早発卵巣不全の原因・症状とは?

早発卵巣不全(ソウハツランソウフゼン)の原因

早発卵巣不全とは、40歳未満で卵巣機能が低下し、月経が止まってしまう状態。原因は不明なことが多いが、染色体や遺伝子の異常、免疫バランスの崩れなどが関係すると考えられている。また、卵巣の手術や抗がん剤治療、放射線治療などによって卵巣機能が低下し、発症が見られることもある。橋本病や全身性エリテマトーデス(SLE)などの自己免疫疾患を合併するケースも見られる。

早発卵巣不全(ソウハツランソウフゼン)の症状

月経不順を経て、最終的に無月経となるのが代表的な症状。40歳未満で3か月以上月経がみられない場合には注意が必要となる。女性ホルモン(エストロゲン)の低下により、顔のほてり(ホットフラッシュ)やのぼせ、発汗など、更年期障害に似た症状が現れることもある。また、、長期間放置すると骨密度の低下による骨粗鬆症や、動脈硬化など全身への影響が生じることがある。不妊症の原因となるケースも少なくない。

早発卵巣不全(ソウハツランソウフゼン)の治療

妊娠を希望するしないにかかわらず、ホルモン補充療法が必要となる。妊娠を希望するケースで様々な治療が試みられているが、現状、有効性のあるエビデンスは乏しい。治療は一般的な閉経年齢頃まで継続されることが多く、また、甲状腺疾患や自己免疫疾患など、合併疾患がある場合には、その治療も併せて進めていく。

【受診科目】

  • 産婦人科

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早発卵巣不全の原因・症状・治療方法

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早発卵巣不全は様々な疾患リスクとなる

早発卵巣不全(Premature ovarian insufficiency; POI)は40歳未満で卵胞が枯渇することで正常な卵巣機能が失われ、低エストロゲンおよび高ゴナドトロピン状態を伴う無月経を特徴とし、生殖器官としても内分泌器官としても機能しなくなる病状です。
POIの病因として自己免疫性や遺伝性などが挙げられますが、その原因は多岐に渡ります。POIは不妊や卵巣欠落症状や心血管系疾患や骨粗鬆症リスクの上昇をきたすことが多いです。その中でも卵巣手術や化学療法、放射線療法が原因となるものを医原性POIと呼びます。医原性POIの中で特に両側卵巣摘出による外科的閉経では卵巣欠落症状が自然閉経と比較して更年期症状が急激に重篤化および長期化しやすく、精神神経症状もきたしやすいと言われております。また、1年間で6.7%骨密度が低下するとされており、長期的なヘルスケアにも影響を及ぼします。ホルモン補充療法(Hormone replacement therapy; HRT)は、これらの卵巣欠落症状を中心とした更年期症状の改善や心理的・感情的変化や不安症状の改善、骨粗鬆症の予防などのヘルスケアに有用とされています。

向井 隆文 院長

メディカルパーク辻堂【2026年6月1日開院予定】

向井 隆文 院長

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