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高血圧症(コウケツアツショウ)の原因

原因を特定できない本態性高血圧症と、身体のどこかに原因となる病気がある二次性高血圧症の2つがあり、頻度としては圧倒的に本態性高血圧症が多くなる。遺伝や塩分過多、肥満や老化など、さまざまな誘因があるとされる。

高血圧症(コウケツアツショウ)の症状

頭重感や肩こり、めまいやだるさ、動悸・息切れ、不眠などを感じることがある。症状が現われるのは血圧がかなり上昇してから。

高血圧症(コウケツアツショウ)の治療

降圧剤等の薬物による対症療法がおこなわれるが、もっとも大切なのは生活習慣の見直しで、食生活の改善、適度な運動の習慣、禁酒と禁煙がその根幹となる。二次性高血圧症の場合、原因となっている病気の治療をすることにより、高血圧症も改善する。
受診科目
循環器内科
内科

この病気について3人の医師の見解があります。

医師から聞いた
高血圧症の対処(治療)方法

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認知症は誰もがかかる可能性のある病気。進行に合わせて適切なサポートを

認知症は動脈硬化や生活習慣病などの影響によって発症すると考えられていますが、基本的には誰もがかかる可能性のある病気です。病気の発症には遺伝的な要因もあり、脳梗塞を経験している方の場合は進行が速いといわれます。

認知症はもの忘れ(記憶障害)から始まることが一般的で、穏やかだった人が怒りっぽくなるなど心理面・行動面に変化がみられるようになります。やがて進行すると今どこに居るのか分からなくなる、時間の感覚がなくなるといった見当識障害が現れ、さらに進行すると自宅のまわりを徘徊(はいかい)することもあります。

現在のところ認知症対する根本的な治療は確立されていないため、多くの場合症状はゆるやかに進行していきます。忘れっぽくなったことをご本人が気にしているようならまだ安心といえますが、周りの人が気付くような変化がみられた場合には症状が徐々に進行していると考えてよいでしょう。

認知症患者さんはご自分が認知症であることを受け入れられないケースが多く、日常生活を送るうえでは周囲のサポートが欠かせません。処方されたお薬を適切に使用するというのはもちろん、デイサービスや趣味を通じて周囲と関わる機会を持つことも大切です。患者さんご本人が楽しんで打ち込める、生きがいのようなものを見つけてあげてほしいと思います。

齋藤 拓郎 院長
さいとう内科クリニック
齋藤 拓郎 院長
所沢市/小手指町/小手指駅
●内科 ●放射線科 ●消化器内科 ●訪問診療

社会との接点を持ち続けることで症状の進行抑制が期待できる

私たち人間は成長するまでの過程で、話すこと/覚えること/食べること……などの能力を身につけます。認知症はこうしたさまざまな能力の低下が、加齢の速度よりも早く進行する病気です。認知症には日本人にもっとも多いアルツハイマー型認知症のほか、血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症の4つのタイプがあります。

認知症の症状にはもの忘れ(記憶障害)などの中核症状のほかにBPSDと呼ばれる周辺症状があり、怒りっぽくなったり、うつ症状が現れたり、食事ができなくなったりするほか、幻覚が見えるという方もいます。こうしたさまざまな症状によって患者さんご本人の生活維持が難しくなり、ご家族が支えきれない状態になることが大きな問題だと言えるでしょう。

現在まで、認知症は根本的な治療法は確立されていません。そのため患者さんには「治らない」ということをご理解いただいたうえで、一人一人がその人らしい生活を続けられるように、適切な治療や介護サービスを受けていただくことが重要となります。完治を望めない病気ではあるものの、デイサービスや友人との会話などを通して社会との接点を持つことにより、病気の進行を抑えることが期待できます。


任 博 理事長・院長
文京根津クリニック
任 博 理事長・院長
台東区/池之端/根津駅
●訪問診療 ●内科
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