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この病気について3人の医師の見解があります。
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歯肉炎とは何らかの原因で歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすい状態を指します。歯の表面にブラケットを付けるワイヤー矯正治療中は、装置に汚れが付着しやすいため、歯肉炎になるリスクが高まると言われます。矯正治療をスタートする前には正しいブラッシング法を身につけ、適切なプラークコントロールを行えるようにする必要があるでしょう。
CM等で見られるように、歯みがきで歯ぐきから出血が起こる状態が歯肉炎です。お口の中の食べかすなどが細菌と結びついてプラークとなり、それが歯石となってこびりつくと、歯肉に炎症が起き、そこに歯ブラシが当たると出血が起こるのです。歯肉炎は歯周病の手前の状態と言えます。歯周病は歯を支える骨が溶けてしまう病態ですので、歯肉炎の段階で早めに治療をすることが重要になってきます。実際のところ、患者さんご自身が歯ぐきからの出血や、噛むと痛いという症状を自覚した段階では、歯周病になってしまっているケースが大半と言えます。ただ、そこから歯石を取り除き、適切な歯みがきを続けていけば、健康的な歯ぐきに戻り、問題なく生活できることも十分にあり得ますので、症状を自覚されたら早めに検査を受けることをお勧めします。
健康な歯ぐきが歯肉炎となり、その後に歯周病という経緯をたどることになります。歯周病は骨の病気ですから、ここまでいくと危険水域と言えます。ですから、歯肉炎の段階で食い止めることが重要で、そのためには歯科医院における定期検診と毎日の歯みがきが大切になります。しかし、実際のところ、歯みがきについてちゃんと指導された経験のある方は少ない印象があります。お口の中の状態はその人その人で異なります。ご自分に合った歯みがきの方法を身につけるためにも、歯科医院での定期的なチェックが重要になってくるのです。歯科医院に定期的に通うことを習慣とするには、小さな頃から歯医者さんに慣れていくことでしょう。その雰囲気に慣れていれば、いざ治療となってしまった場合にも、容易に治療を受けることも可能になります。海外では、虫歯にならないために歯科医院に通うことが一般的になっていて、いわば、プラスの存在です。それが日本では、例えば、「そんなことしてたら歯医者さんに連れていくからね!」と言ったように、ともすればマイナスのイメージが付きまといます。歯医者さんに行くことが罰であってはなりません。その子の将来のためにも、歯科医院に通うことをポジティブなものにしていくことが求められます。
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歯肉炎とは何らかの原因で歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすい状態を指します。歯の表面にブラケットを付けるワイヤー矯正治療中は、装置に汚れが付着しやすいため、歯肉炎になるリスクが高まると言われます。矯正治療をスタートする前には正しいブラッシング法を身につけ、適切なプラークコントロールを行えるようにする必要があるでしょう。