糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の原因
体内に摂取した糖分をエネルギーに変える糖代謝システムが正常に働かなくなり、糖分を使わないため血液中の当分がたまってきて高血糖になる状態。糖尿病は大きく2つに分類される。ひとつは、食事から摂取したブドウ糖を細胞に取り込み、エネルギー源に変える作用を促進するインスリンが、膵臓のβ細胞が破壊されることによって分泌されなくなる1型糖尿病。もうひとつが、よくない生活習慣が引き金となり、インスリンの働きが低下して高血糖状態が続く2型糖尿病である。糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の症状
のどの渇きや倦怠感、多尿、体重減少などの症状がみられるが、初期はほとんど症状がない。進行すると、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害などの合併症をともなう。糖尿病(2型糖尿病)(トウニョウビョウ)の治療
通常の社会生活を送ることができるよう、カロリーを抑える食事療法と運動療法が治療の基本となる。まず食事療法があり、次に運動療法、そして薬物療法となり、種類や症状によって、この3つを組み合わせて治療を進めていく。- 受診科目
- 内科
- 糖尿病内科
- 代謝内科
- 内分泌内科
この病気について9人の医師の見解があります。
医師から聞いた
糖尿病(2型糖尿病)の対処(治療)方法
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ライフイベントにおけるストレスや環境の変化で起こるうつ病
うつ病の特徴には、普段の体調と異なって気分が憂鬱で疲れやすい、やる気が出ない、物事をマイナス面にしか捉えられないといった気分の変調が現れます。そして、気分転換ができず、症状が持続する状態となります。うつ病が発症する年齢は幅広いですが、30〜60代が多くみられることも特徴的です。その背景として、仕事や結婚、退職などのライフイベントの変わり目において、大きなストレスと環境の変化が影響していると考えられています。うつ病の治療は、約90%が薬物療法です。患者さんの中には、薬物療法で過敏に副作用が現れる方もいます。その場合は、心理療法がメインとなることでしょう。
うつ病を予防することは容易ではありません。基本的には、自分を中心として取り巻く環境が変わった時に、うつ病は発症しやすくなります。その時点で、すぐにうつ病を発症するのか、あるいは時間が経ってから起きるのかは個人差があります。共通するのは、何らかのタイミングで心理的負荷がかかり、不眠や体調不良が起こります。その変化が起きた時に、しっかりと心身の休養ができることが大切です。