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大西 康仁 院長

ONISHI YASUHITO

自分の家族にしたい処置なのか?と考えれば
どんな選択にも簡単に答えが出せる

明海大学歯学部卒業。医療法人社団大輝会代々木クリスタル歯科医院に11年勤務後、2018年4月、大塚に「大塚おおにし歯科医院」開院。噛み合わせ認定医。日本顎咬合学会、日本デンタルスタディークラブ会員。

大西 康仁 院長

大西 康仁 院長

大塚おおにし歯科医院

豊島区/南大塚/大塚駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科
  • ●訪問歯科診療

虫歯からインプラント、根管治療、審美までひとりのドクターがすべて担当

大西 康仁 院長

当院は2018年4月に開院したばかり、できたての歯科医院です。一般歯科から口腔外科、根管治療、インプラント、審美、マウスピース矯正まで、ドクターの私がひとりでほぼオールジャンルで扱っていることが特徴ですね。それまでは代々木のクリニックに11年勤務していまして、お世話になった院長が自身で全て治療される方だったので、自然と自分もそうなりました。もちろんどうしても無理な症例というのはあるのですが、それでもひとりの医師が口のなかのすべてのケアできるのがあくまでも理想だと思います。
大塚という場所は縁があって決めました。個室診療がやりたかったし、キッズスペースなども必要だと考えていたので、ある程度の広さが第一条件だったんです。JR「大塚」駅、都電「大塚駅前」駅からともに徒歩1分と来やすい場所でしたし、目の前には都電の線路があって、ここだけ景色が昔風でとてもいい雰囲気なんですよ。いい場所を見つけられたんじゃないかと思っています。

気兼ねなく話してもらい、そして自分も話すための個室診療

大西 康仁 院長

個室診療がやりたかったのは、患者さんとの会話がほかの人に聞かれてしまうのが、居心地悪かったからです。患者さんも話しにくいだろうし、自分のほうもたいした話でなくても、”周りの人に聞かれているかも”と思うと落ち着かなくて。もともと話好きなんで、その楽しみが減らされたくなかった(笑)。実は人見知りなんです。人見知りだけど、話好き。最初は少し緊張しつつ、だんだんうちとけて仲良くなって、いろんな話ができるようになって…というのが楽しいんです。
個室以外に開業にあたって考えたことは、今までの技術を生かし、できるだけ幅広いジャンルを手がけること、設備を最新のものに整えること。歯科用CTを導入してインプラントだけでなく、効率的で正確な口腔外科手術にも対応できるようにしましたし、滅菌にはかなり注力して、もっとも厳しい基準のクラスBの設備を整えました。診療チェアの取っ手など、よく触れる場所には滅菌テープを貼って、患者さんごとに替えていますし、通常は洗浄するだけのスリーウェイシリンジ(口内で風や水を当てるための器具)もディスポーザブルのチップを使っています。
滅菌に限らず、できる限り最上の方法でやりたいと思っています。それは言い換えると、自分の家族にやりたい処置なのか? ということです。まあ、いいかと大きな危険がない程度に基準をゆるめることはいくらでもできるのですが、でもふと、”これを自分の家族にもしたいか?”と考えると、答えは簡単にでます。そこを判断のもとにしていますね。

まずは今を知ることが大事。自分の歯の現状を知ることは、意識しなければできない

大西 康仁 院長

診療スタイルでいちばん特徴的なことは、患者さんにまずは自分のお口の中の状態を知ってもらう、ということ。今、自分のお口の中がどんな状態なのか。これは意識的に知ろうとしない限りわからないものなんです。ただ口を開け、鏡でのぞきこむことしかできないですし、ほかの人とも比べることもないですから、この状態がいいのか悪いのかもわからない。歯に関して意識が遅れがちなことの要因になっていると思います。なので、当院では初診の患者さんはまず口のなかの写真をとって、大きなモニターで見てもらいます。解像度の高い機材で撮影するので、これだけでもかなりしっかり現状把握ができるのですが、さらに口腔内カメラで撮影して細かくみていきます。すぐに結果がわかる唾液検査では、虫歯リスク、歯周病リスクがどれくらいのものか、数値で知ることができる。必要な場合は位相差顕微鏡で口内細菌の種類を調べることも可能。撮影は基本的に年に一度は必ず行うようにしています。それらを並べることで、ご自身の歯の歴史がわかり、これは患者さんもかなり喜んでくれますね。
今の状態を知ると、治療への意欲がわくんです。このままではだめだ、もっとこうしたい、きれいにしたい。そのためにはどうしたらいい? なによりもこういう患者さん自身の気持ちがあることが、スムーズな治療や改善の大前提になるんですよ。そしてそういう気持ちは、ただ話して説得するだけではなかなかわかない。やはり写真やデータ数値などのほうが何倍も説得力があるんです。

抜かないためにはどうしたらいいか?といつも考えている

私が強く思うのは、とにかく歯を削りたくないんだ、ということです。削ったらもう後戻りはできません。数年後には詰め物がとれて再治療、という悪循環にはまってしまうことも多い。そのために、治療においてはとにかくあらゆる手を尽くして削らない方法を考えます。どうしてもというときでも、とにかく最小限で、できるだけ削る範囲を小さくする。抜歯も同様です。進行した虫歯でも、根管治療でなるべく抜かずに治療しています。
そして、削らないためには?と考えると、やはり最終的には予防を徹底するしかない、ということになるんですよね。だからこそ、さまざまな検査で現状把握をしてもらう必要があるんです。説明に時間をかけることも特徴で、スライドを多用します。歯のない人はある人の何倍認知症になりやすいか。歯周病がどれだけ全身の病気を招くのか。写真、グラフ、表、数値…きっちりデータを示せるものは示して、だから口のなかは常日頃ケアしていかなければならないのか、と患者さんに自然と納得してもらえるようにしたいからです。大事なのは、これは来年再来年の話をしているわけではないんだということですよね。80代になってどれだけ歯が残せて快適に生活できるか、という遠い先の話をしているんです。それをいかにリアリティをもって想像していただけるか。説明するときはそんなことを意識しています。

これから受診される患者さんへ

理想の歯科予防とは、早ければ早いほどよく、本当のことを言えば生まれる前からやるべきなんです。その意味で当院にはキッズスペースやおむつ替え台を用意しています。小さなお子さんのいるお母さんが、少しでも気楽に来てもらえるようなクリニックにして、当たり前のように通ってもらえる場にしたかったんです。もちろん、大人の方も思い立ったその日から予防を意識して、こまめに通っていただきたいです。大塚駅から近く、土、日診療や訪問診療も行っています。多くの方に便利で使い勝手のよいクリニックになれたらと考えています。そのほかMFT(口腔筋機能療法)という口のトレーニングも紹介するなど、全身の健康とともに口腔内をよくしていくことにもつとめていますので、お体のこと、口のこと、なんでもご相談ください。

※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大西 康仁 院長 MEMO

  • 出身地:兵庫県
  • 趣味:旅行。アジアリゾートが好きです。スイーツショップめぐり。最近のお気に入りは白金台の「パティスリーリョーコ」。近所の「エーグルドゥース」(目白)も大好きで、しょっちゅうシュークリームを買いに行っています。
  • 好きな言葉:『継続は力なり』

グラフで見る『大西 康仁 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION