バセドウ病の原因・症状とは?
バセドウ病(バセドウビョウ)の原因
血液中に甲状腺刺激物質ができ、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて起こる病気。からだは外部から侵入した非自己の物質に対して抗体という物質をつくって対抗するが、バセドウ病になると甲状腺ホルモンの受容体に結合する抗体がつくられ、甲状腺を刺激するようになってしまう。
バセドウ病(バセドウビョウ)の症状
甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる病気の総称を甲状腺機能亢進症と呼び、このうち最も頻度の高いのがバセドウ病。甲状腺が腫れて大きくなり、眼球の突出、動悸・息切れ、ほてり、手足のふるえ、脱力感などが現われる。食欲が増進するにもかかわらず食べてもやせる、イライラする、口が乾く、なども特徴。
バセドウ病(バセドウビョウ)の治療
根本的な治療法はない。甲状腺ホルモンの合成を抑える抗甲状腺剤を使用したり、甲状腺を破壊する放射性ヨードの内服や、甲状腺を部分的に切除し、ホルモン分泌を抑える手術療法がおこなわれる。
【受診科目】
- 内科
- 代謝内科
- 内分泌内科
※3人の医師がこの病気について述べています
医師に聞いた
バセドウ病の原因・症状・治療方法
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食べているのに痩せていく……もしかしたらバセドウ病かも!?
バセドウ病は、遺伝的な背景を踏まえて発症する自己免疫疾患です。体内にTSH受容体に対する抗体がつくられ、甲状腺ホルモンの生産が過剰になるためにさまざまな症状を引き起こします。主な症状としては動悸、発汗、下痢などのほか、食欲増進に反して体重減少がみられるのもバセドウ病の特徴です。しかし高齢患者さんの中にはこれらの症状が現れないケースもあるため注意が必要です。
治療では抗甲状腺薬などを使用することが一般的で、薬物療法による効果がみられない場合には手術やアイソトープ治療が検討されることもあります。バセドウ病は妊娠可能な年齢の女性に多くみられる病気ですが、妊娠している女性には使用できないお薬もあります。受診の際は妊娠の有無や妊娠を希望するかどうかなども含めて医師にご相談いただくとよいでしょう。
ひろむら内科クリニック
広村 宗範 院長
- 稲城市/矢野口/矢野口駅
- 糖尿病内科 ●内分泌内科 ●内科
バセドウ病は適切な診断・治療によって症状の改善が期待できる
バセドウ病は免疫の異常によって発症すると考えられるものの、はっきりとした原因は分かっていません。40~50代の女性に多くみられるほか、患者数全体の約9割が女性ということも特徴です。主な症状としては動悸・息切れ・体重減少などがあるほか、甲状腺がある首のあたりが腫れることもあります。
バセドウ病が疑われる場合は血液検査や心電図検査などによって確定診断を行い、バセドウ病が判明した場合には内服薬による治療が行われることが一般的です。内服薬によって甲状腺のはたらきを抑制できれば徐々にお薬の量を減らしていき、全体の7割程度の患者さんは寛解に至る(症状が落ち着く)とされます。
渡辺医院
渡辺 周之 医師
- 市川市/新田/菅野駅
- 内科 ●小児科 ●皮膚科
動悸や息切れ、体重減少がみられたら「バセドウ病」かも?
バセドウ病は、甲状腺に対する自己免疫の異常によって起こる病気です。本来であれば体を守るはずの免疫が異常を起こし、自分自身の甲状腺にあるTSH受容体に対する自己抗体がつくられます。自己抗体は甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるようになります。その結果、甲状腺機能が亢進し、さまざまな症状が現れます。
代表的な症状としては、動悸や息切れ、発汗の増加、体重減少などがあり、健康診断の心電図で不整脈を指摘されて気付くケースもあります。また、眼球が前に出てくる「眼球突出」も特徴の1つです。
治療には主に3つの方法があり、もっとも一般的なのは内服薬による治療です。このほか、甲状腺を切除する手術や、放射性ヨウ素を用いたアイソトープ治療が選択されることもあります。
バセドウ病は自己免疫疾患であるため明確な予防法はありませんが、喫煙やストレスは発症や悪化のリスクとされており、禁煙やリラックスした生活を心がけることが大切です。
北柏駅前内科・糖尿病・甲状腺クリニック
末吉 剛 院長
- 柏市/根戸/北柏駅
- 内科 ●糖尿病内科 ●内分泌内科