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アルツハイマー型認知症(アルツハイマーガタニンチショウ)の原因

多くは初老期に発症する。大脳の変性疾患であり、大脳が萎縮する病気。原因は明らかになっていないが、β-たんぱくの代謝異常が大脳の変性を進めるのではないかという説がある。

アルツハイマー型認知症(アルツハイマーガタニンチショウ)の症状

物忘れがひどい、記憶が混乱する(記憶障害)、日時や自分のいる場所・相手がわからない(失見当識)、失語障害や歩行障害など。

アルツハイマー型認知症(アルツハイマーガタニンチショウ)の治療

アセチルコリンエステラーゼ阻害薬やメマンチンなどの薬物療法が使用される。そのほか、抗うつ薬や抗精神病薬が処方される。
受診科目
精神科
脳神経内科

この病気について2人の医師の見解があります。

医師から聞いた
アルツハイマー型認知症の対処(治療)方法

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気づいた時点での生活習慣のケアなどが重要に

現在の日本は言うまでもなく、超高齢化社会でありアルツハイマー病型認知症の患者は増え続けています。症状として、「今朝の食事の内容」や「本日の予定」などを忘れてしまう、記憶障害が初期の症状として現れます。より進行すると、「歯磨きの仕方がわからなくなる」「服の着方がわからなくなる」といった、遂行機能障害などもみられます。さらに、怒りっぽくなる、意欲がなくなる、不安感が増してそわそわと落ち着かなくなる、大声、徘徊といった感情面や行動の変化も現れます。特にこのような症状はまわりの家族の方も苦労されると思います。認知症は進行性の疾患ですので残念ながら、認知機能低下を改善させる方法はなく、気付いた時点での生活習慣のケアなどが重要になってきます。規則正しい食事、睡眠、運動はさることながら、趣味を楽しんだり、まわりの人とのコミュニケーションを取ったりすることが、本人の充実感を増させ、認知症の進行を予防できます。必要に応じて、認知機能低下を抑える薬もございますので、まずは病院を受診し、血液検査や画像検査などの検査を受けた上でご相談いただきたいと思います。

田中 有咲 院長
Ariメンタルクリニック
田中 有咲 院長
大田区/蒲田/蒲田駅
●心療内科 ●精神科
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