急性副鼻腔炎(キュウセイフクビクウエン)の原因
鼻炎や副鼻腔の粘膜にウイルスや細菌が感染して起こる。かぜなどによる鼻炎の炎症が副鼻腔に波及して発症するほか、咽頭炎や扁桃炎、虫歯などから細菌感染を起こして発症したり、鼻やその周囲に受けた外傷から菌が侵入して起こることもある。急性副鼻腔炎(キュウセイフクビクウエン)の症状
鼻づまりや黄緑がかった粘り気のある鼻汁がみられる。小鼻周辺の炎症部分に痛みがおきるのが特徴で、目の内側の痛みや頭痛、発熱をともなうこともある。急性副鼻腔炎(キュウセイフクビクウエン)の治療
原因である感染症を治療するために抗菌薬を投与したり、消炎薬や膿みの排出を促す薬も用いられる。ネブライザーなどで副鼻腔の換気と排泄を促す治療も有効。急性副鼻腔炎を何度もくり返したり長期化したりすることで慢性副鼻腔炎に移行することもあるため、早期に完治させておくことが重要。- 受診科目
- 耳鼻咽喉科
この病気について6人の医師の見解があります。
医師から聞いた
急性副鼻腔炎の対処(治療)方法
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日々の体調チェックが重大な病気を防げる
日本の高血圧の患者さんの数はおよそ4300万人程度と言われており、これを読んでおられるご自身もしくはそのご家族が血圧を下げる薬(降圧薬)を飲んでいるという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかし高血圧という状態の危険性を真剣に受け止めて日々の生活を改善したり薬の内服を“意識的に“している方はかなり少ないと思われます。健康診断で降圧薬を内服している方には必ず薬の名前を尋ねるようにしています。即答できる方は大体100人に聞いて2人程度、うる覚えの方が10人いるかといった感じです。処方する側の医師の説明不足も大きな一因と考えられますが、高血圧症の危うさの理解不足が表れているように思えます。これは高血圧それだけでは基本的にはすぐに症状が出ないことが原因でしょう。しかし長い時間が経過すると血管に負担がかかり続けることで大動脈解離や心筋梗塞、脳出血・脳梗塞といった致死的な病気を発症してしまう可能性があります。腎臓の血管も硬くなり透析導入の原因となることがあります。つまり症状が出た時には命に関わる病気となってしまっているのが高血圧症です。そうならないためには日々のメンテナンスが重要です。高血圧と言われたことがある方や降圧薬を内服している方は血圧を記録しましょう。
①ご自宅で血圧を1日2回測定し記録。座って2分程度落ち着いてから測定。
朝測定:起きたらトイレに行ってその後すぐに測定。
夕測定:寝る前に測定。測定前にタバコ・飲酒・カフェイン摂取はダメ。
②1週間の平均値が135/85 mmHg を超えていたら、その記録を持ってクリニックへ。
注:面倒だなと思った方はまだ高血圧の怖さが分かっていないと思われます。
誰でもすぐにできるメンテナンスとしては禁煙・減塩(1日6g)・運動(1日30分か週180分)・節酒(1日量の目安:ビールなら500ml、焼酎なら1杯、ワインなら3杯程度)などがあります。症状がなくても今始めないと結果は重大です。できることからすぐに始めましょう。