石川 立行 院長
TATSUYUKI ISHIKAWA
患者さんは家族。
1人ひとりに寄り添う、地域のニーズに即した歯科医院。
日本歯科大学卒業。勤務医を経て、1994年に『石川歯科』を開設。2017年に移転。(都営浅草線/東急大井町線「中延駅」からすぐ)。
石川 立行 院長
石川歯科
品川区/中延/中延駅
- ●歯科
- ●小児歯科
困った人を助けてあげられる仕事にあることは、大変ありがたいこと
私は曾祖父から数えて、4代目の歯科医師ということになります。先だって、私の大学(日本歯科大学)が110周年を迎えたのですが、曾祖父はその設立に関与してたと聞いています。それ以前から歯科医師だったということを考えますと、120、30年前ということになるのでしょうか。私は誰に言われるでもなく、気づけばその道を継いだということになります。
歯科医師の仕事は、自分がおこなったものがそのまま結果として残っていくものです。自分が関わることで困った人を助けてあげられるという意味において、本当にやりがいのある仕事だと思っています。
『石川歯科』は、1994年に開院し、2017年10月に、エレベーターが設置された中延駅の目の前にある建物の2階に移転しました。フルフラットでバリアフリー仕様ということにもなりますし、少しでも通いやすい歯科医院にしていければと思っています。移転する前から通っていただいている患者さんには、「すごく通いやすくなった」と嬉しいお声を頂いています。
自分がしてもらいたい治療を患者さんに提供していく
自分が患者さんだったらこうしてもらいたい、ということを常に考えています。痛みがないこと、経済的な負担が少ないこと、そしてもちろん、再治療のない治療です。
再治療を避けるためには、まず、丁寧かつ精巧な治療が求められます。そしてあとは、どれだけメンテナンスに患者さんがいそしんでいただけるかどうか。最近は予防歯科という言葉をよく耳にしますが、これは言うまでもないことでしょう。勤務医時代からそこは気をつけていましたし、懇切丁寧なブラッシング指導をおこない、それを患者さんが実践していただくことによって再治療のない治療へとつながっていきます。もちろん、メンテナンスの意識を高めていただくことも私たちの責任であり、スタッフと協力して、患者さんのモチベーションを高めていけるように努めています。
痛みのない、納得のいく歯科医療を目指して
歯科で最も細い33Gの針と表面麻酔の組み合わせにより、ほとんど痛みを感じることなく麻酔はおこなえます。ちょっとしたコツと言いますか、粘膜を引っ張り、その粘膜が戻ってくる力を利用してあげれば、針が刺さる痛みはほぼ感じないようにできるものです。初めての患者さんは、「刺さったこともわからない」と一様に驚かれます。
さらに専門的なことを言いますと、麻酔薬を注入するスピードが早いと、患者さんは痛みを感じることがあります。体液と異なるものが体内に入ってくる違和感と言いましょうか、人によってはそれを「痛み」と感じる方がいらっしゃるのです。時間はいただくことになりますが、少しずつ少しずつ、そおっとやっていけば、その痛みも避けることができます。
私自身、昔から痛がりですので(笑)、だからこそこだわるのかもしれません。これも、自分が望む治療の1つですよね。
40歳から始めた障害者歯科
40歳に達した頃、「より人の役に立ちたい」と考え、障害者歯科に目を向けるようになりました。障害者歯科では、MR(Mental Retardation=知的障害)、CP(Cerebral palsy=脳性まひ)、Aut(自閉性障害)、Down syn(Down syndrome=ダウン症)の方達を対象とします。
始まりは、旗の台にある心身障害者福祉会館で月に1回の検診業務からでした。その後、飯田橋にある東京都心身障害者福祉センターで研修を受け、知識と経験を積んでから当院においても治療をおこなうようになったのです。
それなりの専門知識がなくては、すべての人を“普通”に診ることは難しいかもしれません。クリニックが移転し、エレベーターが使えるようになれば、これまでは難しかった脳性まひの方を診ることも可能になりますので、より多くの方を診ていくことができればと考えています。
これから受診される患者さんへ
懇意の患者さんからは、お口の疾患以外のこと、全身に関わる疾患についてもご相談を受けることがあります。無責任なことは言えませんが、私なりに調べ、アドバイスをすることもおこなっています。地域の医療機関として、自分にできる範囲のことはして差し上げたいですね。
お口の条件は、加齢によって年々、悪くなっていきます。それは仕方のないことではあるのですが、そのぶん、メンテナンスをしっかりおこない、定期的に歯科医院でチェックを受けていただければと思います。
私たちとしても、崩壊してしまい、半ば手遅れになってしまった状態を見るのはつらいものなのです。どうしても、「もっと早く来てくれれば…」と思ってしまいますからね。後悔を残さないためにも、是非、定期的に歯科医院を訪れる習慣をつけていただければと思います。
※上記記事は2017.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
石川 立行 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:音楽鑑賞&演奏(サックス)、テニス
- 好きな作家:伊坂幸太郎
- 好きな音楽:ジャズ
- 好きな観光地:東南アジア、沖縄
グラフで見る『石川 立行 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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