脳梗塞[脳血栓](ノウコウソク)の原因
脳の血管が詰まって血液が流れなくなり、脳の組織が死んでしまうもの。血管の詰まり方には2つのタイプがあり、高血圧や動脈硬化によって脳血管に血栓ができて詰まるのが脳血栓症で、心臓などでできた血栓が脳に運ばれて脳の血管をふさぐものが脳塞栓症である。脳梗塞[脳血栓](ノウコウソク)の症状
半身の運動麻痺やしびれなどの感覚障害、言語障害などがみられる。失行(状況に合わない行動をとる)や、失認(左右の区別がつかなくなるなど)などの症状を示すことも。脳梗塞[脳血栓](ノウコウソク)の治療
早く診断し、早く治療するほど治療効果が上がる。急性期には血栓を溶かす薬剤が用いられ(血栓溶解療法)、それが無効なとき、また発症から4・5時間が経過した場合には、カテーテルを用いた血栓除去、血行再開治療がおこなわれることがある。後遺症を少なく抑えるため、早期からのリハビリテーションが必要。- 受診科目
- リハビリテーション科
- 脳神経外科
- 脳神経内科