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ネフローゼ症候群(ネフローゼショウコウグン)の原因

大量のたんぱく尿が出て、血中のたんぱく質が減少するネフローゼ症候群は、腎臓自体に原因があって起こる一次性と、ほかの病院が原因で起こる二次性のふたつがある。一次性ネフローゼ症候群を起こすものには、微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症、膜性増殖性糸球体腎炎などがある。二次性ネフローゼ症候群の原因になるおもな病気には、糖尿病性腎症、全身性エリテマトーデスなどがある。

ネフローゼ症候群(ネフローゼショウコウグン)の症状

起床時にまぶたや顔がむくみ、立っていると足がむくんでくる。たんぱく尿やだるさをともない、進行するとむくみの部位は徐々に広がっていく。

ネフローゼ症候群(ネフローゼショウコウグン)の治療

一次性ネフローゼ症候群の中で最も頻度の多い膜性腎症は、特別な治療をせずとも半数の人が治癒するが、10~20%の人は徐々に腎機能が低下し、腎不全におちいる。二次性ネフローゼ症候群の場合は、原因となる病気の治療と並行し、安静にして、食事療法、薬物療法をおこなう。
受診科目
内科
腎臓内科