白血病(ハッケツビョウ)の原因
血液をつくる骨髄において、白血球系の造血幹細胞が癌化して異常増殖する病気。造血幹細胞はリンパ系幹細胞と骨髄系幹細胞とに分けられ、病気の経過から急性と慢性とに区別される。造血幹細胞が癌化する原因ははっきりとわかっていないが、後天的に造血幹細胞に生じた遺伝子異常によって発症するとみられている。放射線の被曝や発がん物質なども原因となる。白血病(ハッケツビョウ)の症状
出血しやすくなり、感染症にかかりやすくなる。貧血や発熱の症状がみられ、全身の倦怠感や動悸、リンパ節の腫れがみられることもある。白血病(ハッケツビョウ)の治療
急性と慢性とで対応は異なる。急性の場合では、まず白血病細胞を減らす目的で数種の抗がん剤を併用する寛解導入療法をおこない、平行して支持療法や地固め療法、または造血幹細胞移植などをおこなっていく。慢性骨髄性白血病の第一選択肢は分子標的治療薬の内服になり、効果が充分でないときには造血幹細胞移植も選択肢となる。- 受診科目
- 内科
- 小児科
この病気について4人の医師の見解があります。
医師から聞いた
白血病の対処(治療)方法
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発熱を伴う場合は思わぬ病気が隠れている可能性も。症状が長引くときは医療機関を受診してほしい
一般に「かぜ」として知られるかぜ症候群は、鼻水や咳、発熱などを伴う感染症です。ウイルスなどに感染し、のどの痛みや鼻づまりなど上気道の症状が現れるようになります。よく耳にする「鼻のかぜ」「咳のかぜ」はかぜ症候群で間違いありませんが、「お腹のかぜ」といわれるものは存在せず、正式には「感染性胃腸炎」などの診断がつきます。同じようにかぜ症候群も細かく検査をしてみると「上気道炎」や「急性気管支炎」だと分かることもあります。とはいえコロナ渦においては、発熱があると受診できなかったり、PCR検査しかしてもらえなかったりするケースも少なくないようです。一方で発熱の原因はかぜや新型コロナウイルス感染症に限りませんので、症状が長く続くときは医療機関を受診し。原因となっている病気を見つけてもらうことが大事です。特にお子さんの場合は自分の症状をうまく伝えることができませんから、保護者の方にはぜひ、お子さんの様子に目配りをして適切な対応を取っていただきたいと思います。