頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の原因
脊椎にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしている椎間板が、老化や強い衝撃などで線維輪がふくらんだり、線維輪に亀裂が生じて髄核が外にはみ出し、脊髄や神経根を圧迫して障害がおこるもの。字のごとく、頸椎に椎間板ヘルニアがおこったものを頸椎椎間板ヘルニアと呼ぶ。頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の症状
右か左の肩から上腕にかけてしびれや痛みが出る。進行すると両側に広がっていく。頸椎椎間板ヘルニア(ケイツイツイカンバンヘルニア)の治療
急性期には、薬物療法や温熱療法をおこないながら、安静にする。痛みが強い場合には、神経ブロック治療をおこなうこともある。手足のしびれ、歩行障害や排尿障害などの脊髄症状がある場合には、早期の手術も検討される。- 受診科目
- 整形外科
- ペインクリニック
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
頸椎椎間板ヘルニアの対処(治療)方法
1件中1~1件を表示
1 | < | PAGE 1/1 | > | 1 |
バランスのよい食事と適度な運動に加えて、心が躍る「生きがい」を見つけてほしい
廃用症候群とは、筋力が衰えるのにしたがって全身の機能が低下した状態のことをいいます。
何らかの病気によって長期にわたり安静状態にあった場合に筋肉量や体の機能が低下して生じるもので、高齢の方に多くみられるのが特徴です。
人間の筋肉量は20歳頃をピークに徐々に低下するとされ、70歳ではピーク時の約半分になるといわれます。筋力が低下するのは当たり前のことと言えますが、放っておくと歩行が困難になって転倒や骨折のリスクが高まったり、嚥下(ものを飲み込むこと)機能が低下して誤嚥性肺炎を起こしたりします。いずれの場合も入院が長引けば寝たきり状態になる恐れがあるため注意が必要です。
廃用症候群は高齢者が「要介護」となる大きな要因となっていますが、今のところ効果的な治療法は確立されていません。そのため何よりも大切になるのは、廃用症候群にならないため予防対策です。毎日の食事でたんぱく質をはじめとした栄養をバランスよく取ること、適度な運動を心がけること、さらに日々の暮らしが楽しくなるような「生きがい」を見つけるといいでしょう。