にきび(ニキビ)の原因
毛穴に皮脂がつまり、そこにニキビ菌が増殖してできる皮疹。ホルモンの働きが関与しているとみられているが、詳しい仕組みはいまだ解明されていない。にきび(ニキビ)の症状
顔、胸、背中など皮脂の多い部分に小さなぶつぶつができる。炎症をおこすと赤くなり、膿をもつようになる。思春期に多い。にきび(ニキビ)の治療
毛穴のつまりにはアダパレンという塗り薬が、赤いぶつぶつや膿みを持った状態には、抗菌薬や過酸化ベンゾイル製剤を使用する。にきび跡の治療には、ケミカルピーリングやレーザー治療がおこなわれている。- 受診科目
- 皮膚科
- 美容外科
- 美容皮膚科
この病気について7人の医師の見解があります。
医師から聞いた
にきびの対処(治療)方法
7件中1~7件を表示
1 | < | PAGE 1/1 | > | 1 |
にきびと類似した病気を探す
- あせも[汗疹]
- 接触性皮膚炎[かぶれ]
- 尋常性疣贅
- 主婦湿疹[手湿疹]
- 水疱瘡
- 風疹[三日はしか]
- はしか[麻疹]
- 白癬
- 帯状疱疹
- 溶連菌感染症[猩紅熱]
- 乾癬
- 疥癬
- 伝染性紅斑[りんご病]
- 扁平苔癬
- 単純疱疹[ヘルペス]
- ベーチェット病
- 皮膚掻痒症
- 皮膚筋炎
- 梅毒
- 尖圭コンジローマ
- 不安症[神経症]
- ツツガムシ病
- 全身性エリテマトーデス
- 紫斑
- サルコイドーシス
- 結節性多発性動脈炎
- ぎょう虫症
- 強皮症[全身性進行性硬化症]
- 川崎病
- 多形滲出性紅斑
- アミロイドーシス
- 甲状腺機能低下症
- アトピー性皮膚炎
- 皮脂欠乏症(乾皮症)
- あかぎれ
- ケロイド
- 乳児血管腫(いちご状血管腫)
- サル痘
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- アレルギー性皮膚炎
- 蕁⿇疹
- 金属アレルギー
- 肥厚性瘢痕
- 蕁麻疹
- 水いぼ
- 肝機能障害
思春期ニキビと大人ニキビ。原因によって異なるアプローチが必要
一口にニキビといっても、その原因やできやすい場所などは年齢によって異なります。たとえば中学生や高校生など思春期の頃にできるニキビは、おでこや鼻筋などの“Tゾーン”にできやすいのが特徴です。
思春期ニキビの原因としては、皮脂分泌が過剰になること、スナック菓子や糖分の多い飲料など脂質や糖質の多い食事を取り過ぎることなどが挙げられます。また間違ったスキンケアを続けていたり、睡眠不足に陥ったりすることもニキビの悪化を招くため注意が必要です。医師の診断のもと適切な治療薬を使い、症状の改善を目指しましょう。
一方で20歳を過ぎた方にみられる“大人ニキビ”はフェイスラインや顎、首筋にできやすいのが特徴です。大人ニキビの発症メカニズムは思春期ニキビとまったく異なり、多くの場合はホルモンバランスの乱れによるものです。
大人ニキビは過度なストレス、不規則な食習慣、睡眠不足などが原因になる反面、こうした生活習慣を見直すだけでも症状の改善が期待できます。またニキビ跡に対してはフォトフェイシャルやピーリングといった自由診療に対応しているクリニックもあるため、医師に相談してみるとよいでしょう。