宮崎歯科
大田区/千鳥/武蔵新田駅
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宮崎 祥夫 院長への独自インタビュー
「ありがとう」と言っていただける仕事に就けたことに感謝
歯でずいぶん苦労をしたことが、この世界を志すきっかけの1つだったかもしれません。もし歯医者さんになってなかったら? おそらく、間違いなく入れ歯になっていると思いますね。
もう1つ、この世界を目指した理由に、細かい作業が好きだったということがあります。私の父は建具屋を営んでいました。子供の頃、大晦日に除夜の鐘を聞きながら仕事を手伝ったことは、今でも記憶に残っています。本当にもう寒くて手がかじかんでしまって……同じ手を使う仕事なら、正直なところ、あたたかいところでと思ったわけなんです(笑)。
幾つかの偶然に導かれてこの仕事に就けたようなものですが、今ではその導きに大変感謝しています。お金を頂戴するのに、相手から「ありがとう」と言っていただける仕事は他にないですよね。もちろん、そう思っていただけるような仕事をしないと話にはならないことですけれども。
治療に対する心構えはずっと変わらず
患者さんから「ありがとう」と思っていただけるには、ただ、“治しましたよ”ではダメなのです。では、満足いただくためにどうすればいいかといえば、それは、とことん話を聞くことに尽きます。その人が治療に何を望み、どうしたいと思っているかを聞き出すのです。「患」という字は、心に串が刺さると書きます。その串を見つけ、抜いてあげなければ、患者さんは心を開いてはくれないわけです。
歯科を含め、医学は年々進歩しています。10年前は常識であったことが、今の非常識になっていることも決して珍しいことではありません。テクニックというものは、変わっていくものなんですね。だからこそ、心構えだけは変わらないことが大切だと私は思っています。