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大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

TAKASHI OHYAMA & TERUYO

銀座の地で半世紀。今のありがとう…そして、
20年後もありがとうと言っていただくために。

昭和32年(1957年)に初代・大山萬夫院長が『大山歯科医院』を開院(東京メトロ各線「銀座駅」から徒歩4分、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「東銀座駅」から徒歩1分)。

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

大山歯科クリニック

中央区/銀座/東銀座駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

銀座の地で半世紀に渡って歩み続けた歯科医院を引き継いで

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

【大山 貴司 院長】
父の大山萬夫がクリニックを開設したのが1957年のこと。以来、半世紀以上に渡り、銀座という街の変化と歴史とともに歩み続けてきました。
二代目である私は、女の子が3人続いたあとの末っ子として生まれ育ちました。兄妹の中で唯一の男の子ということもあり、小さい頃より周囲からは父の跡を継ぐことを期待されていました。私自身、父が良い仕事をし、患者さんから慕われているのを折々に見て、この仕事をやってみたいといつの間にか思うようになっていったのです。高校生の時、私は寮に住んでいました。両親と常に話せる環境でなかったからこそ、自分なりにしっかり考えることが出来たのかもしれませんね。大学ではラグビー部でラグビー漬けでした。勉強ももちろんしましたけど。5年生の時には頸椎を脱臼する大怪我を負いましたが、幸い無事復帰することができ、それから学業に専念することにしました。あの大怪我から学ぶこともたくさんあり、今の診療に大いに活かされていると思います。怪我の大変さは、怪我をした人にしか本当のことはわかりません。患者さんの気持ちを吸い上げ、とにかく少しでも理解した診療を心がけています。
【大山 晃代 副院長】
江東区森下の実家では3世代同居の昭和の厳しい家庭に育ちました。父と祖父が歯科医院を営んでいました。私が小さかった頃は、休みも少なく地域の患者様に熱心に治療をする姿が思い出されます。朝早くからから修復物のワックスアップをし、それを溶かし金属を鋳造している父の姿、慈愛に満ち溢れる生き物好きの父でした。祖父は入れ歯を中心に治療し、写真収集が好きで日本の歯科界の幕開け的な写真を綺麗な飾り文字の英語で表現し、スクラップをしていて昭和初期のおしゃれな祖父でした。私は生き物観察好き、洋裁、絵を描く細かい作業が好きで歯科医療の道を小学生からいつしか、思うようになっていたのです。弟は産婦人科医の道にすすみ現在その地でレディースクリニックを開業しております。
大学卒業後は、矯正歯科専門医の先生の元に弟子入りしながら日本人向けブラケット開発をする院長の熱心さに心をうたれました。矯正の勉強をしながら日々の診療をし、患者様の笑顔を生きる糧に研鑽をつみました。その後矯正医でありながら一般歯科も診る二足のわらじ状態も経験しました。当初は虫歯治療も矯正治療もどちらも診たいと考えてのことだったのですけども、年数を重ねるにつれ、矯正治療の奥深さや楽しさを知るようになり、あらためて昭和大学歯学部矯正学講座の門を叩くことになったのです。多くの出会いに感謝いたします。外科適応の患者様、全身疾患を伴う患者様の矯正治療に携わり口腔外科、形成外科の手術に立ち会い、柴崎教授、槇教授のもと多くの先生方に私の矯正の基盤を作らせていただいた大切な10年でありました。今も非常勤でうかがっています。その後は大山歯科クリニックの診療となり、多くのDr、多くの患者様にふれ、日々勉強の日が続いております。矯正後20年の患者様がクリーニングにいらっしゃることは幸せに思います。

患者さんを家族と思い、寄り添っていけるような歯科医院を目指して

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

【大山 貴司 院長】
もちろん中央区在住の方や、近くの会社の方もいらっしゃっていますけども、遠くからわざわざ足を運んでいただいてる方がほとんどです。私たちは、「あなたのことを最もよく知る場所」でありたいと思っています。治療の内容はもちろんのこと、ご紹介の方やバックグラウンドも理解し、常に行動に表せるよう心掛けています。口はばったいようですが、遠方から多くの方にご来院いただけているのも、「どこよりも親身になって診てくれている」ということを患者さんに感じていただけているからだと思うのです。
【大山 晃代 副院長】
院長が申しましたように、すべての患者さんを自分の家族と思い、接しています。今は、90歳、100歳まで生きられる時代です。その最後の瞬間まで歯を残すのに最善の方法は何かということを、家族のようにお話をさせていただいています。もちろん患者さんおひとりおひとりに事情がありますから、最初からすべての方が最善の方法を採れるわけではありません。しかし、5年、10年が経ち、「やっぱりここで受けたい」と戻ってこられる方が多いのです。そして、その方達が自分の大切な人を紹介してくださり、今につながっています。

画一的ではなく、1人ひとりに合った予防を軸とした歯科医療を

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長

【大山 貴司 院長】
主訴をしっかりとうかがった上で、唾液を含めたお口全体の検査をおこない、どこにどれだけのリスクがあるかを評価し、患者さんに治療の計画を提示していきます。何が原因で今の状態になっているかを患者さんご自身が理解しないことには、削っては埋め、削っては埋めを繰り返していくことになります。そして、虫歯や歯周病になってしまう原因は多様であり、食生活を含めた全体像を知る必要があります。これはお口をのぞいてるだけではわからないことであり、徐々に患者さんの心をときほぐし、すべてをお話いただけるように努めなければならないのです。
私は大学院で歯科理工学を専攻していました。歯科理工学とは、歯科で扱うさまざまな材料を研究する学問のこと。その分野を専攻していただけあって、最先端の材料や、それに伴う最新の治療法を研鑽し日々臨床に積極的に取り入れていますが、やはり治療ありきではダメなのです。予防という柱がまず先にあることが、実際の治療をおこなう上で最も大切だと考えています。健康な人が健康なまま一生を過ごせるようにしていくことが、私たちの責務なのです。
幸い副院長が矯正医ですので子どもからご年配の方まで幅広く、予防を軸に患者さんの将来を考えつつ、歯並びとすばらしい笑顔について、いつも話し合いながら診療ができるのでとても楽しく毎日を過ごしています。

一生涯を見据えた歯列矯正を提供していきたい

【大山 晃代 副院長】
その方の一生涯を見据え、整った歯並びと安定した咬み合わせを実現するための歯列矯正をおこなっています。その際、成人矯正において咬み合わせを完璧にすることをとにかく優先するのか。加齢変化に耐えうる口腔内の状態かどうか、その人の一生で評価した時にプラスになるかどうかを考えるかで道は分かれます。私としては、将来を考え、ボーダーラインであれば、歯をなるべく抜かずに済ませた上で、親知らずを使いましょう、神経のない歯を抜きましょう、骨格系により小臼歯を抜歯して安定するかなど多くの先生とカンファレンスしながら、矯正治療終了後も一生涯に渡ってその方と関わり続けていけることを念頭に置いて治療をおこなっています。最近は予防歯科の観点から、お子様から拝見し、虫歯なし矯正治療あとメインナンスに歯科に来る親子の方も多いです。親と同じ修復物だらけの口腔内はやめにしましょうということです。
4年前に当地に移転した際、マイクロスコープやセレックシステム、CTなどの最新の設備を導入しました。矯正に関することで言えば、もはやCT無しの矯正治療は考えらない時代に入ってきていると思われます。たとえば、最初の段階での根の状態がしっかり把握出来るものですから、将来を視野に入れた体に優しい歯の動かし方を考えることが出来ます。あるいは治療のデジタル化を進めたことにより、よりスピーディーでより負担のない治療も実現出来るようになりました。iTeroやCEREComnicumを導入しマウスピース型矯正や裏側矯正も行っています。諸外国に比べ、まだまだこの国では矯正治療は一般的になっているとは言えないのが現状です。しかし、ボーダーレス化が進む世の流れを受け、やがて、きれいな歯並びであることがステータスであり、必須の時代が来ることでしょう。お口が健康でさえあれば、矯正治療はいくつになっても充分に可能です。『大山歯科クリニック』では、さまざまな治療方法をご用意し、あらゆる方にご満足いただける治療を提供してまいります。

これから受診される患者さんへ

【大山 貴司 院長】
私は日本抗加齢医学会に籍を置いています。これからは、「いかに健やかに老いるか」ということが重要なテーマとなってくるでしょう。それを考えたとき、一生涯に渡る食の楽しみの確保は、私たちに課せられた命題になってくると認識しています。日本抗加齢医学会の活動を通じ、全身から見た歯科疾患の予防と再発防止に力を入れ、その方が生涯を終える間での間の責任ある歯科医療を提供してまいります。患者さんが100歳を迎えられた時に、「ありがとう 大山歯科に通っていて本当に良かった」と思っていただけることが最大の目標です。

1人のドクターがあらゆる分野に卓越していることが理想ではありますが、現実には難しいものがあります。その現実を踏まえた時、重要になってくるのがクリニック単位で総合的に高いレベルでトータルに診る視点です。当クリニックは、総合的に診るかかりつけ歯科医師を主軸に、矯正専門医、口腔外科専門医、大学病院などの専門家と密な連携をとり、それを可能にする総合的な歯科医院であることに誇りを持ち、あなたの歯を見守っていきます。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大山 貴司 院長 & 晃代 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]神奈川県 [副院長]東京都
  • 趣味:[院長]読書、音楽鑑賞
  • 好きな本もしくは好きな作家:[院長]推理小説・遠藤周作 [副院長]矯正治療、塩野七生、美術の本、ヨガ の本
  • 好きな映画:[院長]ニュー・シネマ・パラダイス
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:[院長]不言実行 [副院長]「徳においては純真に。義務においては堅実に」かきくけこ(感謝、希望くよくよ しない、健康第一、行動をおこす)
  • 好きな音楽:[院長]クラシック
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:[院長]隅田川 [副院長]富士山、ヨガ、美術館、フィレンツェ

グラフで見る『大山 貴司 院長 & 晃代 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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