カンピロバクター腸炎の原因・症状とは？
カンピロバクター腸炎（カンピロバクターチョウエン）の原因
カンピロバクター・ジェジュニ菌かカンピロバクター・コリ菌に汚染された鶏肉などを摂取することによっておこる。ペットなどの便から幼児に経口感染するケースもみられる。
カンピロバクター腸炎（カンピロバクターチョウエン）の症状
感染性胃腸炎の1つ。強い腹痛と下痢などの症状がおこる。鶏や牛、豚などの生肉を加熱せずに食べることによって感染しやすい。
カンピロバクター腸炎（カンピロバクターチョウエン）の治療
症状を抑える対症療法が中心。重篤な場合、マクロライド系抗菌薬による治療をおこなう。
【受診科目】
- 内科
- 小児科
※1人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
カンピロバクター腸炎の原因・症状・治療方法
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「焼き鳥」で食中毒？ 症状や予防法を解説
カンピロバクターは、鶏などの家畜の腸内に生息している細菌です。十分に加熱されていない肉を食べたり、調理中に汚染されたりした器具を介してヒトに感染すると、食中毒を引き起こすことがあります。
主な症状は、発熱、下痢、腹痛のほか、血便がみられることもあります。これらの症状は多くの場合で自然に軽快していくため、診断がつけば特別な治療は行われないことが一般的です。必要に応じて整腸剤などを使いながら、十分な水分と休息をとりながら回復を待ちます。症状は通常、5日程度で自然に軽快していく事が多いですが、自己判断はせずに医療機関を受診するようにしてください。
カンピロバクターは食肉が冷蔵・冷凍されていても長期間生存することが分かっています。鶏肉を調理するときはしっかりと過熱することを心がけ、焼き鳥を食べるときは肉に火が通っているかどうかを確認するとよいでしょう。
町田北口消化器・内視鏡内科クリニック
菅野 朝 院長
- 町田市／森野／町田駅
- 内科 ●消化器内科 ●内視鏡内科 ●肝臓内科