ホルモン補充療法の原因・症状とは?

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ホルモン補充療法の原因・症状・治療方法

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男性にも女性ホルモン、女性にも男性ホルモンが必要です

「女性ホルモンは女性だけのもの」「男性ホルモンは男性だけのもの」と思われがちですが、実際には男女ともに、エストロゲンとテストステロンの両方を体内で作っています。大切なのは、どちらか一方ではなく、年齢や体調に応じた“バランス”です。性ホルモンは生殖機能だけでなく、骨、筋肉、血管、脳、気分、活力など、全身の健康維持に深く関わっています。
男性では、テストステロンの一部が体内でエストロゲンに変換されます。このエストロゲンは、骨密度を保ち、骨粗しょう症を防ぐうえで重要です。また、血管をしなやかに保ち、脂質代謝にも関わるため、動脈硬化や心血管リスクにも関係します。加齢によってテストステロンが低下すると、それに伴ってエストロゲンも不足し、骨量低下や体力低下、気分の落ち込みなどが起こることがあります。
一方、女性の体内にもテストステロンやDHEAといった男性ホルモンが存在します。これらは筋肉量、骨密度、集中力、意欲、疲労感、性機能などに関わる「元気を支えるホルモン」です。加齢や卵巣機能の低下によりアンドロゲンが減少すると、慢性的な疲れ、気力低下、筋力低下、骨粗しょう症リスク、性的欲求の低下などがみられることがあります。
ただし、ホルモン補充療法は「なんとなく元気がないから始める」ものではありません。男性のテストステロン補充療法では、前立腺、血液濃度、睡眠時無呼吸、心血管疾患などの確認が必要です。過剰投与では、エストロゲンへの変換が増え、女性化乳房や乳房の痛みが起こることもあります。
女性へのテストステロン療法についても、国際的には主に閉経後女性の性的欲求低下障害に対して、慎重に検討される治療とされています。投与する場合も、生理的範囲を超えない少量で、血中濃度や副作用を確認しながら行うことが重要です。
ホルモンは多すぎても少なすぎても不調につながります。疲れや気分の落ち込み、筋力低下、骨密度低下、性機能の変化などが気になる場合は、自己判断でサプリメントやホルモン製剤を使うのではなく、医療機関で血液検査や症状の評価を受け、自分に合った方法を相談することが大切です。

田島 祐 院長

あおぞらクリニック

田島 祐 院長

  • 杉並区/阿佐谷南/阿佐ケ谷駅
  • 内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科 ●アレルギー科
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