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  • 歯ぎしり(ブラキシズム)

『歯ぎしり・食いしばり』にはどんな治療法があるのか?

歯ぎしり・食いしばりは夜寝ている間に無意識のうちにやっていることが多いのですが、食いしばりの激しい方というのは結構いらっしゃって、6~7割程度の人に該当するくらい増えている印象を受けます。原因はストレスや噛み合わせの悪さが関連しているといわれているものの、正確にはまだ解明されていません。治療法には3種類あって「顎のストレッチをすること」「マウスピースを入れること」「ボトックス注射で筋肉にタンパク質を入れること」です。寝ているときに無意識にやってしまうことなので歯ぎしりや食いしばりの予防はできませんが、歯ぎしりをしても歯にダメージを与えないようにマウスピースを入れること、もしくはボトックス注射をして歯ぎしりをしないようにすることで改善されると思います。意外に思うかもしれませんが、ボトックス注射によって食いしばりをかなり防ぐことができるのです。歯ぎしりや食いしばりによって体の不調も起こりますので、何か気になる症状があれば歯医者さんに相談してください。

齋藤 大輔 院長
オーキッドJOYデンタルクリニック
齋藤 大輔 院長
川崎市高津区/北見方/二子新地駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●小児歯科 ●訪問歯科診療
  • 歯肉退縮

歯ぐきが下がる症状にはいくつか理由がある

歯肉退縮とは、文字通り歯ぐきが下がってしまうものです。歯肉退縮にいたる原因はいくつか考えられますが、その大きな要因の1つが歯周病によるものです。歯を支えている骨がなくなり、それに伴って歯ぐきが引き締まると、歯ぐき自体が下がってきてしまうんですね。歯ぐきが下がることによって知覚過敏の症状が出たり、歯の根が露出してしまうことでむし歯になりやすくなると言われています。
歯周病が原因となると、歯肉退縮もある程度お年を召した方の現象と思われるかもしれませんが、若い人にも生じないわけではありません。若い世代では、ブラッシングで過度に力が加わった場合に起こることがありますし、矯正治療で歯が動いた際、その部分の歯ぐきが退縮してしまうことがあるのです。見た目の影響はもちろん、歯周病の時と同様、知覚過敏などの症状が見られることがあります。
治療法としては、骨がしっかりしているのであれば、歯ぐきを移植して下がった部分を再生する方法もあります。それ以前に、メンテナンス等で歯科医院を訪れ、ブラッシングが適正なものかどうかをチェックしてもらうことをお勧めします。

青木 栄人 院長
デンタルクリニック青木
青木 栄人 院長
渋谷区/代々木/代々木駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科
  • むし歯[う蝕・カリエス]

初回の虫歯に対する精密な治療によって神経を温存できる

虫歯治療を何度か行うと、神経を抜く「根管治療」を行うことになります。根管治療は、虫歯治療の最後に行き着く治療です。奥歯の根管治療に関していうと、治療がうまくいかない場合は根の先に、膿のような病変を来すことがあります。奥歯の場合は、70%程度の病変発症リスクがあると言われています。神経を抜く場合、このような病変が発症するリスクが高まるでしょう。そこで、神経を抜く治療を行うのであれば、マイクロスコープ治療を行うことがベストです。ただし、神経を取ることは様々なリスクが高まります。場合によっては神経を抜きますが、温存療法も近年は可能になりました。自分の歯をより多く残す選択肢の一つとして、神経を取るか温存するか診断していきます。まずは、いかに神経を取らずに済むのか考えることがポイントとなるでしょう。1回目、2回目とった最初の虫歯治療において、精密な治療を行うことで歯が長持ちすると考えられます。つまり、虫歯治療で大切なことは最初から全力で治療を行うことであると言えるでしょう。

松田 敦士 院長
坂詰歯科・矯正歯科
松田 敦士 院長
行田市/中央/行田市駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 口呼吸

口呼吸がもたらすデメリットについて

今は鼻炎等で鼻が詰まってしまっているお子さんが非常に多く、自然とお口を開けて呼吸するケースが目立ちます。口呼吸のデメリットはいくつかあり、以下に主なものを挙げていきます。

1.「口腔内の乾燥」
鼻呼吸に比べて口呼吸は唾液が分泌されにくくなり、口腔内が乾燥します。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

2.「口臭」
口が乾くことで、バイ菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因となることがあります。

3.「歯並びや顎の発育への影響」
長期間の口呼吸は、顎の成長や歯並びに悪影響を及ぼし、歯列不正や顔の形にも影響を与えることがあります。

4.「睡眠の質の低下」
口呼吸は、いびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクを高めるため、睡眠の質が悪化することがあります。

5.「気道感染のリスク」
鼻呼吸は空気をフィルターする役割や加湿する役割を果たしますが、口呼吸ではこれらの機能が低下し、喉や気管支の感染リスクが高まることがあります。

6.「栄養吸収への影響」
口呼吸は、食事の際の咀嚼や唾液の分泌にも影響を与え、栄養の吸収に悪影響を及ぼすことがあります。

口呼吸になってしまう要因としては様々なものがありますが、鼻炎などとともに姿勢が大きく影響しているものと考えられます。今の時代、みんながスマホをのぞいていますよね。すると首が前に出る状態となり、口呼吸を誘引しているのではないか、とする見方があります。そのほか、外で遊ぶ機会の少なさだったり、環境が原因として大きく考えられる状況では、口呼吸は現代病といっても差し支えないかもしれません。先に挙げたデメリットを軽減するためには、できるだけ鼻呼吸を心がけることが重要です。必要に応じて、専門医の相談を受けることもおすすめです。

岩松 晃弘 院長
千葉ニュータウンおとなこども歯科
岩松 晃弘 院長
印西市/牧の原/印西牧の原駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科
  • セラミック治療

セラミック治療とは?──白く美しい歯を取り戻すための選択肢

セラミック治療とは、虫歯などで削った歯にかぶせ物(クラウン)や詰め物(インレー)をする際に、セラミック素材を使って修復する治療法です。陶器のような白く美しい素材で、天然の歯に近い見た目と質感を再現できるのが大きな特長です。
保険診療で使われる銀歯は目立ちやすく、時間が経つと変色したり、歯ぐきが黒ずむ原因になったりすることがあります。一方、セラミックは変色しにくく、長期間きれいな状態を保ちやすいのが魅力です。
また、セラミックは金属を含まない「メタルフリー素材」として使えるため、金属アレルギーの心配がないのも安心材料の一つです。歯や歯ぐきへのなじみも良く、体への負担が少ない治療法といえます。
「銀歯を白くしたい」「歯の色や形を整えたい」「自然な見た目にこだわりたい」と考える方にとって、セラミック治療はとても有効な選択肢です。前歯から奥歯まで、幅広い症例に対応できます。
見た目の美しさだけでなく、かみ合わせや耐久性にも配慮しながら治療できるのが、セラミックの大きな利点です。

吉武 礼子 院長
グランティース武蔵小山歯科
吉武 礼子 院長
品川区/小山/武蔵小山駅
●歯科 ●歯科口腔外科 ●矯正歯科 ●訪問歯科診療
  • TCH

噛むと痛い? それ、TCH(歯列接触癖)が原因かもしれません

むし歯や歯周病の所見がないのに「噛むと痛い」「顎がだるい」「頭が重い」と感じることはありませんか? また、詰め物や被せ物がよく欠けたり外れたりする方も要注意です。こうした症状の原因の一つに、**TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)**があります。
本来、安静時には唇は閉じていますが、上下の歯は触れていないのが正常です。ところがTCHの方は、無意識のうちに歯を当て続けており、顎の筋肉や関節に負担をかけてしまいます。その結果、歯の痛みや顎関節症、頭痛、肩こりなどを引き起こすことがあります。
改善の第一歩は、その癖に気づくことです。ふとした瞬間に歯が当たっていると感じたら、深呼吸をしたり、舌を動かしたり、軽く口を開けてリラックスしましょう。これが「認知行動療法」による改善の基本です。また、パソコンや鏡などよく目にする場所に付箋を貼り、「歯、当たってない?」と自分に問いかけるのも有効です。
さらに大切なのが舌の位置。理想的な状態は、舌が上あご(スポット)に軽く触れている姿勢です。舌が下に落ちた“落ちベロ”の状態では歯が触れやすくなります。舌の筋肉を意識して顎を離す習慣をつけることが、TCHの改善につながります。
あいうべ体操やベロ回しなどのトレーニングも効果的です。それでも症状が続く場合は、睡眠時のマウスピースや咬筋ボツリヌス療法(ボトックス注射)を検討することもあります。
猫背と同じで、癖を治すのは簡単ではありませんが、意識すれば変えられるものです。日常の中で「歯を離す」ことを意識し、顎をリラックスさせましょう。

佐野 徳太郎 院長
三茶歯科
佐野 徳太郎 院長
世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
  • 歯の黄ばみ・くすみ

歯や肌が黄色くなるのには理由がある

歯や肌が黄色くなってしまうのは、糖化と酸化が主要な原因です。お砂糖は身体に入るとブドウ糖に変わります。ブドウ糖は血流に乗って身体中の組織に回っていきますが、そこでタンパク質と反応し、糖化タンパクと呼ばれる物質に変わります。その糖化タンパク自体が褐色なものですから、歯が黄色くなっていくのです。糖化反応を起こした糖は、やがて老化物質終末糖化産物(AGEs)として形成・蓄積されていき、アルコールや喫煙などの生活習慣も相まって身体を酸化させていきます。このAGEsという物質も褐色で、糖化と同じような反応が見られるのです。
歯が少々黄色くなっても構わない、という方もおられるでしょう。しかし、糖をそれだけ身体の中に入れているということは、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞のリスクを高めている証拠でもあるのです。肌も衰え、シワも増え、見た目も老化してしまう。人の一生はひと昔前に比べ、はるかに長くなりました。長い人生を若々しく、元気に生きるために、食べ物に気を遣うことは大事だと思います。

郷田 梨紗 院長
銀座・新橋駅前歯医者矯正歯科
郷田 梨紗 院長
中央区/銀座/銀座駅
●歯科 ●小児歯科 ●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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