変化し、ブランディングにつながる

ロゴには、企業理念やコンセプトがこめられています。その中には、企業がこれから目指していきたいと考えている方向性なども含まれるでしょう。

そのため、ロゴを使用することによって、企業の方向性を社員と共有することができ、それによって社員の意識の向上や団結力、帰属意識の向上に役立ちます。

泌尿器科のロゴの傾向

ここからは泌尿器科の病院のロゴの傾向について解説していきます。

病院やクリニックのロゴデザインの傾向として、青色やピンク色、パステルカラーなどの淡い色が使われています。青色は清潔感を表し、ピンク色は柔らかい優しい印象を与えます。

泌尿器科は特に清潔感が大切なので、青を用いたデザインが多く、また腎臓をモチーフにしたロゴが多いです。

泌尿器科のロゴ事例4つ

ここからは、実際に泌尿器科の病院のロゴを見ていきましょう。
ロゴには思いが込められているので、事例を見て、自院のロゴデザインのアイデアとしてください。

事例1:はら泌尿器科クリニック

引用:https://hara-uro-clinic.jp/art_direction.html

『今までにないクリニックを作る』という目標に向け、患者さんがクリニックでの時間を 少しでも楽しんでもらえるような空間全般の総称を、様々な議論の末に『メディカルエンターテイメント®』というコンセプトに決定したそうです。

クリニック名 はら泌尿器科クリニック
HP https://hara-uro-clinic.jp
住所 岐阜県可児市下恵土字針田4130番地 スギ薬局可児店東隣
電話番号 0574-66-2855

事例2:福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座

引用:http://www.urology.fmu.ac.jp/rgm.html

全体がUrologyの『U』を示し、左右の腎臓には色の濃淡により福島の頭文字である『F』が含まれています。左右の腎臓は福島県復興の期待を込めて大地から持ち上がるように描かれているのがポイントです。よく見ると膀胱を示す円の中心が明るくなっているのですが、福島県・当教室の未来が明るいようにと願いがかけられています。

クリニック名 福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座
HP http://www.urology.fmu.ac.jp/
住所 福島県福島市光が丘1番地
電話番号 024-547-1111

事例3:せたがや泌尿器腎クリニック

引用:​​https://setagaya-uro.jp/archives/1040

泌尿器科が担当する領域は腎臓や膀胱、前立腺などの骨盤臓器ということを意識し温かみのあるロゴを作るコンセプトで作成されたロゴです。

ロゴの上にある二つの〇は両側の腎臓をイメージしています。その下は骨盤と膀胱のイメージでハートの形に近づけ温かみを感じられるように意識しています。その構成で泌尿器科のイメージカラーである青色を主体に作成されています。

クリニック名 せたがや泌尿器腎クリニック
HP https://setagaya-uro.jp/
住所 東京都世田谷区桜新町1-40-8桜新町クリニックモール2F
電話番号 03-3425-1124

事例4:由利泌尿器科クリニック

引用:​​http://yuri-urology.jp/uro/archives/164

由利泌尿器科クリニックの英語表記、Yuri Urology Clinicの頭文字である、Y、U、Cを使用したロゴデザインです。よく見ると、アルファベットが組み合わさっているのがわかるでしょう。そして、清潔感を与える青でデザインされています。

クリニック名 由利泌尿器科クリニック
HP http://yuri-urology.jp/
住所 横浜市南区井土ヶ谷下町213 第二江洋ビル4階
電話番号 045-713-6311

泌尿器科のロゴ作成方法

ここからはロゴの作成方法を解説します。
簡単3ステップで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ステップ1:ロゴのコンセプトをまとめる
  • ステップ2:デザインや色などロゴのイメージを決める
  • ステップ3:ロゴ制作のプロに依頼する

一つずつ解説していきます。

ステップ1:ロゴのコンセプトをまとめる

ロゴを作成しよう!と決めたら、まずはロゴのコンセプトをまとめるようにしましょう。繰り返しになりますが、ロゴは「病院やクリニックの顔」であり、患者からの第一印象を決めるものになります。

そのため、ロゴのコンセプトには、自院の理念や特徴のほかにも、ロゴを見た人にどんな印象を持ってもらいたいかという点を含めてまとめておきましょう。

コンセプトをあらかじめまとめておくことで、ロゴデザインを制作会社に依頼するときに、スムーズに打ち合わせを進めることができます。

ステップ2:デザインや色などロゴのイメージを決める

ロゴのデザインや色は、具体的にイメージを決めておきましょう。希望のデザインが決まっていると、制作会社に依頼した時に、より優れたロゴを提案してもらうことができるからです。

ロゴのイメージは、以下の3つのポイントを踏まえて検討してみましょう。

  • 取り入れたいデザインやモチーフ
  • ロゴの色
  • ロゴのフォント

ロゴの色が患者に与える印象はもっとも強く、優しさ、頼もしさ、清潔感、安心感など、どのイメージを与えたいのかによって使用する色も異なります。

病院やクリニックの理念や治療方針などと照らし合わせて、より具体的なイメージを浮かべてみましょう。

ステップ3:ロゴ制作のプロに依頼する

ロゴの制作は、病院やクリニックのロゴ制作実績が豊富な会社に依頼することをおすすめします。なぜなら、実績が豊富なプロは、依頼者の理想を実現させたロゴの提案やロゴの効果的な使い方をはじめ、著作権などのロゴに関する知識にも精通しているからです。

特に、これまでの実績を公開しているプロには、依頼する側も安心感を持ってロゴ作成をお任せできるでしょう。もし、自分の中でコンセプトを決めきれていない場合にも、プロと打ち合わせすることで、どのようなコンセプトにするかを決めていくことができます。

まとめ:泌尿器科のロゴが完成したら様々なところで活用しましょう

ロゴが完成したら、さまざまな場面で活用していきましょう。ロゴは、人に見てもらって認識してもらうことで効果を発揮します。

以下のような場面でロゴを活用することができるので、有効活用していきましょう。

  • 病院やクリニックの看板
  • 診察券
  • Webサイト
  • チラシ
  • ユニフォーム
  • パンフレット
  • 名刺
  • 封筒

ロゴがある病院とロゴがない病院では、患者に与える印象が大きく異なります。医院の看板や診察券など、幅広くロゴを利用して自院の認知度をどんどん上げていきましょう。