佐野 徳太郎 院長
TOKUTARO SANO
こだわりの設備と高度な治療技術
治療も患者さんへの対応も常に「プラスワン」がモットー
大学卒業後、愛知学院大学で研修。大阪、渋谷のクリニックでの勤務を経て、2018年、三軒茶屋に『三茶歯科』を開院(東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」より徒歩2分)。

佐野 徳太郎 院長
三茶歯科
世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
子どもの頃から祖父や父の背中を見て歯科医師の世界へ

私の家は祖父も父も歯科医師として開業しており、私も物ごころがつく時にはもう歯科医師になることを考えていましたので、父や祖父から受けた影響は大きいと思います。
大学を卒業した後は一旦地元に戻り、愛知学院大学で研修を受けました。その後大阪での勤務を経て、渋谷のクリニックで分院長、理事を務めさせていただき非常に幅広い勉強をしたのち、2018年に世田谷区三軒茶屋で『三茶歯科』を開院致しました(東急田園都市線・東急世田谷線「三軒茶屋駅」より徒歩2分)。横浜、名古屋と移り住んで、どうせなら大阪にも(笑)と色々なクリニックで臨床経験を積みましたが、違った地域で診療できたこともいい経験になっていると思います。開院の場所に三軒茶屋を選んだのは、それ以前から近くに住んでいてなじみもあったというのと、都心近くでありながら下町風情が残っているところが気に入ったからでした。この辺りは住宅街が多いこともあり、クリニックには幅広い世代の方が来院されています。開業からはや7、8年が経つことになりますが、多くの方が主にメンテナンスのために引き続いてご利用くださっています。私たちのことを評価し、ご納得いただけているからこそのことで、それは本当にありがたいことです。
こだわりの設備で義歯やインプラントなど高度な医療を提供

治療全般で心がけているのは「なるべく歯を残す治療」「極力痛みの少ない治療」「歯を守る予防と生活習慣やセルフケアの指導」です。歯科医師、衛生士、院内スタッフががそれぞれの専門性を活かし、より安全で確実な医療をご提供したいと考えています。
勤務医時代にはむし歯、歯周病はもちろん、補綴からインプラント治療まで幅広く臨床経験を積みました。特に渋谷のクリニックでは、「総義歯学では知らぬ人はいない」と言われる先生から10年間、高度な義歯治療を学びました。お子さんのむし歯治療から親知らずの抜歯、難易度の高いインプラント治療まで、ほとんどの歯のトラブルには対処できます。歯が無くなってしまった方に対しては入れ歯、ブリッジ、インプラントなどその方に最適な方法をご提案が可能です。骨がないからインプラント治療ができないと断られた方でも、人工骨やご自身の骨を使用して問題なく治療する事ができます。昔作った被せ物の作り直しや、セカンドオピニオンもお受けしています。
内装・外装とも一からデザインしたんですが、院内でイメージしたのは西海岸のテイストです。歯科医院であることを感じさせない雰囲気を心がけ、バリアフリーのエレベーターも完備していますので、ベビーカーや車いすでのご来院も可能です。お子さん連れでもご来院いただけるよう、院内にはキッズスペースを用意しています。設備にもこだわり、正確な診断が可能なデジタルレントゲンを完備、画像を大型モニターに映してどなたにも分かりやすく丁寧なご説明を心がけています。安心して治療を受けていただけるよう、個室や半個室の治療室をご用意しているほか、ほとんどの器具は患者さんごとに滅菌したものを使用しています。
常に「プラスワン」の理念に基づいて

来院される方の気持ちや要望に応えたい、そのために当院が掲げている理念が「プラスワン」。現状に満足せず常により良い「もの」や「こと」を作り続け提供していこう、というのが当院の治療に対する姿勢です。
歯科治療は次々と新しいものが生み出されています。治療内容も必要に応じて新しいものを取り入れ、従来の治療法とは違う何かを加えていきたいなと考えています。私が新しいものが好きという性格もあるのかもしれませんが、施設や設備、患者さんへの接客・接遇などもよりプラスワンを追い求め、レベルの高いものにしていきたいです。
例えば、痛みの軽減に関しては麻酔液の保管温度に気を付ける(体温に近い温度で保管することで注入時の痛みを軽減できる)ほか、表面麻酔もおこない、それでも恐怖心のある方には静脈内鎮静法をご用意しています。それからインプラント関係では、治療後の傷の治りや痛みを更に軽減する方法はないかと考え、血液分離器を導入しています。これは患者さんご自身の血液から成長因子というものを取りだし、傷口に使うことで治癒を効果的に促進する方法です。またインプラントはインプラント体を埋入後、骨とインプラント体がくっつくまで2、3ヶ月、時間を置かなければなりませんが、その骨とインプラント体の癒合具合を数値化できる機器を導入し、状況をしっかり確認してから、状況によっては次の施術を早めに行うことも可能となっています。
今後も従来の方法だけにこだわらず、常にプラスワンで患者さんにできることを考えていきたいと思います。
「見る」ことにこだわった診療
勤務医時代に各地で治療を行うなかで痛感したのは、「見えていないこと」による治療の限界でした。詰め物や被せ物が合っていなかったり、歯の奥に残った小さなむし歯が原因で再治療になることも少なくありません。歯科治療の世界はミクロ単位。肉眼だけではどうしても限界があるのです。そこで当院では「見る」ことに徹底してこだわり、歯科用CTや位相差顕微鏡、マイクロスコープなどを導入しています。立体的な画像や拡大視野で確認しながら、正確な診断と精密な治療を行うとともに、撮影した画像はモニターで患者さんと共有し、目で見て納得できる診療を心がけています。
さらに最近のこととしては、レーザーでむし歯の進行度を数値化できる「ダイアグノデントペン」を導入しました。これにより「治療すべきか、経過観察でよいか」を客観的なデータに基づいて判断することが可能になりました。従来のように医師の感覚や経験に頼るのではなく、数値という根拠を示すことで、診断の精度と患者さんの納得度が大きく向上しています。こうした技術の進化を積極的に取り入れながら、「正確に見る」「共に見る」ことを通して、信頼できる治療を提供していきたいと考えています。
これから受診される患者さんへ
なるべくリラックスしていただけるよう院内の内装にはこだわりましたが、患者さんとの接し方にも日々工夫をしています。例えばお子さんであれば白衣を怖がることが多いので治療の前にはスクラブに着替え、なるべく歯医者らしくない接し方をするようにしています。
今後もすべての患者さんにご満足いただけるよう、医師スタッフ一同高いレベルでのチーム医療を提供してまいります。できれば痛みが出る前、悪化する前に定期検診で早期発見、早期治療をしていただきたいですね。当院は三軒茶屋駅から徒歩2分。土日も診療しています(※日曜日はメンテナンス・ホワイトニングのみ可)。どんな治療にも対応致しますので、お口や歯のことでお困りのことがあればご相談ください。
※上記記事は2025年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
佐野 徳太郎 院長 MEMO
- 出身地:愛知県
- 趣味:バイク
- 好きなこと:「子どもと一緒に過ごすこと」
- 好きな場所:海
- 座右の銘:「プラスワン」
佐野 徳太郎 院長から聞いた
『TCH』
噛むと痛い? それ、TCH(歯列接触癖)が原因かもしれません
本来、安静時には唇は閉じていますが、上下の歯は触れていないのが正常です。ところがTCHの方は、無意識のうちに歯を当て続けており、顎の筋肉や関節に負担をかけてしまいます。その結果、歯の痛みや顎関節症、頭痛、肩こりなどを引き起こすことがあります。
改善の第一歩は、その癖に気づくことです。ふとした瞬間に歯が当たっていると感じたら、深呼吸をしたり、舌を動かしたり、軽く口を開けてリラックスしましょう。これが「認知行動療法」による改善の基本です。また、パソコンや鏡などよく目にする場所に付箋を貼り、「歯、当たってない?」と自分に問いかけるのも有効です。
さらに大切なのが舌の位置。理想的な状態は、舌が上あご(スポット)に軽く触れている姿勢です。舌が下に落ちた“落ちベロ”の状態では歯が触れやすくなります。舌の筋肉を意識して顎を離す習慣をつけることが、TCHの改善につながります。
あいうべ体操やベロ回しなどのトレーニングも効果的です。それでも症状が続く場合は、睡眠時のマウスピースや咬筋ボツリヌス療法(ボトックス注射)を検討することもあります。
猫背と同じで、癖を治すのは簡単ではありませんが、意識すれば変えられるものです。日常の中で「歯を離す」ことを意識し、顎をリラックスさせましょう。
グラフで見る『佐野 徳太郎 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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三茶歯科
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